第8話
教職という仕事を表すならば、
嫌なこと9割 いい事1割
…って感じかなぁ
とにかくブラック。
都市部の学校に勤めていた時は
6時半起床(もう私は睡眠重視のためノーメイクで寝起きの頭のまま通勤していた)
7:00 勤務開始
20:00帰宅
23:00家で仕事
24:00寝る
こんな感じ。土日は朝まで寝て昼から仕事
つまり、休みなんかない。
友達とスピーカーで「やめたいーつらいー」と話しながらパソコンで指導案作ったり
ご飯食べながら画用紙切ったり
どんなに疲れていても子どもの前では笑顔でいなければならない
ちなみに良く聞かれることがあるのですが
①先生って給食食べれるからいいよね!
→この激務の中で弁当と言われたら本気で過労死できる。遠足の時とか弁当持参の日は非常に辛かった。先生のお弁当は必ず子どもは観に来る。盛り付け、バランス、最低限レベルまでしっかり作らないといけない。
さて、給食についてだが、先生は誰よりも遅く食べ始め誰よりも早く食べ終わらなければならない。食べ始める前に、アレルギーチェックや好き嫌いチェック、体調不良はいないか確認、そもそも皆に配膳されてるか確認。
食べ始めると子ども達の話をうんうんと聞くのだが、これが結構重要で。休み時間や授業中だと、活発な子はガンガン話しくれるが、大人しい子の話を聞けるのは給食時間だ。話ながら、子どもがSOS抱えていないかなどをチェック。しながらとにかく給食はほぼ丸呑み。
食べ終わったら子ども達の給食チェック。
話してばかりで食べ終わらなさそうな子や、嫌いな食べ物の前で石像になってる子チェック。
あと、子どもの宿題のまる付けは給食時間くらいしか出来ないから、チェックしながら手はまる付けをする。
②休み時間が休憩ですか?
いいえ!!!!!休み時間はいっっちばん働きます!!!
だってね!?
子どものケンカが起きるのは休み時間!見てないと!
子どもの怪我が起きるのは休み時間!安全確認しないと!
子どもと遊べるのは休み時間!関係作るためにも遊ばないと!!!
徹夜明けの鬼ごっこはすごくキツい。
運動会近くなると図書室に行きたがる先生。筋肉痛半端ないから。
③えっ?じゃあ休憩時間は??
一応16時くらいから1時間です。
無いけどね!!!!!休憩時間なんて!
この時間、委員会やらクラブやら会議やら研修やらがあるんです。それが無くてもみーんな仕事してます。終わらないから!!!!!
今まで見たことない。休憩時間とってる先生なんて。
でもね。
ほんとこの1割があるから
先生ってほんっと良い仕事って思えた。
子どもが出来なかったこと出来るようになったり。
それを保護者の方が一緒に喜んだり。
子どもの笑顔とかさ。
子どもの夢を聞いたりとかさ。
あと、一緒にいるだけで元気になれたりね!
大好きだーー!!!教え子達!!!!!
また会いたいなぁー!会いたくてしおれそうだよ!
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