友の夜語り

 古式ゆかしく適当に迎え火を焚き、墓場から散々な目に遭いながら家に戻ったのが昨日の夕方。それから夜が明け半日経ったというのに、仏間がずっと騒がしい。


 墓地で迎え火を焚いてから諸々あった。足音が着いてきたり、靴の集団を見たり、ひょっとしたら死にかけたりした。そうして俺が怯えて洋間から出られず風呂に入る時は脱衣所の外で叔父に見張りをさせたのも無理からぬことだろうと思う。俺に非は殆どない。流石にこの年で同じ布団で寝るのは恥と外聞と世間体を重んじて諦めたが、襖を隔てた隣室に叔父の布団を引いた。こうしておけば何かあったらすぐさま巻き添えにできるだろう。和室の便利な所は襖を嵌めれば広間を部屋に分割できることだ。襖を蹴破るくらいならきっと俺にでもできる筈だと信じて眠りに就いたときの恐怖感と眠気の狭間で擦り潰されるような感覚をまざまざと覚えている。


 そんなことがあったのが昨日のこと。暗い夜をやり過ごし迎えた眩い朝日の下というおよそ怪奇なことが起こるには不似合いな状況だ。そうであるにも関わらず、誰もいない仏間の家鳴りがばきばきとうるさいのだ。


 日中は意地でも仏間に近寄らず居間にて膝を抱えたり昼食のそうめんを茹でたり夕飯用の――お盆休みな上に客が来るとのことで少し豪勢な食い物の支度をしていたのだけども、いざ夜が来ればそういう訳にもいかない。仏間の大机には真っ白なテーブルクロスが引かれ、数日前に設置した盆灯籠には電気が通りくるくると淡い色どりを振りまき、仏壇にはいつもより立派な蝋燭と少し多めの線香が燃されている。

 つまり何をするかと言えば、宴会をするのだ。


「ご先祖様が帰ってきてるのだもの。盛大に飲み食いしなくてどうするんだ」

「生身が飲み食いしてどうして死人に関係があるんですか」

「生きて楽しんで見せるだろ。その様が無聊ぶりょうの慰めになる」


 仏様のお楽しみだとなんだか聞きようによってはとても背徳的なことを言って、叔父は普段は点けない廊下の電灯の電源を入れる。ぎらぎらと白い蛍光灯の光を見ながら、そういえば俺がこの家に迎えられた時もこんな具合に眩しかったことを思い出した。

 ともかくもこれもお盆の行事であるのなら、俺はそれが問題なく進行するように手伝う義務がある。何しろ居候である上に、一番に父から言い付かった内容だ――『無事にお盆を済ませること』、それこそが俺がここに滞在するための条件なのだ。

 腹を括って廊下を往き、宴席の支度に取り組む。皿を置けばばきりと天井が鳴り、料理を並べればびきりと壁が鳴る。叔父が先日嬉々として買ってきた酒類を運び入れたときなど、欄間のあたりからゆっくりと太い骨をへし折った時のような音がした。

 眩い廊下を往復する度に玄関に見覚えのない靴が増えたり減ったりしているのをもはや無感動に眺めながら、俺は黙々と支度を続ける。一瞬でも正気に返るか状況をまともに考えようものなら今度は腰が抜けるくらいでは済まないと分かっているからだ。


 ペットボトル入りの烏龍茶と炭酸飲料を抱えて玄関前に差し掛かった時にがらがらととんでもない音を立てながら木戸が勢いよく開いたので、俺は声も無く尻餅をついてから玄関に背を向けて丸くなった。


「こんばんはぁ。高槻、甥っ子君倒れてるけどどうするの。熱中症?」


 お盆の夜間外来って人居るのと呑気なことを言う声に聞き覚えがあって、俺はごろりと寝返りを打つ。夜闇の中でも目に刺さる極彩色のアロハシャツをだらしなく着たちんぴら――厚宮あつみやさんが、置き忘れられた荷物でも眺めるような目でこちらを見ていた。


「そんな深刻なものじゃない。昨日の夜から足腰が弱っててね。迎え火で倒れそうになって難儀した」

「そりゃ大ごとだ、墓で転ぶより危ない。どっかしらもげたらここの医者じゃダメだろうから町まで出ないといけないじゃん」


 好き勝手で物騒な軽口を叩きながら、のしのしと厚宮さんは俺の横を通り過ぎて仏間に入って行く。しばらくするとお鈴が三度鳴って、線香の香りが強くなった。


「お客だよ。がっかりしたかい」

「……人間でしょう。ならもう誰でもいいですよ」


 いつの間に傍に来たのか、天井の照明を畏れ多くも後光のように背負いながら、叔父は廊下に寝そべる俺を見下ろして笑う。

 骨に染みるようにひやりと冷たい床板から背中を引き剥がし、抱えたままだったペットボトルを持ち直して、俺は玄関に視線を向ける。


 下駄、スニーカー、革靴、ハイヒール、サンダル。どれ一つとして見覚えが無い数々の靴。ここまではっきり見えると諦めがつく。俺の気が狂っているのかもしれないが、幻覚が見えるだけならまだまともだと言い張れる。そこで踏みとどまれるなら、他人に迷惑を掛けずに済む。ならばまだ何とかなる。まだ世間に生かしておいてもらえる。

 とりあえず厚宮さんはサンダルで来たのだろうなと見当をつけて、俺は色んなことを考えるのを諦めた。


※   ※   ※


「家鳴りだろ。古い家だもの」

「こんなに軋まなくたっていいでしょう――ほらまた鳴った」

「倒壊するくらいになってから悩めば良くない? いいじゃんぎしぎし言うくらい」

「人の家で飯食って酒飲みながらよくそんなことが言えますね。公務員でしょうあんた」

「お盆なので夏季休暇中の俺はただの厚宮さんです。公務員だとしても担当が違うので他所に回すよ」


 口添えくらいはするけどねと言って、厚宮さんは缶ビールを飲み干す。空になった缶をべこりとおざなりに潰して、空のままだったグラスに今度は瓶ビールを注ぐ。茶碗に盛り付けた赤飯をつまみのようにつつきながら、その合間に器用に酒を呷る。

 俺はその様を横でりんごジュースを片手に眺めながら、とりあえず引っかかっていた疑問を口に出した。


「厚宮さん自分ちのお盆はいいんですか」

「俺のとこはほら、妹いるから居辛いのよ。だったらこっち来て遊んでた方が良い。高槻見てたって言い訳が利くし」

「人を言い訳に使うな。私が要介護みたいだろうその扱い」

「いやあ必要だと思うぞ介護。甥っ子君が来てくれたから良かったものの……ほっとくとあっさり死にそうだもの」


 死んだ奴の面倒は生きてる奴が引っ被るんだよとしみじみとした口調で言って、厚宮さんは一息にグラスを空ける。そのまま取り皿にひょいひょいと煮物の人参ばかりを盛り付けて、グラスに手酌で日本酒を注いだ。

 この一連の動作の間にばきばきと天井から数度凄まじい音がしたが、俺が驚いて箸を取り落とした以外は誰一人気にした様子もない。厚宮さんは開け放した縁側から吹き込む夜風に目を細めながらグラスを干し、叔父はいつものように平然とした顔で料理を黙々と片付けながら傍らの空き缶を粛々と増やしている。

 周囲の連中が皆順調に酔いを重ねていくのに、一番正気を失いたい俺がその術を持たないのは大変に不幸なことだと考える。だが俺がこの国で未成年として法的に庇護を受ける立場の人間である以上は法律に違反する訳にもいかない。かといって客が来ている以上はその接待を放り出して仏間から逃げ出すのも居候としての義務を怠ることになるだろう。そもそもこの状況で一人きりで別の場所に避難したところで果たしてそこが安全かという問題が残る。

 それを考慮すれば、結局この性悪の叔父と人懐こいちんぴらという盾の候補があるだけここにいるのがマシだろうと自身を納得させる。人生の大体の局面において逃げ道が確保できることは殆どないのだと言い聞かせながら、料理に並んで一山を作っているおつまみの菓子類――厚宮さんがお土産に持ってきたものだ――から適当に掴み出す。景気づけにつまみの小袋を皿にざらざらと開ければ、通常なら一袋に一つのはずのイカのフライが何故か四つも転がり出る。豪快な引きの偏りに、これは幸先が良いのか悍ましいのかと不安になった。


「三十超えて良かったのは、いよいよ酒呑んだくれても文句言われないとこだな。若さと引き換えに酩酊を得た」

「そういうものなんですか」

「くるくる遊びじゃ物足りねえのよ大人は。甥っ子君は未成年か。ほら烏龍茶も炭酸にりんごジュースでも飲んでなさい。名産だぞりんごジュース」

「めちゃくちゃな喋り方をするじゃないですか……知ってますよ名産なのは。小さい頃からいくら飲んだと思ってるんですか」


 賑やかに飲み食いする厚宮さんとは対照的に叔父は黙々と赤飯を食べており、取り皿の上には煮物と柿の種が盛り付けられている。作ったものに手を付けてくれるのは調理者としてはそれなりに嬉しいのだが、あの盛り付け方は汁を吸ってえらいことになるんじゃないだろうかと他人事ながら心配になる。だが叔父がその程度のことを気にすることができるような人だったら諸々の事は未然に防げただろうということに気付いて、俺はゆっくり目を逸らした。


「昔はもっと居たよなこの時期。ご両親もいたし、一義さんもいた。あと知らんおっさん共もそこそこいた」

「みんな死んだよ。死んでないのは寝たきりか不随だ」

「お前のとこ早死に多いもんな。ただお盆なら帰って来てるからじゃあ総数変らないのか。俺たちが分からないだけで」

「どうしてそんな怖いこと言うんですか」


 事実じゃんと厚宮さんが言った途端に部屋の隅からばぎんと派手な音がして、俺はぎくりと身を強張らせる。それを見て厚宮さんがけたけたと笑うが、叔父は何一つ気にもしない様子でグラスの酒をちびちびと啜りながら、その合間に呟くように口を開いた。


「うちの坊さんとこだと、死んだらそれきりだから帰ってもこないって言ってたけどね」

「そうなんですか?」

「化けて出るものが無いから諸々全てが気の迷い、とは言ってたがね。でも墓石を記念撮影しようとしたら止めるんだよあいつ。おかしいじゃないか」

「何でそんなことしようとしたんですか」

「珍しい立像型の墓石だったんだ。持ち主が墓じまいするっていうからじゃあ写真撮らせてくれって頼んだら持ち主の許可は出たけど坊主の許可が出なかった」


 惜しいことをしたなあとしみじみと言う叔父を見て、酔いの暴言かと分類しようとしてそもそも素面でも言うことが変わらないことに気付く。日常から思考が酔いを帯びているような外れ方をしているのに、このひとが酒を呑む必要がどこにあるのだろうと不思議に思う。普段からうわ言じみた発言の頻発するような精神状態でいるのならわざわざ金を掛けて酩酊する必要がないのではないだろうかと考えて――すると俺は普段から酔漢の相手を素面でし続けているようなものなのだという恐ろしいことに思い至った。その途端控えめな軋みが仏壇の方から聞こえて、気遣われたのか脅されたのか分からなくなり、俺は敷いた座布団の端を強く掴んだ。


「お前どうしてそういうバチ当たりそうなことを躊躇なくできんの?甥っ子君引いてんじゃん。俺もだけど」

「どうしてバチが当たるんだ。その理屈だと遺影を撮る写真屋はみんな祟られるぞ」

「あれは同意があるじゃないですか。ありますよね厚宮さん」

「あるねえ。子供は撮るっつうと駄々こねるけど……俺も写真撮影嫌いだったな。じっとしろって怒られっから」

「じっとすればいいだろ。指示に従え」

「飽きるんだよ子供は。俺の幼少期の叱責理由は大体じっとしないことに由来してたもん」


 どう考えても名誉にはならないことを誇らしげに語る厚宮さんを見て、この人もどうしてあと一息でまともな人の枠から滑り落ちてしまうのだろうと落胆する。見れば彼の傍らにはビールの空き缶が三本程倒れていて、では先程の発言は酒のせいかと安堵しかけてから、いやでも多少笑い声が大きくなっている以外はこの人の言動は今までのものとそれほど変わらないなと先の叔父と同じ結論に気付いてしまう。先程の発言を思い出しても、くるくる遊びをするまでもなく日常的に目が眩んでいるんじゃないだろうかと、正気の精度に疑念を抱いた。

 机の上に目をやれば既に煮物は汁ばかりが残る有様になっていて、赤飯もまばらに米粒が容器に貼りつくばかりになっている。それなりの量を作ったつもりだったが中年男性二人でここまで食い尽くされるとは予想していなかった。また何かの冗談のように空になって並べられる酒瓶とビール缶を数えて、大人の本気というのは恐ろしいのだなと妙な感慨を抱いた。


「……八月自体がさあ、そもそも験が悪いと思わねえか。釜蓋朔日かまぶたついたちだろ。四月は何か手芸用語みたいな呼び名の癖に」

四月朔日わたぬきのことを言ってるのか」

「そうそれ。ワタヌキったらこう……ワタを抜くじゃん。軽やかじゃん響きが」

「あれ今で言うと衣替えみたいな話じゃありませんでしたか」

「甥っ子君物知りぃ……でさあ、片や釜蓋朔日ですよ。カマブタですよ。地獄の釜の蓋が開くってんだから可愛げもなんもねえじゃん」


 十二月を淋しいって読むようなもんだぞと一際訳の分からないことを言って、厚宮さんはまた新しい缶ビールの口を開ける。そのまま喉を逸らせて一息に呑んで、口の端を拭ってつまみの山に紛れていた煎餅を黙々と齧り始めた。


「叔父さん、」

「そのちんぴらなら放っておきなさい。多分もう少しで静かになる」


 結構経ったからねと言われて棚の時計を見れば、この三人しかいない宴会を始めてからそれなりの時間が過ぎていたことに気付く。誰かと居れば怪奇現象の真っ只中であっても意外と何とか堪えられるものだなと思った瞬間ばぎんと大きめの家鳴りが縁側から聞こえて、俺は息を吸い損ねてしゃっくりのような声を上げた。


「それなりのご乱行だったからね、ご先祖様も見応えがあったろ」

「再三聞きますけど悪趣味じゃありませんかそういうの。人の無様を見て面白がるって何かこう、ほら」

「皆好きだろうそういうの。ドッキリ番組だって隆盛だ……自分にできないことを眺めて楽しがる奴もいるんだろ。趣味だよ」


 中々のご趣味じゃないかと言って、叔父は手元の空になったグラスにどぽどぽと日本酒を注ぐ。零さないように少し啜ってから、ばきばきと天井の辺りで鳴った異音に片眉を持ち上げる。そのままふんと鼻を鳴らして、半眼になって俺を見た。


「地獄の釜の蓋が開くったってなあ」


 ぐいとグラスを傾けて、一息に叔父は日本酒を飲み干す。ふうと長い息を吐いてから、


「こっちだっておよそが地獄だろ。今更蓋の一枚二枚で何が変わる」


 突き放すように独りごちて、叔父は僅か何かを懐かしむように目を細める。どういう意味かと問おうとした途端、ずしりと重たいものが背中に圧し掛かった。


「か――」


 反射的に払いのけようと振り向けば、すっかり眠りこけた厚宮さんが不自然な体勢で俺の背中に寄り掛かっていた。


「そいつあんまり酒強くないからね。君二階まで担げるか」

「いや成人男性は厳しいですね……せめて歩いてくれないと」

「多分肩貸して名前呼べば起きるぞ。仕事で散々同じことしてるだろうから」

「泊めるんですか」

「昨日私が寝てたとこに放り込んどけ。あの部屋お手洗い近いしな」


 君も一人で寝るの嫌だろうと言って、叔父は喉を鳴らして笑う。何となくいつものように反論する気になれず、とりあえず言われた通りに厚宮さんに肩を貸して名前を呼べば、何事かを唸りながらも立ち上がってはくれたのでこのまま運ぶことにした。


「――置いてきたら片付けますよ」

「いや、やっておく。君も今日は寝なさい、風呂はもう入っただろ」


 昨晩からの諸々に怯えた結果、俺はこの食事会の始まるより先、日の落ち切る前の夕方に風呂を済ませていた。どうせ恐ろしい目に遭うかもしれないのならせめて日射しの出ている方がまだ何とかなりそうな気がするという心持ちだけの問題だったのだが、現状を鑑みるにそれで正解だったような気がする。あとは歯を磨く必要があるが、洗面所が二階にもあるので本当に厚宮さんを担ぎ上げたらそのまま俺は階下に降りることなく一日を終えることができるのだ。


「そりゃ面倒は面倒ですからいいですけど、大丈夫ですかお任せして」

「君も私を幼児かなにかだと思ってやしないか……たかだか皿三枚と鉢が三つ四つだ、酔っ払い運ぶよりかは楽だろう」


 力仕事は嫌いなんだとうそぶく様子はいつものように悪気のかけらもなく、恐らくこれは叔父なりのフェアトレードの提案なのだろうと見当がついた。俺がちんぴらを二階に運び、叔父はいつものように戸締りと皿の始末をする。明らかに強度の違う労働だが、俺が後者をするのはともかく叔父に人を運ぶような重労働ができるとは思わない。それこそまとめて階段から落ちるか、諦めて床にでも放って置くかの結末が見えている。


「別に君が戸締りもやってくれるってんならいいけどさ」


 そこまで言って叔父は再びグラスに酒を注ぐ。乾杯でもするように恭しく持ち上げながら、


「そもそも君、あの玄関の戸締りできるのか」


 とひどいことを言って、叔父はにんまり笑ってみせる。玄関の靴の群れを思い出して、俺ははらわたを冷たい手で掴まれたような心地になる。最早反論する気も失くして、またうとうととし始めた厚宮さんを小突いてから担ぎ直す。


「寝ます。戸締り頼みましたよ。俺は絶対に近づきません」

「賢明だ。お休み」


 俺もそこまで粘らないさと、叔父はグラスに口を付ける。そのまま水でも呑むように一息で干してから、こちらを見て、


「明日になったら送り火だ。そうすりゃ皆さんお帰りだ」


 今日一晩の辛抱だよと叔父が呟いた瞬間、ごぎんと物凄い音が欄間の辺りで鳴り響く。しっかり不意を打たれて飛び上がり、俺は厚宮さんを引き摺って仏間から駆け出た。

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