フードコートのうどん屋さん
人の温かさを改めて感じた。大学の授業は休講だったので買い物でもしにイオンモールに行った。まずは本屋に入り気になる本がないかと一周する。僕は本を買うときはだいたい表紙を見て決める。内容も何一つわからない状態買うので内容の良し悪しはあるが表紙は最初に目に入るものだから表紙が気になるものはほとんど自分にとっては面白い。気になる本を一つ見つけたので購入しフードコートで少し読むことにした。数十ページほど読みキリがよいところになったのでいったん手を止め昼食をとることにした。席から1番近かったうどん屋でかけうどんと肉ご飯を頼んだ。料金は550円くらいで結構コスパが良い。受け取り席に戻るとき事件が起こった。僕がつけていたイヤホンの線がイスに引っ掛かり肉ご飯を床にぶちまけてしまった。「やらかしたぁ!」と思いすぐに片づけをしもったいないことをしたと悔やんでいるとうどん屋の竹内涼真似のお兄さんが「大丈夫ですか」と駆け寄ってきてくれた。
「すみません」と僕が言うとこぼした肉ご飯と茶碗の片づけを手伝ってくれた。片付け終わった後お兄さんは店に戻っていき少し時間をおいて戻ってきた。
「これ食べてください」そう言ってお兄さんは新しい肉ご飯を持ってきてくれた。僕が料金を払おうとすると「お代は大丈夫ですから」と笑顔で言いさっそうと帰っていった。
これから僕もバイトをしようと思っていて接客業をやる機会も多分あるだろう。その時にはあのお兄さんのように素晴らしい対応を自然にできるようにしたい。
心まで満たされました。
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