くる日もくる日も変わらず同じブラックな仕事をしていた主人公は、ある日とうとう限界を迎えてしまったが、意識が戻ると…子供の頃?に戻っていた。
彼は、巻き戻った人生を何故か見えるステータスを基に彼の本質とも言えるスキルを携えやり直す!
現在の更新分の終盤まで読みました。
プラトニックな恋愛とか努力する主人公とかの皮を被ってますが、ゲームなら間違いなくバカゲーの部類に入る、とんでもストーリーですね(笑)
小学生の頃位までが、まだギリギリ普通のラインだと思いました。まぁそれでもぶっ飛んでますが。
というか作者のステータス表示の頑張り具合がよくわかる作品だと言えます。
ある意味とても愉快な作品だと思います。
ストーリー自体は面白いんだけど、かなり昭和の時代ならまだしも2000年頃の幼稚園で気に入らないという理由で先生におしりぺんぺんされるってだいぶ問題のある幼稚園だと思うんだが?現代にも幼児に虐待する無認可保育施設とかはあるだろうが、幼稚園ではヤバい。
母親も事あるごとに主人公を引っ叩くしそれを当たり前のように作品に落とし込んでるという事は、作者さんは事あるごとに手を出されて育ったのかと心配になる。
他には一般人のステータスの基礎設定がおかしい気もする。
例えば筋力だが、幼馴染の子が小1時点で6、これで例えば全身筋肉に近い背筋力に当てはめるとしてデータが小4平均値60キロより下は見つけられなかったので、少なめに見積もって小1女子が半分の30キロ程度と仮定して、
それに対して普通のサラリーマンの主人公の父親の筋力が9倍程度の54あるわけで、ある程度運動はできたとは言え、270キロの背筋力を出せるだろうか。
(成人男性の背筋力は150程)
敏捷も父親は幼馴染(小1)の5倍の数値だけど、果たして成人男性だからといって子供の5倍も早く動けるんだろうか。
後はドラゴンと戦うあたりで698兆も体力があるのに、一気に1億体力が削れるとか、すごいダメージとか言っちゃう、100万分の1以下のダメージなのに。
でも実際には腹部に血が滲むくらいの物理的ダメージを受けてる訳で。数値と実際のダメージのバランスが取れてない。
自分の5倍の攻撃力を喰らって1億。
本気を出した&魔力や他のステータスの絡みなどあるとは言え相手の五分の一の攻撃力で与えたダメージが6000億。
ステータスの数値が仕事してない、色んな絡みがあってそうなったとしたら、わざわざステータスを数字で表してる意味あるのかな?
主人公最強とか、無敵かって言うくらい強いとかそう言うのは作品の持ち味なので気にならないが、ステータスに関して整合性が取れないなら、戦闘力を数値で表す事自体をやめた方が良いと思う。
あとはこの作者さんの他の作品にも言える事だがファンタジー由来の現象とは別にそんな事になる???
と言う場面が多い気がする、キャラクターの発言や行動、起こる結果に矛盾とまでは言わなくても違和感?を感じる
ストーリーや展開はこの手の話では王道だし意味のないヘイト稼ぎもなくストレスフリーで読みやすいし良いと思うけど、そういう細かいところの設定の詰めが甘くてそっちにストレスを感じてしまう。
そこをもっと丁寧に詰めていく様にするとより良い話になると思います。