読んでいて、何となしに物悲しい気分になるお話です。 記憶の無い不可思議な主人公が「自分は今日死ぬ」と告げる友人と暮らす1日の物語。 話の内容をあまり語るとネタバレに直結してしまうので具体的な感想は語れませんが、その中で。 最初から最後まできちんとまとまっている話です。 それでいて心地の良い不思議さも残している結末であり、こういうお伽話が好きな方は決して少なくないかと思います。 とりあえずアレです。 剣と魔法の物語に疲れた方、ノスタルジックな雰囲気に浸りたい方にはオススメの短編です。