第19話 チェリー商会の会頭(胸はスイカ)
ヨカッター商会のエギルから聞いた場所、チェリー商会のお店「チェリーちゃんのお店」に着いて全員アングリとしていた。
ハリーは
「此れは店と言うより」
リリは
「此れは店と言う前に」
グリンは
「これって店ですの?」
フィルは
「これって店ですのですか?」
そして全員で
「「「「メイド喫茶じゃん!」」」」
そう叫んでいたのだった。
店の作りは某秋〇原のメ〇ド喫茶風の店で入り口にはメイド服を着た女性店員が通って行く人々に声をかけてしたのだった。
....内容は...
「お帰りなさい! ご主人様!」
「え~! プリンずっと待っていたのよ~!」
「プリンちゃん。私パインも待っていたのに~。」
「二人ともズ・ル・イよ。私も待っていたのに~。私はメロンと言いますにゃ。」
この店員全員....胸が....
「くやしい! 何であんなに成長しているのよ!」
「わーい。大きい果物ばっかりだよ。パパ。」
「大きいですのです。パパ。」
グリンら子供はワイワイと騒ぎながら言っていた。
「....まあな...。」
おい。リリよ。顔が阿修羅になっているぞ...。
「リリよ。」
「なによ! この巨乳好き!」
ほら、阿修羅になっている...。
「あいつらより、お前の方が美乳だ。いつも見ているからな。」
「え? うそ~。いやん。」
やっと元の状態に戻ったか...。
「中に入るぞ。すいません。」
ハリーはプリンと言う名前の店員に声をかけた。
「あら~。ナイスガイのおじさま。何かようですか?」
「え~と。会頭さんに会いたいのだが?」
「うそ~ん。会頭の男ならしゃあないわ。案内しますよ。だ・ん・な・さ・ま。」
「あのう。私もいるのだけど?」
「私もいるよ?」
「ボクもいるのです。」
「あら~。この方達は旦那様のお子さんですか?」
「いやあ。この小さい二人はそうだが?....隣のは私の妻だ。」
「妻よ。」
「子供なの。」
「子供ですのです。」
また、リリが阿修羅になってしまった。
それを見たプリンは、
「冗談よ。じゃあ。案内しますね。ローズさん。ご指名4名入りました~。」
おーい。ここキャバラクラではないよな?
奥から声が聴こえてきた。
「は~い。奥の「蜂蜜の間」に案内して。」
四人は「蜂蜜の間」に着いて各自座席に座って待っていた。
「パパ。黄色のソファでしゅ。わーい。」
「パパ。黄色のソファなのです。」
「二人とも。言ったでしょ? ちゃんとす・わ・る。いい?」
阿修羅のリリが言うと
「「イエッサー! マム!」」
2人は背筋を伸ばして座っていた。
「よろしい。」
また。軍隊かよ?
「お待たせいたしました。ハリーさん一家ですね。私はこのチェリー商会の会頭でローズ=チェリー=ボーンと言います。」
「俺がハリーで隣が愛妻のリリで、二人の子供はグリンとフィルだ。」
「愛妻って....。ぽお。」
「グリンだよ。」
「ボク、フィルなのです。」
ローズ=チェリーさんは、20代後半ぐらいで髪は桃色ロングで眼も桃色で背は160ぐらいのスレンダー型だが、妻のリリと違うのは....。
「...胸がデカい。悔しい!」
本当にスイカぐらいの胸が二つあった...。
「リリさん。胸がデカいと肩のコリがひどいのよ。」
さりげなく、リリに挑戦していくのであった....。
「所でエギルさんから聞いたけど、お店の経営が悪いって? 見た感じ経営が良い見たいだか?」
「この格好でするのはほんの2か月前なのよ。その前は普通のお店だったのよ。」
「何故、今の恰好になったのか?」
「それは....エギルの意見でそうなったのよ。今流行りだからって言ってね...。」
やはり。お前かエギル...。中々いいセンスしているぜ!
「それより、ゲスコインから約一億の白金貨の借金の内容は?」
「あのデブ領主が土地税を上げたのよ。お父様が生きている時は月金貨一枚だったのに、この土地は領主土地だからって月白金貨100枚にあげたのよ。」
「それって?」
「たぶん。あのゲスが私を妻にさせようと計画したからだと思うわ。私にはあのゲスより.....。エギルの方が....。」
頬を赤く染まるローズ。
「それでローズさん。返済の期日は?」
「3日後なのよ。3日後に領主宅に報告に行くのよ。指定の服を着て...。」
「そういう服装なのだ?」
「それは.....。」
するとプリンとパインとメロンが入って来て、
「「「こんな格好よ!」」」
と服装を見せる。
ハリーは固まる....。
パインは黄色のビキニ、メロンは淡いグリーンのビキニ、プリンは金色のビキニ。
胸の中心にはお椀型で後は全て紐状になっていた...つまりいわゆる紐パンである..。
「私のは桃色のビキニなのよ..。」
ゲスコインめゲスだがナイスチョイスだとハリーは思っていると隣のリリが阿修羅になっていたのだった....。
「私が来たら....。ロリコンおばさんになってしまうのじゃないの!」
「グリンには似合うよ?」
「ボクもなのです。」
「あんた達は黙りなさい!。 いい? だ・ま・り・な・さ・い。」
「「イエッサー!」」
おい。リリよ。子供に八つ当たりはしない。って言っても子供もなかなかデカいからなあ....。
「3日後に俺達も護衛として付いていくよ。いい?」
「お願いします。」
ローズは答えた。
パインとメロンとプリンはローズ直属のメイドだが、源氏名でなのっていたのだった。パインはフィーネと言い。メロンはリリアと言い。プリンはプリシアと言い、全員、結婚して子供もいるのだった。マジ?
「ゲスコインを領主から追い出したら。その後はローズさんが領主?」
「いいえ。私はエギルと結婚してエギルが領主になってもらう予定です。真面目な話、エギルは元貴族でエギル=バインズって言うのよ。」
リリはそのバインズを聞いて
「あのダニエル=バインズ侯爵の息子さんですの?」
「そう。エギルは次男だったので外に出て各地を回ったのだけど、5年前バインズ家は無くなったのよ。理由は分からない。」
「そういえばチェリー男爵も5年前に亡くなったって聞いたけど?」
「そうよ。私のお父様とエギルのお父様は親友であったのよ。ある時両家全員でり旅行した時に何者かに襲われて全員亡くなったのよ。その時私は魔法学園にいたけれど。」
「ローズさんってお年はおいくつですの?」
リリは尋ねると
「私、ちょうど20歳ですよ?」
「「「「マジ?」」」」
「ちなみにエギルさんは?」
「25歳だったと思うわ。」
「「「「マジで見えん。おっさんだと思った!」」」」
「エギルって恰好はおじさん風だけど、見た目を直せばちょい悪おじさんに見えるはずよ。」
「まあ。それはいいとして。ゲスコインとの対決は俺達がするので安心して欲しい。恐らく...君達の家族を亡き者にした相手だと考える。服装は普通でいいかと思う。あんなのゲスには見せたくないしね特にエギル一人ならいいかと思うが?」
「ありがとう。」
「貴方。良い判断ですわ。なでなでしてあげる。」
「なでなでするより、ベットでイチャイチャだ。」
「いやん。バカ。人前にそういうのは、ダ・メ。」
「わかった。わかった。」
と言うハリーであったのだった。
そしてハリー達は、宿に戻って相談をする。
「どうするの?」
「ああ。お前達が風呂に入っている最中に国王に報告した。どうやらあのゲスコインがエギルとローズの家族を殺したと決まっていたらしい。しかも魔族がからんでいる。甥の調査部隊が今領主宅に潜入調査しているはずだ、明日にはわかるはず。」
「それでゲスを操っている魔族から倒すの?」
「その方が早い。」
「分かったわ。それでね...。」
「分かっているよ。何回ぐらいスル?」
「明日が忙しいから、5回ね。」
「いや、10回だ。」
「私の体が壊れます!」
「なら、間を取って7回で。」
「それでいいわよ。あ・な・た。」
とバカ夫婦はいつもの夜の営みを7回をして寝るのだった。
.....お前達、本当にあれしか興味ないのか!
このバカ変態夫婦め!
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