「本との出会いと人との出会いは、ちょっと似てるなぁと思ったりします。」
すごく素敵な言葉だなと思いました。
妙に覚えている本ってありますよね。私は宮沢賢治の「ほらぐま学校を卒業した三人」という作品が強く印象に残っています。小学生の時に読んだので細かいところは忘れてしまっているのですが、未だにたぬき(だったと思います)がうさぎの耳を食べるシーンが強く印象に残っています。もしかしたら間違えて覚えてるのかもしれないですけど、「宮沢賢治ってこんなえげつないもの書くんだ」と思った作品でした。あと、「カイロ団長」っていう作品も、かえるの首を切る音の表現がやたら生々しくて、未だにしっかり覚えています。
「カイロ団長」は電子辞書で読めたのですが、「ほらぐま学校」の方は久しく読めていないので、これを機に探して読んでみようかなと思いました。
作者からの返信
ほらぐま学校もカイロ団長も読んだことないんですけど、ちょっと興味湧きますね。覚えている部分って、私の場合、本筋とは関係ない描写の部分だったり、理由がよくわからなかったりもします。人の記憶はなかなか面白い分野です。
エッセイ、読みに来てくださってありがとうございます。飛ばし読みでまったく問題ないので、また気が向いたら遊びに来てくださいね。
要所要所で助けてくれる人、本、文章を手に入れられるのは。
そこに、かしこまりこの強さがあるからだ、と思います。
目の前にある助けに気が付かないことも多いからね。
だけど、助けは必ず来る。必要な人のもとには、どこかから助けが来る、と水ぎわは信じています。
水ぎわが一番苦しい時に思い出すのはこの一言です。
「人には、一人でも生きていける強さがある。しかし、一人で生きていく“必要”はない」
かつて、19歳のクラブシンガーから教えてもらった一言です。
いまだに心の底に残っていますね。
作者からの返信
師匠、コメントありがとうございます! その19歳クラブシンガーさん、いいこと言いますね。いつまでたっても残る言葉ってありますよね。
私の強烈に残っている本は子どもの頃に読んだアンネフランクの『アンネの日記』です。子ども向けに編集されたものだと思いますが、過酷で時に残酷なはずの隠れ家や収容所での日々を前向きに生きようとしている姿が描かれていたのがすごく心に残っています。
大人になってからも妙に心に残るお話ありますよね。名前は出てこないですが。
作者からの返信
文郁さま、あわわわわ。コメ返し忘れてました。ごめんなさい!
「アンネの日記」私も思春期に読んで、すごくおしゃれというかおマセというか、キラキラしてて、びっくりした記憶があります。
今読むと、おそらく母親の視点でアンネさんを見てしまうので、号泣してしまいそうです。
大人になってからも妙に心に残るお話、ありますよね!
コメントありがとうございました。
同じように思ってしまいました。
確かに、キッチン、読みましたけど、今、読み返しても、たぶん覚えてないって思います。文章がすごく洒落ていたという記憶しかありません。
まりこさん、エッセイがうまいよね、題材も面白いし。
作者からの返信
キッチン、なんかつかみどころのない、不思議な話ですよね。二度も読んだのに、私も「文章がすごく洒落ていた」という記憶しかないです。あ、あとアールグレイの描写と、茶がゆとカツ丼も覚えてます。w
題材が面白いとか言っていただいて嬉しいです! いつも、こんなつまんないもの書いてごめんなさい、と思いながら書いているので、コメントとても励みになります。
エッセイにも書きましたが、芥川龍之介の蜜柑ですね。
大学入試の模試で出てきた文章がずっと忘れられなくて、大人になって捜しました。
五感に訴えてくる描写は、ずっと忘れられないです。
作者からの返信
蜜柑、読んでないですねー。また読まないといけない本が増えました。w
大学入試の模試で出てきた文章がずっと忘れられなくて、大人になって探したなんて、運命的な出会いでしたね。やっぱり作品も一期一会ですね。コメントありがとうございます!
妙に覚えている本ですか。
ちょっと考えてみました。
そういえば、と思い出した本があります。
子供の頃に読んで題も何も覚えてないのに忘れられない。もう一度読みたいと探しても見つけられなかった本があります。
昔のイタリアあたりのガラス職人の話で、当時貴重だったガラス職人を王さまが技術をよそに盗まれないように、1つの島に閉じ込めてガラスを作らせ続ける、という話でした。こう書いてみるとどこに心惹かれたのかよく分かりませんが。
絵本だったはずで、思い出すとガラスを溶かす熱で真っ赤だった紙面、美しいガラス細工と閉じ込められた職人の苦しみのような狂おしい感情が印象に残っています。
本との出会いと人との出会いが似ているというのは素敵ですね。
イギリスの出産は直帰が普通とは(;゚Д゚)!
まりこさん、ロンドンで2人とも出産されたとは、ロンドンも長かったのですか?
産休の話もとても興味深いです。
いつも私の質問にお付き合いくださりありがとうございます♪
作者からの返信
おはようございます(メルボルン時間)。サウスダコタではもう深夜ですね! 今宵も来てくださってありがとうございます。最近、毎朝起きると、かわのほとりさんからコメントがきててうれしいです。(でも、ご無理なさらず。気が向いたときに読んでくださるとうれしいです)
イタリアのガラス職人のお話、実話をもとにされているんでしょうか。「技術を盗まれないよう、職人を閉じ込める」なんて、いかにもありそうです。そんなにお気に入りで覚えていらっしゃる本、いつか、古本屋かなんかでまた出会えるといいですね。
ロンドンには六年ほど住んでおりました。そのたった六年の間に、結婚、妊娠(x2)、初めてのマイホーム購入、出産(x2)と、大人の階段を一気に駆け上がりましたよ。
かわのほとりさんは、出産は全員アメリカですか?