【第1章】:「人間界へレッツラゴー!」

☞【第1話】:「ロリっ子エルフと駆け落ち準備」


 コレ自分で書いてて胸焼けしそうに成った


 途中から「アレ何でこう成った…?」って成り始めたのは後の祭り


 「かわいい」が「ウザい」

 (多分これからもずっとです)


 * * *


 ・「クロム」(主人公♂︎)

 イケメンエルフ 重度の変態

 シルフィの彼氏


 ・「シルフィ・ユグドラシル」

 (メインヒロイン♀︎)

 ロリエルフ 可愛い ボクっ子

 豚貴族(エルフ)の婚約者フィアンセ

 クロムの彼女


 ・「レイジ・ユグドラシル」(♂︎)

 爺さん エルフ族のおさ

 シルフィの祖父 奥さんは暴君(笑)


 * * *


 爺さんとの密会後、俺は内心ウキウキな気分でアイツの元へ行った


 ノックも無しに部屋に押し入る


 里の皆にはクールぶってる癖して部屋の壁紙や置物、家具等は全てピンク ギャップ萌え


 読書好きな俺の影響を受けて四六時中「恋愛小説」を読みアサる性格に成ってしまった彼奴は、今日も寝具しんぐの上で静かに本を読んで居た 尊い


「よっ、元気にしてた? シルフィ」


 「ひゃう!? なな、何で君が此処に居るのさ!? クロムくん!

 と言うかノックぐらいしてよ!

 お陰で吃驚したじゃないかぁ!!」


 おどろいた顔もかわいい 無敵


 とっさに本を布団の下に隠してたけど、その本の内容知ってるからね?


 「悪ぃ悪ぃ、許してくれ な?

 一早くシルフィの顔が見たくてだな…スマン

 駄目だったか?」


 頭をポリポリと掻きながら聞いてみる


 「! だ、駄目じゃないけど…

 むぅ…しょうが無いなぁ…

 今回だけ、だよ?」


 「お、おう…」


 れた様な赤らめ顔で上目遣うわめづか


 勿論俺は一発ノックアウト


 「うぇ!? だ、だいじょーぶ!?」


 アワアワするシルフィ かわいい


 「あ、あぁ… 大丈夫だ、心配無い」


 「本当…?

 もう、心配させないでよね…ばか」

 照れがお上目遣うわめづかいテイクツー


 やはりノックアウト


 「!? グハッ…」


 「うぇえ!? またぁ!?」


 俺の身体を其の小さい身体で必死に支えるシルフィ


 スンマセン、余りに可愛い過ぎて吐血してしまいました …ご馳走様です


 それから一悶着ひともんちゃく(同じ感じの)があってから落ち着いて事情を説明するコト数分後


 「──ってコトで俺と一緒に人界の魔法学院に通って貰います やったね!」


 「ってコトでってどーゆーことさ!?

 やったね! じゃないよ!?

 ボク何にも準備して無いんだけど!?

 初耳だよ初耳ぃ!!」


 遅ばせながら目前で涙目に成って又もアワアワしながら抗議するこの子はシルフィス・ユグドラシル


 俺の幼馴染みにしてエルフの里に在る精霊樹ユグドラシルの守人もりとの一族、所謂エルフのおさ(さっき話してたヒト)の孫娘で在る

 因みにに人界の階級で言えば「王族」だ

 凄まじくかわいい


 「だーかーらー、俺が人界で魔法を学ぶ為に学院に行くの

 んで、ソレに護衛と色々な便宜上べんぎじょうキミを連れて行くコトにしたのおけ?」


 「おけ? じゃなーい!

 そもそも何で一番偉い階級である筈のボクがキミの護衛とか雑用やんなきゃいけないの!?

 絶対可笑しいってぇ!!」


 ノリつッこみからの「うわぁああん! 可笑しい、可笑しい、可笑しいぃ~!」と頭を振りながら駄々を捏ねるシルフィ

 そんな姿もやはりかわいい


 俺はそんなシルフィにソッと近づいてそのまま抱きしめる


 力を入れ過ぎると直ぐにでも壊れてしまうと思う位、柔らかくてスベスベとした絹の様な肌


 女の子特有の甘い柑橘系の匂いがして来て頭がクラクラする


 「ふぇ…? ちょちょ、ちょっと──!?」


 そして続け様にサラサラな銀髪シルバーヘアーを梳いて頭を撫でながら耳元でささやき、ゆっくりと決意を込めた説得をする


 「あ、あぅ…」

 

 「(俺は彼奴に、あんなクソ野郎にお前を──シルフィをられたくねぇ

 だからこそ俺と一緒に人界へ来て欲しい

 分かってくれ…な?)」


 するとシルフィはほおアカく染めながら俺の胸にを顔を埋め、腕を俺の背中に回しながらボソボソとの鳴く様な声で返事をした


 「…う、うん…分かったよ…

 ボクも、あんな奴よりキミの方がよっぽど…(いや、寧ろキミじゃないと…)」


 「ん?

 最後の方が聞こえんかったんだが…何て?」


 「っ! もうっ!

 ボクも一緒に行ったげるって言ったの!!

 フンっ!」


 「いや何で怒っとるん…?」


 シルフィが「プイっ」と顔をそむけてしまった

 哀しい


 だが顔を横に背けたコトでエルフ特有の長く美しい耳が此でもかと強調される状態と成った


 ──カプっ


 「っ!?!!」


 ミミカプである


 相手の耳を自分のくちびるでカプってするヤツである


 俺はそのまま耳カプ行為キスを続行


 無我夢中というヤツだ


 耳から喉へ、喉から胸へと少しずつ、でも味わうようにゆっくりと何度もシて往く──。


 「んっ…はっ…んんっ…ゃ、ぁ…っ…」


 「カプっ…あむっ…はむっ…ペロっ…んっ…」


 「! んんぅっ…はぁん…や…っ…もう…ダ…メ…ぇ…」


 そして遂に乳房ちぶさに到達スルかというその時──


 「…お主ら何やっとるんじゃ?

 まだ昼間ひるまじゃぞ?

 ちと早くないかのぉ…?

 後ヤリ過ぎも駄目じゃぞぉ~」


 「「っ!?!!」」


 爺ちゃん(おさにして祖父)まさかのこのタイミングでご登場


 この後メチャクチャあわてた


 ~事後(※深い意味はナイ)~


 その後、爺さんは「最近の若者はけしからんのぉ…まぁ儂も若い頃は大概たいがいじゃったが…」と言いながら帰路キロ(同じ家だから上の階に戻っただけ)にいたという


 因みにこの爺さん、若い頃は放蕩ほうとう馬鹿息子と呼ばれ女遊びばかりしていたが、ヤル時はヤルしイケメンだったしめっさ強かった(物理な杖で戦ってた)からまぁモテたモテた

 けど後に妻と成る人を見付けてからは本来の義理堅い性格を発動した…らしい(後日イケメンな顔がボコボコにれたとかなんとか…)


 * * *


 うぇっ…(自分で書いて読んで胸焼けした)


 「やはり俺にはラブコメを書くのが向いていない件」


 誰かアドバイスを下さい…(切実)

 

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ボクっ子エルフのキミは今日もかわいいっ! 田仲らんが @garakota

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