(二)-2
僕も呼ばれたので、進捗の報告をした。実際、彼女のいない午前中に客先へしなければいけない連絡が三件あったのに、未来子さんの事を考えていたらすっかり忘れてしまっていた。そしていつも通り、「あんた、何やってたの!」と怒られた。でも今日はそれだけでは終わらなかった。というか、終わらせなかった。今日も未来子さんにプロポーズしたのだ。一応周囲には聞こえないように、だが。
当然その返事は「ありえない」だった。そして別室に行こうと言われた。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます