第3話 もふちゃん



 僕はもっふという名前から、もふちゃんになったみたいだ。由来は毛がもふもふだから。


 呼び方が似てる。

 きっとカンセイが似てるんだろうな。


 僕の元飼い主のみっちゃんも、僕がもふもふなのに目をつけてたから。


 みっちゃんは、僕の仲良しのお友達。


 僕の飼い主だったんだけど、一緒に遊んでくれるからお友達でもあるんだ。


 そんなみっちゃんは、乙女ゲームが好きだった。


 いつもゲームをやって、僕にその感想を話してくれた。


 ゲームばっかりやってて、たまに僕と遊んでくれない事があったけど、そういう時は服を引っぱったりおもちゃを持っていったりすると、きちんと遊んでくれた。


 みっちゃん、どうしてるかな。会いたいな。


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