レストランの店員が俺にだけ冷たい件について~ 深山満月篇

第5話 最強に可愛いお客様も来るレストラン


 学校終わりにいつものバーで開店準備のバイトだけこなし、俺はまたトワイライトガーデンにやって来た。


 正直な話、この頻度の外食はエンゲル係数的に一人暮らしの極貧学生には、贅沢が過ぎるような気もする。

 だが、朝食を食パン一枚と買い置きの野菜ジュース、昼食を購買の高カロリーパンとパック牛乳とかにして、ここでの食事以外の食費を切り詰めれば、夕食を自炊するのとさほど変わらない金額で一日の食事を回せることに気付いたのだ。

 加えて、バーの開店準備の時間に、掃除と下ごしらえをするだけのバイトをマスターが提案してくれたおかげで、俺はこの外食漬けの生活と変わらない水準の生活を維持できているのだった。

 むしろ、自炊の際の偏った食事よりもバランスが取れた食事が出来ている気もするくらいだ。


 店に入ろうと入り口の扉に近付いていくと、どこからか「みー……みー……」と子猫の鳴き声が聞こえて来た。


「ん? おかしいな、声が聞こえた気がしたんだけど……」


 声はすれども姿は見えず。

 店の周りを囲む生垣や、駐車場なども探してみるが声の主の姿が見つけられない。


「これでもし、店の扉の中にいるとかだと、このレストランの衛生管理を疑わなきゃならなくなるんだが……って、いたいた。こんなとこにいたのか、こいつめ」


 店の裏手に回り込んで、その声の主の姿をやっと拝むことに成功する。

 店内のエアコンの室外機の陰に、真っ白い毛並みの小さな子猫が隠れていたのだった。


「うわぁっ、お前……とんでもないベッピンさんじゃないか?」


 俺は子猫に近付いてそっと抱き上げると、その猫の顔を確認して思わずそんな言葉を漏らしてしまう。

 子猫は大きな瑠璃色の瞳でこちらを見つめて、俺の指を小さな下でぺろぺろと舐める。猫特有のざりざりとした感触が少しこそばゆい。

 持ち上げて股間を覗き込み、この子猫が女の子であることも分かった。


「こんだけ可愛かったら、衛生管理とかもうどうでもよくなるよなぁ」


 もちろん、飲食店としては、野良猫、野良犬の類が店近くに住み着いてしまうのはやはりアウトだろう。

 しかし、この可愛さはそういう面倒な現実を忘れさせてくれる力を持っているように感じだ。

 顎下を人差し指の第二関節で軽くなでると、ゴロゴロと喉を鳴らす子猫。

 それはもう驚異的な可愛さだった。


「みー……みー……」

「ん? もしかしてお前、腹減ってるのか? ……けど参ったな、俺今何も食えるもん持ってねぇんだよなぁ……」


 ポケットやカバンをまさぐってみたが、食べ物は一切出てこなかった。

 自分の食べる分しか食品を買わない、貧乏学生のサガだった。


「悪いなぁ……俺が常にチュールを持ち歩いていれば、お前にひもじい思いをさせずに済んだのに……」


 まぁ、猫を飼ってる奴でも、常にチュールを持ち歩くような奴はいないと思うが……。

 俺がそんな感じで子猫に夢中になっていると、不意に背後でガチャリと扉の開く音が聞こえた。


「おや、少年か? こんなところで何をしている? とうとう金が尽きてうちの店の廃棄食材を漁りに来たのか?」

「いやいや、そんなことしませんよ店長……」

「ん? おい、何だその可愛いのは?」


 扉から出て来たのは、何かを片手に持った店長だった。

 俺の抱える子猫をロックオンして、じりじりと俺に近付いてくる。


「そこの室外機の陰にいたんです。結構汚れているし、迷い猫か、野良猫でしょうね……」


 俺がそう言うと、店長は何かに納得したように言った。


「ああ、なるほど。だから満月はあんなおかしなことを私に言ってきたのか……」

「ん? 深山がどうかしたんですか?」


 俺の質問には答えずに、店長は手に持っていた皿のようなものを黙って地面に置いた。


「おわっ!? どうしたんだよ、急に暴れ出して!?」

「みーっ!!」


 すると、俺の腕の中にいた子猫が、少し暴れたあとで俺の胸を蹴って地面に飛び降りると、その店長が置いたものに飛びついたのだった。

 見れば子猫は、皿にのせられた何かを、一心不乱に食べだしていた。


「おい! お前そんなもん食べて大丈夫なのか!?」

「そんなもんって、お前は一体、私が何をこの猫に上げたと思っているんだ?」

「何って……店の廃棄品とかですよね? けど、それってものによっては猫が食べちゃまずいものが入っていたりとかするんですよ」

「キャットフードだよ、あれは」

「……はい?」

「だから、キャットフードだ」


 言われてよく見てみると、皿の上にのっていたのは、半生タイプのキャットフードの様だった。


「敢えて君を混乱させるつもりで、あったことをそのまま話すとするが、さっき突然満月が、このキャットフードを『間違えて買っちゃったから、店長が店の裏のゴミ箱に捨てて置いて下さい』って言ってきたんだよ」

「……今の深山の真似ですか? 似てましたけど、あいつはそこまで色っぽくないと思いますけど……」

「あふれ出てしまう私の色気のせいかもな」


 などとくだらないやり取りをしつつ、俺は店長から聞いて深山のおかしな行動に首を傾げた。

 キャットフードを間違えて買うことなんてあるのだろうか? 

 普通はない、だが、それが深山だと考えて合点がいった。


「本当に満月は素直じゃないんだよ。あの子はこのキャットフードをその子猫にあげたかった。だが、素直にあげに行くことが出来ず、わざわざ袋を開けた状態で私に捨てに行かせることで、子猫に餌を与えようと考えたんだ」

「……ゴミ箱に蓋があることを忘れているところ辺りが、実に深山らしいですね」

「まったく……子猫相手にまでツンデレしなくてもいいだろうにな……」

「まぁ、あいつらしいですけどね……」


 それからしばらくの間、俺と店長は子猫が深山から与えられたキャットフードを美味しそうに食べる姿を眺めていた。


「店長……ちょっと質問してもいいですか?」

「ん? スリーサイズか? 残念だが、まだ少年はそこまで私の好感度を得てはいないぞ」

「深山って、いつもあんな感じなんですか?」

「…………君の言う“あんな感じ”というのが何を指しているのかによるが、“素直じゃない”という意味でなら、あの子はいつも“あんな感じ”だな。……まぁ、気に身だけは少々それが過剰だがね」

「そうすか……」


 子猫相手にまでこんな感じなら、まぁ聞くまでもなかったことだろう。

 だが、彼女のあの素直じゃない対応が彼女のいつも通りなら、もしかすると自分も彼女に嫌われている訳ではないのかも知れない……。

 そう思えて少しだけ嬉しくなった俺がいた。


「何だよ少年、そんなににやけて、何が嬉しいのかは知らないことにしておくが、その緩み切った顔、満月の言葉を借りるなら“キモい”ぞ?」

「あはは、すみません。なんでもないですから……」

「みゃー……」


 子猫の声がしたので見てみると、どうやら子猫は皿に盛ってあったキャットフードを全て平らげたらしかった。

 満足げに欠伸をした後、子猫は前足で顔を洗う様にして毛づくろいをしていた。


「おお、もう食ったのか。どうだ美味かったか?」

「みーっ!」


 俺の問いかけを肯定するように元気に返事をしてくる子猫。

 俺は足元にすり寄ってくる子猫を再び抱きかかえて、その頭をそっと撫でながらふと面白い悪戯を思いつく。


「そうか、美味かったかぁ……なら、その感謝の意を餌をくれたやつに伝えないといけないよなぁ?」

「み?」


 猫を撫でながらそんなことを言う俺を見て、店長は何かを察したのか楽し気な笑顔を浮かべて俺を見た。


「どうやら君は、何か面白いことを思いついたようだな……どれ、聞かせて見ろ?」


 その顔は完全に悪だくみをする悪役の顔だったが、悪戯を思いついた俺もきっと似たような顔をしているのだろう。


「いや、ちょっと思いついたんですけど……」


 俺は店長の耳元に顔を寄せて、小さな声で自分の思いついた悪戯を説明した。

 よく考えたらそこには俺と店長しかいなかったので、そんな風に耳打ちで伝える必要はなかったかも知れなかったが、こう言うことは雰囲気も大事だと思うのだ。


「なるほどな。君はつくづく面白い奴だなぁ……」

「まぁ、よく言われます」

「もう10分もすれば、店はアイドルタイムを迎える。そうすれば恐らく、満月はここに猫の様子を見に来るだろう。そこがチャンスだな」

「じゃあ、そこで仕掛けてみましょうかね?」


 俺と店長は顔を見合わせて頷き合うと、俺の考えた悪戯を実行に移すのだった。



 ガチャリと音を立てて、店の裏口の扉が開くと、そこから深山が外の様子を伺ってから出て来た。


「ふぅ……やっとお客さんの波が引いたわ。相変わらず、混むときは死ぬほど忙しいのよね……そう言えばあいつ今日は来なかったな……はぁ~、疲れたぁ……」


 そう言って大きく伸びをする深山。


「おい、見ろ少年! 満月の豊満なたわわが、彼女の身体がプルプル震えるのに合わせて揺れているぞ!!」

「……あんた、もう少し自重しろよ……よく考えたらずっとここでサボってんじゃねぇか……」

「ふ、細かいことを気にしたら負けだぞ、少年」


 先程店長が予想した通り、店はアイドルタイムを迎えたらしい。

 恐らくは深山も、休憩を取るために控室に戻って来て、誰もいないことを確認した上でこの裏口から出て来たのだろう。


「さてと……あの子いるかな?」


 深山は少しそわそわしながら、きょろきょろと周囲を見渡していた。

 恐らく、俺に抱かれるこの子猫を探しているのだろう。


「みゃ、みゃーみゃー……猫さぁーん、出ておいでぇ~……みゃー」


 俺は思わず吹き出しそうになるのを必死に堪えた。

 嫌だって、普段のあいつからは想像もつかないような猫なで声で、子猫を呼び寄せようと必死に呼びかける深山の姿があまりにも可愛かったのだ。

 しかし、ここで俺達の存在が深山にバレてしまったら、折角仕込んだ悪戯が台無しである。

 俺は笑いそうになるのを必死に堪えて隣の店長を見た。

 すると、店長も同じく真っ赤な顔をしてふき出すのをこらえながら、深山の様子をスマホのカメラに収めていた。


「……あんた、それ盗撮だぞ?」

「馬鹿者! あんな愛らしい満月の姿、永久保存版だぞ!! ビデオに収めないなんてありえんだろうが!!」


 俺はそんな店長の姿を見て、こんな大人にだけはなるまいと心に誓うのだった。


「ほら、あのお姉さんはお前のことを呼んでるぞ。……さぁ、行ってこい」


 俺が子猫を地面におろしてそう言うと、子猫は「みー」と一声応えて深山の方へと歩いて行った。


「少年、ここからが見ものだな!!」

「この悪戯を思いついたのが俺だから、もうとやかく言うつもりはないが、あんたは仕事しなくていいのか?」

「こうして職員の様子を観察するのも、店長の大切な仕事なんだ」

「……そうか、店長って暇なんだな……」


 この人は本当にこの店を任されている管理職の方なのだろうか?

 今回は俺にそんなことを言う資格はないのだが……。


「みゃーみゃー……あ、猫さん!! ほら、おいでおいで! こっちこっち!! 大丈夫だよ、怖くないから!!」

「みゃー……」


 自分にとことこと近づいてくる子猫の姿に、少し興奮気味に先程の猫なで声でまくし立てる深山。

 ともすれば、そんな深山の姿に子猫が怯えて逃げてしまわないかと心配したが、どうやら子猫はそんな深山が気に入ったのか、逃げる素振りもなくとことこと近づいて行った。


「みー……」


 そうして、とうとう深山の手元までやって来た子猫は、そう一声鳴いてから深山の指先をペロリと舌で舐めた。


「はうぅ……可愛い……んがわいぃ!! 本当にもう、可愛すぎるでしょ!! ああもう! ミーコ大好きだにゃ~んっ!!」


 子猫をそっと抱き上げて、その顔に頬ずりをする深山。

 横を見ると店長は、スマホのカメラで撮影を続けている。

 この動画を深山に見られたら、あいつ恥ずかしさで死ぬんじゃないだろうか?

 そして、もしこのことがバレれば、俺も店長もただでは済まないだろう。

 最悪、ぶっ殺されるんじゃなかろうか?


「さっき店長が捨てたキャットフードは食べられたのかな? 見た感じお腹は空かせてなさそうだし、大丈夫だとは思うんだけど……」


 子猫を一旦地面におろして、そう話しかけている深山。

 俺はチャンスとばかりに手の持ったスマホに繋げたマイクに向かって、先程練習して置いた以前テレビアニメで見た子猫の声優さんの声真似で話しかけた。


「お姉ちゃん、さっきは美味しいご飯をありがとう」

「本当に意外な特技だな……君のその声帯模写は。某怪盗並じゃないか」


 俺の横で関心の声を上げる店長。

 だが、その声よりも大きな声が、深山の口から飛び出した。


「ふわぁっ!? ね、ねねねねねねね猫さんが喋ったぁ!?」


 仕掛けは簡単だ。

 俺は猫の顎下のふわふわの毛の中に、無線タイプの小型スピーカーを片方忍ばせておいたのだ。

 そのスピーカーをこのスマホと同期させておいて、俺の声をそこから聞こえるようにしたのだった。

 深山からしてみれば、まるで子猫が喋ったように見えるだろう。


『最近の猫は賢いだよ。少しくらいなら日本語を嗜んだりもするんだ』

「そ、そうなの? すごいのね、最近の猫は……」

『犬なんて、近年の国際化社会を意識して英語も喋れるしね。猫も負けてられないんだよ』

「最近は犬も国際情勢なんて意識するのね……すごいな。私なんてそんなこと考えたこともないのに……」


 驚くほどあっさりと、俺の悪戯に引っかかってしまった深山を見て、俺はその素直さが少し心配になった。

 こんな騙されやすいと、あいつその内幸せを呼ぶ壺とか交わされたりしないよな?

 そんな小さな両親の呵責を覚えつつも、俺と店長の悪戯は続いた。


『お姉さんがくれたご飯、本当に美味しかったからお礼が言いたかったんだ。本当にありがとう!』

「え? でも、猫さんはなんで、あのエサが私があげたものだって分かったの?」

『そんなの、僕くらいになれば、においで一発さ!』

「においで!? すごいのね、君は!! 天才猫さんだね!!」


 そう言いながら子猫の頭を撫でる深山。

 深山に撫でられて、子猫は「みー」と一声鳴いた後、ゴロゴロと喉を鳴らす。


「あはは、気持ちいいときは猫に戻っちゃうんだね。可愛いなぁ……」

『それはまぁ、僕も元来は猫だからね』

「そっかそっか……」


 もうある意味可哀そうなくらいに俺の出している声が猫のものだと信じて疑わない深山のことが、ほんの少しだけ気の毒になってくる。

 しかし、ここまで来てしまうと後には引けない。

 騙してしまった責任というか、こうなった以上は騙し切るのが優しさだと思うのだ。

 俺は興奮気味にカメラを回す、非常に残念な大人を尻目に、使命感のような感情にかられながら、必死に猫の声を演じた。


 しかし、悪さというのは、バレるようになっているのだろうか。

 不意に友達の少ないはずの俺のスマホに、着信が入ってしまった。

 唐突に、子猫の顎下のスピーカーから、スマホの着信音が鳴り響く。


「ん? 何この音? この子から聞こえるような……ん? んん?」


 子猫を抱き上げて、その全身をくまなく調べた深山は、すぐに首ものとに忍ばされたスピーカーの存在に気が付いたようだった。


「あにこれ? どゆこと?」

「みー……」


 可愛く鳴いている子猫とは正反対に、深山は何か恐ろしいオーラを発しているように見えた。


『ぼ、僕はミーコだにゃー……』


 最後のあがきでそんな言葉を発してみるが、深山は鬼の形相で周囲の様子を伺っている。


「こんなことしたのがどこの馬鹿かはもう大体見当がついてるんだからね? 出てきなさい。今ならそうね……は、半殺しくらいで許してやらないことも無きにしも非ずだから……出て来なかったら、探し出して確実にあの世に送るわよ?」


 地獄の底から聞こえてきそうな恐ろしい声でそういう深山の迫力に負けて、俺は誤魔化すように笑いながら少し離れた物陰から深山の前に姿を現した。


「い、いやぁ、ほんの出来心で……」

「すまん、満月! 私はこいつの命令で仕方なく……」


 俺のことを追い越して、深山の元へ駆け寄ると、店長は嘘の涙を流して深山に抱きついた。


「いやいや、あんたもノリノリでスマホのカメラ回してたじゃん!? ……ん? って、いつの間にかそのカメラを俺が持たされてるんですけど!? ないこれ? マジック!?」


 俺は恐る恐る深山の様子を確認した。


「あにそれ? あんなのそれは? 私を騙して、その映像を動画配信サイトで全世界に公開して、広告収入でぼろ儲けってわけ? 店長まで無理やり巻き込んで、こんなことするなんて最低……もうこれは死刑決定よね?」

「おーう……ぶちぎれていらっしゃるご様子……」


 真っ赤な顔で、目に涙を溜めながら、深山は俺のことを睨んでいる。

 あ、これは泣いちゃうやつかも知れない……。

 しかし、深山はこぼれる涙をぐっとこらえて、固く拳を握り込んだ。

 あ、これはあの拳が俺の顔面に叩き込まれるパターンだな。うん。把握。


「それじゃあ、私は仕事があるから」


 颯爽と逃げて行く店長を尻目に、俺は拳を大きく振りかぶる深山を見つめて次に来る衝撃に備えて覚悟を決めた。


「死ね! バカ神越!! あんたなんか大嫌いよ!!」


 可愛い子猫が見守る中、俺は重力の束縛からほんのひと時解放され、一瞬の浮遊感を味わうのだった。


 ちなみに、その子猫は俺が動物病院に連れて行って様々な検査を受けたあと、トワイライトガーデンの控室で飼い主が見つかるまでの間、飼われることになったのだった。


 深山はそれから3日間、俺と口をきいてくれなかった。

 まぁ、当然といっちゃ当然だが……。

 “悪ふざけはほどほどに”という教訓を得た、ある日の午後の出来事だった。



 続く――。




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