ひさしぶりだぜ!ほのかちゃん
「カーレンちゃん!!あーそーぼ!!」
ピンポーンと気の抜けた音が屋敷に響き、ほのかの声が聞こえる。
「…あの方はいつも騒がしい」
やれやれと執事は言った。
「セバスはほのかのことが…嫌い?」
「カレン様目が怖いですし、杖を向けないでください。嫌いではありません。」
「ただしい答えね。好きでもないのかしら」
「…あの方なら素のあなたも受け入れてくれるのでは?」
「何を言っているの。セバス。私はあの子の前ではありのままよ」
驚く執事を無視して、屋敷の扉を開ける。
「あーらほのかさーん!!いらっしゃいデース!」
そんな主人を見て、執事は思う。この人間はいつまで嘘をつき続けるのだろうかと。
魔法少女ほのか 2年生編 お花畑ラブ子 @sonic0227
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