人物紹介「ヒサゴ・ひょっとこのあやかし」

人物紹介「ヒサゴ・ひょっとこのあやかし」

(第三章)


〇ヒサゴ

 少女の姿をした、花のあやかし。

 もともとは人の世で生まれ、まじない師の式神をしていた。

 ヒサゴ=ひさご=夕顔の別名。

 心優しく一途なあやかし。

 あやかしの世にあっても、主人ともう一人の式神のことを想い続けていた。


〇ひょっとこのあやかし

 ヒサゴとともに式神をしていたあやかし。

 ひょっとこのお面を被っているが、実は寡黙。

 「そんな仏頂面でいると周りが怯えるだろう」との主人の悪ふざけで、ひょっとこのお面をつけるようになった。

 呪いを受けて姿を失い、魂だけでさまよいながらヒサゴのそばに居続けた。

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