私が私であるために。

視野を広げたい。

知識を積みたい。

努力を重ねたい。

何度だって、変わらずここで祈るように零してしまう。

心から思う、怠惰に負けたくないな、と。

何よりも、私が私であるために。


将来いい仕事について、お金を沢山稼げるとか、

技術と知識があれば、将来選ぶ側に立てるとか、

理屈は、わかる。理解は、している。

だけれどどうしてか、それでは私の心はこれっぽっちも動いてくれなくて。


良くないんだと、思う。

あまりにも感情に縋りすぎている私の生き方というものは。

だって、言葉を変えてしまえば、それは自己中である、というだけなのだし。


それでもきっと、私はそうなんだろうなと思う。

私はきっと好きの後を追って、知らない景色を見るために、生きていける。


だから、怠惰には負けたくないな、と思う。

私にとってこれは酷く壮大な戦いである。

少し、勝てたかと思えば動けなくなったりする。

難しくて、やっぱり弱い私は何度だって逃げたくなってしまうし、そんな自分の姿がまた嫌悪感を唆る。


でもね、負けたくないんだ、やっぱりね、どうしても。


私は、私なんだと。

積み重ねたその先で言える日をずっと待っている。

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