モンスター図鑑2


評価基準説明:

S:測定不能、世界の危機

A:複数の国が連携して対応にあたる必要がある

B:国全体で一丸となって対応にあたる必要がある

C:国が主体で対応に当たる必要がある

D:街全体で対応する必要がある

E:村全体で対応する必要がある

F:大人が複数人で対応出来る

G:大人1人で対応することが出来る

H:子供1人で対応することが出来る


図鑑No.8

種族名:インフェリアフロッグ

脅威度:G-

図鑑説明:

最低級のカエル系魔物の成体。

大きさは大体普通の大人が両手で持ち上げる程。

その体内と皮膚の表面に毒を保有している。

手足がしっかりと生え、それとは逆に幼体のころに使われた尾びれが退化した。

オタマジャクシ時代と比較して身体がかなり大きくなり、身体能力も大幅に上昇している。

水の内外両方で生活することができる。

子供だけで相対するのは少々危険だが、注意していればそこまで苦労せずに退治することができる。


図鑑No.9

種族名:ヴァレルフイッシュ

脅威度:G-

図鑑説明:

魚型の魔物。

大きさは大体普通の大人の手のひら程度だが油断は禁物。

鱗の一枚一枚がかなり鋭利であり、触れるだけで薄皮が斬れてしまう。

そしてその鱗の特徴は鋭さだけでは無く、堅さにもある。

鉄と同程度の堅さを持っており、木の棒程度では傷つかない。

そしてなんといっても彼らは戦闘の際に、その鱗を弾丸のように飛ばして攻撃する性質を持ち合わせている。

ヴァレルフィッシュを見かけたら、なるべく大人が対処するようにしよう。


図鑑No.10

種族名:キラーウォータービートル

脅威度:G

図鑑説明:

水棲昆虫型の魔物。

大きさは大体普通の大人が両手で持ち上げる程。

頑丈な外骨格に加えて、強靱な顎を有しており、石ころ程度ならば容易にかみ砕くこともできる。

そのため噛まれると非常に危険、肉を削がれる場合もある。

その見た目の印象よりも素早く、中々捕まえることができないうえ、ちょっとやそっとの攻撃ではびくともしない。

網などで罠を張って動きを止めた後、外骨格の隙間を狙って刃物を差し込んだり、鈍器で頭を潰すなどして倒すようにすること。

準備もなしに挑むことはおすすめしない。


図鑑No.11

種族名:ソードテイル

脅威度:G

図鑑説明:

魚型の魔物。

大きさは大体普通の大人の指一本程度。

その尻尾の鋭さは凄まじく、切れ味が良いナイフそのものと言って良い。

果物ならばサクサク切れるし金属でもある程度までなら、そのことから討伐個体の尻尾が商品として売られていることもしばしばある。

よく注目されている尻尾に隠れがちであるが、尾びれを動かす筋肉が異様に発達している。

それにより斬撃を飛ばしたりすることもある。

縄張り意識が強く、不用意に自分の領域に入ってきたものにむかって攻撃をしてくるため、彼らの生息域に子供だけで向かうのは非常に危険である。


図鑑No.12

種族名:ジェノサイダーウォータービートル

脅威度:F-

図鑑説明:

水棲昆虫型の魔物。

大きさは大体普通の大人が両腕で抱える程。

キラーウォータービートルが進化した個体。

キラーウォータービートルが有していた身体能力が大幅に上昇している。

さらに高い再生能力を持っており、少しのダメージではその動きを止めることはない。

すごく大食漢で、周囲の生態系を荒らしてしまう。

網程度ならば食い破ってしまい、何人かで役割を決めて連携しなければ、動きを止めることすら難しい。

一人で挑むのはおすすめしない。


図鑑No.13

種族名:サーベルテイル

脅威度:G+

図鑑説明:

魚型の魔物。

大きさは大体普通の大人の指一本分程度。

ソードテイルという魔物の中で数々の戦闘を熟した個体。

尻尾がさらに太くたくましく成長し、その様はまさに剣のようと言われている。

実際に本物の剣と打ち合うことができるほどで、その時にはカーンという金属同市が打ち合ったような音がなり響くらしい。

その切れ味はさらに増しており、丸太をも切ることがあるそう。

誰か腕っ節のある人に頼るのが良いだろう。


図鑑No.14

種族名:ポイズンタッドポール

脅威度:G

図鑑説明:

毒属性を持った低級のカエル系魔物の幼体、が成長した姿。

大きさは大体普通の指一本分程度。

身体能力は少しだけ上がり、強力になった毒を保有している。

身体が小さいため大人でもその動きを追うことは難しく、かまれると呼吸が苦しくなり死に至ることもある。

目撃例があった場合は直ちに水の中から上がって、網などを用いて触れないように捉えることを推奨する。

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