　何日もかけて行われたディアナの復讐は幕を閉じた。

　彼女はそれで満足したようだ。

「これでもう思い残すことはないわ」

　そう言って、悪魔に魂をとられて、静かに息をひきとった。

　彼女の復讐劇はとても参考になった。

　できれば、私の復讐劇をやり直す際に取り入れたい。

　しかしとりあえず退屈だったので、彼女が残した死骸を蘇らせたりして、もう少し遊ぶ事にした。

　他人が残した玩具で遊ぶのはなかなか新鮮だったが、強い満足感は得られなかった。

　だが、それでもよかった。

　とうとう、死者を復活させる準備が整ったからだ。

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