調査フェイズ
鈴木理雄 ~愛と友情、どちらを選ぶか? その結果~
--- GMメモ ---
調査フェイズは、魔獣と戦ったり、NPCから事情聴取して、魔獣の弱点を探し出すフェイズです。
それぞれ、2回判定する機会があります。
--- 本 編 ---
隆聖:そのまま真っ直ぐマンションへ向かいます。道中の青い鎖は邪魔なら破壊して
GM:では、マンションの出入口や窓や通路に鎖がまかれています。
GM:立ち寄らせないというより、中からの逃走を逃がさないようにする檻のようなイメージです
隆聖:「はーん、何か手が込んでるようだが……逃げちゃ困るのは犠牲者か、魔獣自身か」
隆聖:顎に手を当てて考える素振りをするが、すぐに決断する。
隆聖:「ま、中座するときに邪魔だな」
隆聖:自身が死ぬことを微塵も考えず、青い鎖を引きちぎって中へ入っていく
GM:邪気は薄目です、どうやら外にいるようです。
GM:そして、隆聖が歩いていると、弱々しい<気>を放つ人物が近づいてくるのが見えます
隆聖:「中にいると思ったんだが、外れか。で、お前は?」
隆聖:近づいてくる人物に問いかけます
GM:気付かれた思わず、びくっとします。
GM:全身傷だらけで包帯を適当に巻いた少年です。
GM:その右手には、金属バッドを手にしています。
GM:イケメンだが、傷が酷すぎてみるかげもありません。
隆聖:「へえ、物騒だな。草加の知り合いか?」
隆聖:ニヤニヤしながら問いかけます。
理雄「あんなやつ、友達じゃない」
理雄「ぜっていぶち殺してやる」
GM:その傷をみてわかりますが、あえて急所をさけて攻撃を受けていますね、まるでいたぶるかのように
隆聖:「へえ、勇ましいねえ。だが、かわいそうに。それだけ傷を受けちゃ、バットを持ち歩くのも辛いだろう」
隆聖:虎堂は猫なで声でそっと理雄に近づき、その肩に手を置きます。
隆聖:「その傷を治してやろうか? 何、草加というガキにはこっちも手を焼いてるんだ。共闘と行こう」
理雄「え、あんた、何者なんだ」
隆聖:「俺か? 俺は虎堂隆聖。円卓の騎士。魔獣から人々を救う仕事をしている」
隆聖:両肩に手を置く。そして。
隆聖:「なあに、魔獣を倒すためだ。礼は要らんよ」
隆聖:理雄の神経に気を流して、気絶させる。
隆聖:(うっかり殺したり、黄泉接続を掛けたりしたら、そのまま傍観されそうだからな。こういう輩の嫌がることは……)
隆聖:理雄を連れて出口へ向かおうとする
GM:その時であった。
GM:凄まじい勢いで、強烈な邪力を放つ何かがやってきます
隆聖:「おお、怖え怖え。鬼さんこちらってこった!」
隆聖:虎堂は嫌がらせめいて、魔獣と逆側に移動してマンションの脱出を図ります
GM:すると、巻かれていた青い鎖が隆聖の邪魔をするように動きまわります。まるで隆聖の動きを読むような的確な動きです
隆聖:「器用なこって」
隆聖:青い鎖を拳で破壊したり、理雄で押しのけたりしながら魔獣と戦うのに問題なさそうなポイントを探します
GM:マンションの駐車場なら大丈夫そうです。
GM:そして、魔獣がやってきます。
GM:それは異様だった。
GM:右手は赤い鎖、左手は青い鎖を握っていたが、青い鎖は、体の一部や、顔にも巻かれていた。
GM:特に顔の眼と耳のところには何重も鎖がまかれており、とても周囲を見ることができないような状態ではなかった。
隆聖:「おお、こえ。まるでホラーだな」
隆聖:理雄を魔獣から見て自分の背後になるように放り投げ、「草加で間違いないか?」と問いかけます
一臣:「そうだ」
隆聖:(器用だな、青い鎖を触覚代わりか何かにしてるってとこか?)
隆聖:「さ、殺し合いだ」
隆聖:握手でもするかのように言い、一臣の目の前に迫る
一臣:「円卓の騎士か、いいだろう」
一臣:「俺はすべてを破壊する!」
GM:【情報判定>魔獣戦闘】を開始します。
【魔獣攻撃】3
魔獣の攻撃ロール
赤い鎖で攻撃 青い鎖で防御 相手の動きを読み適確に攻撃と防御を繰り返す。
--- GMメモ ---
魔獣戦線の判定の基本は、
1.PCがロールを行う。
2.そのロールで使用した能力のうち、判定に使用する能力を宣言する。
3.GMが了承した場合、【宣言した能力レベルの総計】+【各補正】+2D6を振る。
ことになります。
【情報判定>魔獣戦闘】は、ロールにより魔獣の弱点をついた場合は補正が+されます。
--- 本 編 ---
隆聖:行動を阻害する青い鎖を徹底して避け、赤い鎖は穂先を避けて破壊する。
隆聖:極力音は殺しつつ時折烈震で轟音と大きな動きを起こし、それに対する反応を見ながら竜巻拳を頭部に隆聖:当て、耳や目の辺りに巻き付いた青い鎖ごと破壊する。
隆聖:また、草加の体中を見回して「人間に無い構造上の弱点」を感知し、剣を極力避けるようにする。
隆聖:そして、魔獣相手に一人で戦っている現実は壊れた心が無視し、ひたすらに闘争本能を駆り立て前へ進もうとする。
隆聖:【能力4:断界絶滅拳[戦闘術】+【能力3:壊心の極み[感情]】+【能力2:『壊』を識るもの[知識]】
GM:弱点補正:邪力3:+1 邪力4:-1で、+9でどうぞ
隆聖:2d6+7
隆聖:(コロコロ)2d6(4+1)+9=14
GM:
【邪力描写】7 邪力の細かい描写
赤い鎖の先端には凄まじい量の邪気が込められているのがわかる。
そして青い鎖のほうもそこそこの邪力が鎖全体に込めらえているようだ。
扱いの難しい鎖だが、自由自在に繰り出してくる。
まるで騎士の動きを読んでいるかのように。
【激突】11 PCのロールの結果、邪力がどうなったかを説明
赤い鎖もまた的確にうごき、穂先がふれたぶんだけ隆聖を破壊していく。
そして頭部を狙った一撃
青い鎖は破壊されないが、鎖がずらされた時
一臣:「ああああああああ!」
一臣は絶叫し、技が鈍る。
GM:12+2d6
GM:(コロコロ)12+2d6(3+5)=20
--- GMメモ ---
【魔獣戦闘】では、GMもダイス(12+2D6)を振り、その差分(PLの判定-GMの判定)のダメージを負います。
力の減少はありませんが、不利な状況になることはあります。
今回の場合、14-20=-6 となるので、【瀕死(瀕死の重傷、気を失う)】となります。
--- 本 編 ---
GM:では、技は鈍りつつも、邪力は健在
GM:赤い鎖が隆聖の腹部を貫きます
隆聖:「っつ……あー、死ぬ。このままだと死ぬ」
隆聖:鎖を引き抜き、理雄の上に座り込む。
隆聖:(丁度いいや、ここから貰っちまおう。どうせ殺されるだろ)
隆聖:なけなしの力を振り絞り、理雄の身体に凶拳を潜り込ませ……失われた血、身体の部位、内臓を黄泉接続で奪い取る。
隆聖:「うへ、キモチワル……」
隆聖:魔獣と戦って重傷を負った身体で世界をひっくり返されるような衝動に耐えられるはずもなく、昏倒する。
GM:魔獣は隆聖を殺そうとして……
GM:理雄が死んでいることに気づきます。
一臣:「あ」
GM:頭をかかえ
一臣:「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
GM:絶叫し、引きこもる用にマンションへ行き、青い鎖を強化します。
GM:隆聖は無視です。
GM:時間がないので判定はどうします。
隆聖:直感をお願いします
隆聖:【情報判定>直感】を開始します
隆聖:魔獣の邪力は、魔獣が攻撃中動かないことで封印できる
GM4:状況次第
--- GMメモ ---
【情報判定>直感】は、時間がない場合に使用される判定です。
PLは自分の考える弱点をつくロールを提示し、それが封印できるかどうか答えます。
今回のGMの回答は【状況次第】
封印ロールではありませんが、封印できる可能性があるロールだったことを示しています。
--- 舞 台 裏 ---
隆聖:あー、重傷のはずだから追撃できるけど昏倒してしまった。まあいいか
GM:これ魔獣の前で昏倒するんだよね
隆聖:まあ死にますな。重傷の時点で普通逃げられんでしょーし
GM:なん・・・だと
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