あれ、史実と違う感じが・・・
補足
1貫=15万円
家臣一人当たり年収600万円と考えて年収40貫
足軽は直轄兵で年収200万円と考えて年収20貫
森家の場合、年収500貫
家臣8人で320貫なのでのこり180貫が森家の取り分とする。
※この計算は年収であり、実際は1000貫だが5公5民なので以降の記述でも年収(俸禄)で示す。
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一週間後準備ができたので弾正忠信長様に会いに行くことにした。
行くメンバーは俺と親父、家臣は秀正だけだ。
森家は500貫の俸禄なので家臣はいるが8人だけだ。
残りは叔父と共に留守をしてもらっている。
先の戦で一緒に戦ったものは農民ばかりだ。
行く途中の道でちょくちょくおいしそうなものをつまみながら尾張まで来た俺たちは弾正忠様に会いに行くためにの那古野城(現在の名古屋市)に来ていた。
ちなみに秀正はそこら辺の店に置いてきている。
「そこの門番や。」
「なんでしょう。」
「儂らは美濃にある森家の者じゃ。弾正忠様にあう約束をしておるのでやってきた。確認してきておくれ。」
「森家の方ですね。分かりました。」
5分ぐらい待たされた後、確認がとれ準備もできたので会おうという返事が来たので会いに行くことにした。
「表を上げろ。」
「「はっ」」
「よく参った。隣にいるのはせがれか。」
「はっ、某はもう歳ですので家督をせがれに譲りせがれに弾正忠様に仕えてもらうと思いまする。」
「某、森三左衛門可成と申しまする。弾正忠様にしっかりと仕えさせていただきます」
「お主はなにができる」
「はっ、槍はそこらの者には負けぬ自信がございまする。」
「弾正忠様、せがれは先の戦でも相手方の家老を打ち取っておりまする。」
「ふむ・・・お主、何歳じゃ」
「20でございまする。」
「儂と同い年か。ふむ・・・お主はここに残り儂に直接使えよ。」
「弾正忠様にですか。」
「不服か」
「い、いえめっそうもありませぬ。精一杯仕えさせていただきまする。」
「それならばお主はここに残れ。領地にはひと月に一回ぐらいは戻れるから大丈夫だ。森家は約束どうり俸禄1000貫で召し仕える。よいな」
「「はっ」」
ようやく謁見が終わった。現代で魔王とかさんざん言われただけあって威圧がすごいな。転生する前ならまともに話せてすらいなかったであろうな。俺はここに残り弾正忠様、いや殿に仕えなけらばならなくなったから親父と秀正は帰っていった。
「三左衛門はおるか。」
「はっ、ここにおります」
「お前が今日から共に働く者たちを紹介する寝る場所はそのものらに案内してもらえ。」
そういわれ、ついていった場所には様々な年齢の者たちが訓練をしていた。
「殿!!」
「おお、犬千代。こいつは今日から仕えることになった三左衛門というものだ。すでに戦でも戦功をあげている。役に立つだろうから面倒を見てやってくれ。」
「分かりました。三左衛門。よろしくな。」
「じゃ、励めよ。」
「「「はっ!!」」」
「犬千代殿、よろしく頼みます。」
「いや、年も近そうだし、呼び捨てでよい。これからよろしく頼むぞ、三左衛門。」
「ああ、それならよろしくな。犬千代」
そのあとに殿の小姓から自己紹介をし合いかるく打ち合って実力を認めてもらったら解散となった。
今の殿の小姓は岩室長門守殿、加藤弥三郎殿、佐脇藤八殿、長谷川橋介殿、山口飛騨守殿だ。
いや、誰も聞いたことないな。
犬千代はどっかで聞いたことがあるような気がするが。
「確か三左衛門は俺の家の隣だな。なにか分からないことがあったら聞きに来いよ。」
「ああ、そうするよ。今日はありがとな。明日からまたよろしく」
「何言ってるんだ。今からこの出会いに乾杯だ。」
「はっ!?」
半強制的に連れていかれ酒を飲みながらお互いのことについて話し合った。
俺が何で女子よりの美男子なのかなども聞かれたが母親に似たとしか言えないだろう。
結局飲みまくって気が付いたら朝になっていた。
「おきんか!!」
「「はいっ」」
「長門守殿ではござらぬか。」
「もう鍛錬の時間だぞ。それにお主等初日から何をやっておるのだ。」
そういわれ自分達を見てみると両方の服がはだけてるじゃないか。
「ち、違うんですよ。これには深い事情があって」
「そんなことどうでもよいわ。早く準備をせんか!!」
はあぁ、最悪のスタートだ。これからが心配になってきた。
あとなんか引っかかってたけど史実の可成って信長よりも年上じゃなかったっけ。
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史実
1523年 森可成誕生
1534年 織田信長誕生
1539年 前田利家誕生
1554年 森家、田弾正忠に臣従
本作
1534年 森可成、織田信長誕生
1539年 前田利家誕生
1554年 森家、田弾正忠に臣従
※ちょくちょく補足や改変要素を入れていきます。
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