魔法おっさんの逆襲
「く、くるな!」
「なぜ、私を拒むのだ。同じ魔法少女だろ」
ふりふりのドレスをきた筋肉質の男が両手を広げゆっくりと歩み寄る
「ち、ちかづくんじゃねぇ!」
あ、ちなみに、来るなと言った方が、襲った側です。
ターゲットのあまりに衝撃的な姿に足が震えている。
「…はぁ、まったく可哀想に、何に怯えているのやら」
「あんたにだよ!!!」
「パパにだヨ!!!」
ふたりの必死な声に白鳥社長は少し困った表情を浮かべ肩をすくめた。
「むぅ」
「く、くるなぁ!」
襲撃者は杖を振り、魔弾を放つ。
「ぬ。いかん!マジカル…」
飛んできた魔弾に向かい、小脇につけたポシェットに手を突っ込み、中のものを取り出す。
「つ、杖?パパは魔法なんて使えないはず」
「
魔弾を大根で叩きつけた。社長の足元が爆ぜる。
「さすが我が白鳥農園の大根。瑞々しさが段違いだ。さて…」
「ひぃ」
「襲撃者よ、我が家に来てもらおうか」
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