第13話 自分がしてほしいことを、してあげたくなる心理
自分の仕事、けっこう好きなんですが、たまに「このままでいいのかな」と不安になり「いっちょ、キャリアチェンジでもしようか」などと思うことがあります。
身近な人がすごいこと達成(起業したり、本を出版したり、働きながら修士号取ったり)したときや、「好きなことをして生きようぜ」系のビジネス書を読んだりしたときなど、そういう気持ちになりやすいです。
オーストラリアは、キャリアアップの手段として転職する人が多く、転職に悪いイメージはありません。同じ会社で長く勤め上げる人もいますが、私が働いている業界は、二十代、三十代は特に、三年同じところにいるのは稀で、みんなよく転職します。
転職だけじゃなくて、職種を変える人も、けっこういます。四十代や五十代でキャリアチェンジする人や、学校に入り直す人も、珍しくありません。日本も、段々そういう風潮になってきてるっぽいなーという印象があるんですけど、実際どうなんですかね。女性は特に、出産を機にガラッと生き方を変える人、いますよね。
私がキャリアチェンジを思い立ち「今までの仕事とまったく関係ない分野に挑戦するとしたら何がいいかな」と考えるとき、必ず候補に上がってくるのが「心理カウンセラー」や「占い師」です。
これね、自分が受けたいサービスの提供者になりたい、という心理だと思うんですよ。最近気づきました。迷っているときは、誰かに相談に乗ってもらって、いい方向に導いて欲しいんですね。
疲れているときは、マッサージ師や鍼灸師になりたいと思いますし、子どもを生んで産休に入った時は、助産師になりたいと思いました。
小説を書くのも、自分が受けたいサービスの提供者になりたい、という心理と通じるものがあるかもしれません。自分が小説を読んで感動したり救われたりしてきたから、自分もそういうものが作りたいと思ったわけですもんね。
あ、なんか無理やり「創作」に話がつながりました(笑)。
自分が受けたいサービスの提供者になりたい、と思う心理、けっこうあるあるなんじゃないかなーと思うんですが、どうでしょう。同じサービスでも、消費者側と提供者側では、経験するものがまったく違うんでしょうけれどねー。
追記:「これ、笑うところですから。冗談で言ってますから。」という気持ちを込めて文章に(笑)や w を付けるんですが、最近、多用しすぎているなと反省しています。便利ですよね〜。絵文字や顔文字も便利。
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