第3章の第46話(このレビューを書いている時点での最新話)まで読みました。
幼馴染にフラれた主人公が、失恋をキッカケに大好きになったアニメ『理想のヒロインの見つけ方』の知識を活かして、押しキャラの声優でクラスメイトの高崎さんのピンチを救っていきます。
高崎さんや他の女の子たちと主人公のほのぼのとした場面もあれば、主人公が彼女たちのピンチを切り抜けるサポートをするといった場面もあるので、飽きずに楽しめるストーリーの波があり、途中でダレることなくここまで読み進められました!
主人公と新人声優さんを育てていくような感覚も味わえるラブコメの良作だと思います☆
幼なじみに失恋し、傷心中にあるアニメにハマった主人公・広瀬。
ある日、彼は隣りの席の美少女・高崎結奈が自分の推しキャラの中の人(声優)だと知って仰天。
さらに、自分がいつの間にか周囲から彼女のマネージャー扱いされている…!?
重度のコミュ障ヒロインとの、アニメを通じた小さな交流。
日常を吹き飛ばすほどのドキドキをはらんだ声優業。
二つの世界を行ったり来たりで、新鮮な展開が続きます。
とても読みやすい文章で、止まることなくページをめくっていけます。
隙間時間にちょっとずつ読み進めるもよし、どんどんめくって一気読みするもよし。
気軽に楽しく読めるライトノベル、いかがですか。
幼馴染に振られた広瀬は、三次元のアニメキャラに嵌ってる。
あるとき大好きなキャラの声優が隣の席の高崎さんだと分かり……。
振られて落ち込んでアニメやアプリに走っても、
それでも誠実に精一杯できることを努力する主人公に好感が持てます。
あまりに口下手で無視……という態度をしてしまうヒロインですが、
彼女の態度や言動には悪意がまったくなく、それどころか上手く言葉を伝えたいのに
伝えられない自身へのもどかしさを感じているようで幼気ないくらい。
しかし、そんな彼女もアフレコのときやイベントで、事前に分かっている台詞はまさに売れっ子声優のそれで素晴らしく。
高崎さんの欠点を補いつつ良い関係を築いていけるのか、まずは交換日記から、広瀬の手腕や魅力が試されそう。
今後の展開がとても楽しみです!