第33話 結婚しましたっ!!…はて、結婚ってなんですか!?

「キッドさん、私恥ずかしいですっ…!!」「ご、ごめんね!!でも、結婚しようよ!!」「えっ!?」「ずっとミルキーちゃんといたいもん!結婚しよう!!どうしたらいいの!?」


すると、ミルキーちゃんが僕の口をペロペロと舐めてきた。


「誓いのキスです…。キッドさんも、私に…」「僕も?」

僕もミルキーちゃんの口を意味も分からずペロペロと舐めた。


「離れていても私達は夫婦です。共に生きて共に想い合いましょう。」「うん!!これからも宜しくね!」「…何か軽いんですよね(笑)キッドさん。」「そうかなぁ!?大好きだよ!」「私もキッドさん大好きです!!」


どうやら、これで僕とミルキーちゃんは「結婚」したらしい。

結婚と友達って、何が違うのかな?

…でも、僕が1番大好きなのはかおりさんなんですけどね。

ありゃ、これってまさか「浮気」になりますか!?

でも、ミルキーちゃんも大好きだから、これでOKです!!


「さぁさぁ、ミルキーとキッドちゃんもごはんよ!」

目の前に出されたのは、お肉たっぷりのご飯。


「ミルキー待て!」ピシーーーーーン…。「よしっ!」

「じゃぁキッドも!待て!」シーーーーーン…。「いいよっ!!」


2人でハムハムバクバク…。

一緒に食べるご飯は美味しいです!!しかも、お肉たっぷりで食べごたえが半端無いです!!これは…100点満点ですっ!!


その後まったりとし、僕とミルキーちゃんはぽかぽかのベッドでふがふがし合い、かおりさん達は話に夢中になり。

時間もあっという間に夜遅くになってしまったよう。


「もうこんな時間なんですね。長居してしまってすみません!じゃぁ、そろそろ…」「かおりさん。また、会いましょうね。必ずキッドちゃんも一緒に。」「えぇ、必ずまた会いに行きます!」


「キッドさん、心は繋がってますからね。」「うん!」「私はいつでもキッドさんを想ってます。」「僕も!!」「…やっぱり軽い(笑)」


こうして、楽しかった団欒も終わり。

僕とかおりさんは自分のコテージへと戻った。

ひんやりとする室内。

かおりさんが暖房を付けてくれ、僕は家から持ってきたベッドでぬくぬくタイム。


「キッちゃん、今日はいい1日だったね!」「……」「もう寝たの!?」「クワアァーー…」「眠いのね(笑)話し掛けてごめんなさい(笑)おやすみ。」


大満足の1日。

でも、それと共に凄く身体が疲れた日でした。

僕は、いつの間にか夢の世界へとないって事におり、目を覚ました時はかおりさんの布団の中に潜っていた。


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