世界観

この世界には四つの大きな国家と、それぞれの領地の中にいくつかの小国が囲われる状態で存在しています。

小国について公式では特に考えていません。ですが、それぞれの四つの大きな国の名前はそれぞれウィツィカトル公国、プロメティア帝国、白辰、滄劉という名前です。

また、公国、帝国、白辰はそれぞれ小国を従えていますが、滄劉は統一民族でありそれがありません。帝国は時折小国同士の戦争などが起きたりするようです。


【ウィツィカトル公国】

成人年齢 16歳

王を信仰している存在が多く暮らしており、魔族竜族はあまりいません。また、唯一始祖の竜がいない国です。

王の加護を受けているため豊かな森に囲まれています。

家はレンガ造りの童話に出てくるような可愛らしい家々が多いです。

守護者との関わりが深く、首都では彼らから贈り物として眷族が与えられることがあり、召喚士が傾向として多く輩出されています。

竜を信仰している存在などは差別の対象となることが多くある他、過激なところだと王や守護者の姿に最も近しい人間が優れているという考え方の元、他種族を虐げる場所もあるようです。


【プロメティア帝国】

成人年齢 18歳

領土の半数が荒地であり、堅固な城を持つ国です。

四つの国の中で最も領土が広く、地域によって特色が大きく異なるのが特徴です。

首都の方は基本的にあまり装飾を好みませんが、勿論例外もあります。

(首都は西洋系ですが、首都から離れると空気がかなり変わってくるようです。中国系などやアメリカ系の町など様々です。)

大地の始祖と雷の始祖、水の始祖の三柱がこの国にいます。

信仰としては始祖竜を信仰していることが多く、竜族は神の子として崇められることもあります。

しかし竜族たちの力に目をつけ、まだ自衛もできない幼体を攫っては様々な技術と引き換えに白辰へ引き渡している者も存在しており、時折問題視されています。

公国ほど他宗教に敵対的ではありませんが、王を信仰する者には少し住みづらい場所です。


【白辰】

成人年齢 18歳

天高く聳え立つ塔とその周辺にいくつも立つ塔が特徴的です。領土の殆どが砂漠です。

首都に近づけば近づくほど科学力が上がっていきます。また稀に非人道的な実験を行うため、力のない存在は一方的な攻撃を受けることがしばしばです。

炎と風の始祖がこの国にいますが、信仰をされているわけではありません。

首都に住む存在の殆どは無宗教であり、それ以外の場所では竜や王以外の神を時折信仰しているのがわかります。また国民性として他者に対して無関心なことが多く、そのためほとんど差別はありません。反面非人道的な研究に狂っている人間も多く、危うい場所であるため様々な意味での力がなければ生きていくのは困難でしょう。


【滄劉】

成人年齢 20歳

島の上と海底に領土を持っています。それぞれ上部と下部と呼ばれ、竜族の魔術により行き来が可能となっています。

海の始祖がいますが、ここは最も他の宗教に対して寛容であり、差別もありません。

海に囲まれた場所であるためか、現代世界でいう日本に似た独特の文化を持っています。

どこへ行っても白亜の町並みが広がっている、美しい国です。基本的に観光地として有名です。

首都は海底にあり、大きな城が一つあります。

竜族たちが張っている結界の効果で海底での生活ができるようになっているため、絶対的な信仰対象でこそありませんが少し特別な存在として見られています。

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