信仰

1、信仰について

この世界には様々な神がおり、神々やその化身が姿を見せています。それぞれ敵対していたり協力関係にあったりと様々です。


2、神王教

この世界を生み出したという王と呼ばれる神を信仰する宗教です。一神教であり、王以外の竜やその他の神を神と認めていません。


【神として認められているもの】

光輝の王、冥漠の王

この世界を生み出したと言われている唯一神。

光輝は創造、光、混沌、命を司り、冥漠は破壊、闇、秩序、死を司っている。

この神は一つの身体に二つの精神を宿しており、どちらかが欠けるということはない。今はこの世界のどこかで眠りについており、その存在については彼の使徒により伝えられ続けている。

彼の生み出し育んだ守護者と呼ばれる存在は王の使いとして敬われるが、彼を裏切ったとされている竜を始めとしたその他の存在たちは悪魔と言われ嫌厭されている。


3、始祖竜信仰

始祖の竜と呼ばれる存在を信仰する宗教です。多神教であり、始祖の竜を含めた竜族を神と認めています。神王教とは敵対しており、また他の神と呼ばれる存在については公式に認めてはいないものの敵対はせず同盟を結んでいるところもあります。


【神として認められているもの】

大地、海、炎、風、雷、水の六属性を宿す始祖の竜及びその子孫である竜族たち

始祖の竜がどこから来たのか、どういう存在であったのかを記したものは遥か昔に喪われており、今となっては始祖当人たちと王やその御使いのみが知るものとなってしまっている。彼らは光輝、冥漠の王の玉座につこうと目論んでいる存在であり、彼らの血によってこの世界に住まう者たちは魔法、魔術と呼ばれる力を扱うことができている。また始祖の竜の殆どは自らを信仰する者に自らの加護を与える。

序列としては上記の並びのまま、大地が最も崇高な存在であり、水がもっとも下位の存在であるとされている。

また信仰する始祖毎にそれぞれ特徴があり、例として海が最も他宗教に寛容である。


4、その他の宗教

上記二つに当てはまらない神々です。各地で信仰されています。光輝の王が生み出したものの守護者足り得なかった存在や、この世界の外側に存在する異形の存在なども含まれています。


5、供物

人々の信仰心はもちろんのこと、様々な供物を彼らは好みます。基本的に心がこもっていれば何であっても受け取りますが、特に好む供物は以下の通りです。(現状始祖の竜のみ)


【大地の始祖】

大好物 王の信者の首

好物 作物全般、鉱石、四足の獣の肉、海の竜

嫌い 鳥の肉


【海の始祖】

大好物 花

好物 琥珀、魚介類、装飾品、刺繍、櫛

嫌い 遺骸(種族問わず)


【炎の始祖】

大好物 辛い食べ物

好物 煙草、加工された飲料(珈琲紅茶炭酸飲料等)、ジャンクフード、油

嫌い 王の信者の首、竜族


【風の始祖】

大好物 研究成果

好物 書物、人工物全般、餡子の使用されたお菓子、希少度の高い物品

嫌い 昆虫


【雷の始祖】

大好物 ?

好物 ?

嫌い ?


【水の始祖】

大好物 水と大地の竜を除いた他の属性の竜族の遺骸

好物 鉱石、水に関係するもの、蛙、ネズミ

嫌い 大地の竜

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