虚飾の魔王

第37話 現時点で公開可能のキャラクター設定です。

虚飾の魔王（カタストロフ・コード） レイン

主人公。古代龍と美徳持ちの聖女の間に生まれた人と魔物のハーフ。天魔族。偽と虚像を司る魔王なので、他人の真偽を見破ったり、その逆で見破られないようにする点では最強である。

エクストラユニークスキル「虚飾ノ罪（コキュートス）」

偽り、嘘と虚像のエクストラユニーク。

1度見たものに偽装する。本来はそれだけのスキルが進化し、1度見たエクストラユニーク以外のスキルは上辺だけ似せて使えるようになる。上辺だけなので威力は大幅に下がる。暴食の魔王のエクストラユニークスキル「暴食ノ罪」に少し近いスキル。ユニークスキル「偽」が魔王化で進化したスキル。

複合スキル「虚像」

自身の存在を虚像にすることができる、というスキル。使用者の任意のタイミングで、使用者の存在を虚像化する。つまり使えば相手の攻撃は当たらない、というチートスキル。

エクストラユニークスキル「智恵ノ徳（エデン）」

美徳の1つ。魔王化の際自身の美徳持ちの血が呼び起こしたスキル。思考加速、超分析、神速演算。1度見たスキルを使用できる虚飾スキルの欠点、スキル威力が大幅に下がってしまうのをこのスキルの分析で解析することで威力も本物そのものに保てる。元は「無限図書館」というユニークスキルだったものが魔王化の際に進化した姿。

権能（アドミン）「熾天絶剣（テンサクイシ）」

勇者ネルと対峙した時に進化したスキル。元は「竜帝の怒槌（ゼロス）」だった。天の力を纏う勇者ネルを打ち破るために「智恵ノ徳」が戦闘中に生み出した。このスキルは神の権能のようなとてもヤバいもので、神殺しさえ可能にしてしまう権能。

※ユニークスキル「偽」

見たスキルを記録し発動できる。ただしユニークスキル以上はできない。

氷皇朱雀（コールドフレア） アルス

レインが氷神と呼ばれた神鳥の死骸を生贄に召喚した際、神獣である朱雀が呼びに応じたが氷神の死骸を生贄にしたためか本来の姿でなく氷の支配者としての世界線の朱雀が召喚された。アルスという名は召喚の際レインが付けたもの。実力は本物の朱雀。

加護…魔王の加護

スキル…ユニークスキル「零界の冥獄（ニブルヘイム）」

周囲を氷で覆われた世界に塗り替えるスキル。

エクストラユニークスキル「氷炎摩天楼（アブソリュートクリムゾン）」

氷と炎を支配するスキル。氷と炎に閉ざされた結界を創り出すことができる。その結界空間では炎と氷の支配権は使用者にしか認められない(相手が炎の神でも氷の神でも)。

ラース

レインが生まれたときから主人公のお世話係をしていた使用人。悪魔だったがレインの魔王化に際しての系譜進化で悪魔将（アークデーモン）に進化した。女性。かつての領主、レインの父との戦いに敗北して彼のもとで使用人として働いていた。

加護…魔王の加護

スキル･･･ユニークスキル「誘惑の傀儡（テンプテーション）」

自身より弱い者の魂を掌握する。弱いという定義は場合により異なるが、だいたいは魂の強さが影響する。

エクストラユニークスキル「常夜の地獄（ブラッド・ムーン）」

膨大な魔力を消費することで発動できる。対軍用の殲滅スキル。範囲内の対象に死の概念を付与する。死の概念を付与された者は過程を問わずに死に至る。耐性を持っていないと死を避けられないかなり強力なスキル。

憤怒の魔王（イノセント･パニッシャー） カルラ

エクストラユニークスキル「憤怒ノ罪」を所有する魔王。八魔王中第2位。魔王となったレインに最初に接触をした魔王。憤怒の魔王という肩書きながらとても穏やか。フェンリルの末裔の獣人種（ワービースト）。

エクストラユニークスキル「憤怒ノ罪（ゲヘナ）」

憤怒のスキルはその名の通り使用者が真に憤慨した時に本当の力を発揮する。狂戦士化とは違い使用者の意識はそのままである。純粋な強さのスキル。

暴食の魔王（ロードディザスター） グラス

エクストラユニーク「暴食ノ罪」を所有する魔王。八魔王中第一位。敵には一切容赦しないことで知られる。1分もしないうちに街を滅ぼした逸話がある。龍神。仲間への優しさはピカイチ。白髪の男性の姿をしている。

エクストラユニークスキル「暴食ノ罪（ヴァルハラ）」

対象を喰らうスキル。食べた魔物のスキルを獲得することができる。魔法やスキル攻撃も食べられる。

竜帝ゼロス

最強の竜。かつて暴食の魔王の側近だったが、古代龍ゆえの老衰もあり側近から退いた竜。人間の世界の理解ある聖女との間に子を持ち、その子が成長した時、自身の願いでその子によって成仏させられる。

ユニークスキル「竜帝の怒槌（ゼロスバースト）」

神属性の一撃。ドラゴンブレスの完全上位互換。山の5つくらいは消し飛ぶ威力。

勇者ネル

エクストラユニークスキル「希望ノ徳」と「正義ノ徳」を所有する勇者。魔物と人間の魂の違いに疑問を抱き、初めて魔王と友になった勇者。正しくは勇者の卵。実は少女。

エクストラユニークスキル「希望ノ徳（シャングリラ）」

世界の意思が認めた勇者にしか付与されない特別なスキル。個人用対魔結界、思考加速、絶対防御、聖天の守護というスキルを使用できる。

「個人用対魔結界」

対象1人にのみ使用できる魔力による攻撃を無効化するスキル。使っている時間ずっと魔力を消費する。自身にでなくても付与できる。

「絶対防御」

自身と同等以下の物理攻撃を擬似神格で無効化するスキル。自身にのみ効果のあるパッシブスキル。

「聖天の守護」

4度の死までは許されているチートスキル。つまり5回殺さないと勇者は死なない。

エクストラユニーク「正義ノ徳（アヴァロン）」

自分にとっての正義がある限り常に発動するスキル。以下のスキルが使えるようになる。無限の正義、対征伐結界、断罪の聖剣。

「無限の正義」

無限に魔力が補給され続ける。何秒に何割かの割合で魔力回復できるチートスキル。

「対征伐結界」

自身の正義に基づく行動を邪魔する存在に対して特攻が発動し、対象を弱体化させる結界を創り出す。

「断罪の聖剣」

悪属性特攻のパッシブスキル。大罪系スキルの効果を受けなくなる。

鬼神（キジン） カミナ

武士（モノノフ）の隊長。街の治安を守る軍の長。白い髪に赤い瞳、赤い角の鬼。白と赤の服を着ていて、腰には赤い刀をさしている。

元からいたオーガ達の中では最も強い。

加護…魔王の加護

魔王レインによる加護。あらゆる能力が上昇する。

スキル…ユニークスキル「禍絶ち」

強力な一閃を放つスキル。必中なので同格以下のスキルでは回避が出来ない。

ユニークスキル「灯巌華（ヒガンバナ）」

戦闘中にデバフを受けない。

1度限りで即死ダメージを軽減する。

エクストラユニークスキル「白陽炎（シロカゲロウ）」

1. 相手からの攻撃を確率で躱す。

2. 分身ができる。

3. 炎妖術が使えるようになり、炎妖術の威力が増加する。

鬼術姫（ジュツオウ） ラルク

鬼術娘(ジュツキ)部隊の隊長。鬼術娘(ジュツキ)は元より妖術攻撃に特化した進化。

ラルクは桃色の髪に桃色の服装の女の子。

加護…魔王の加護

スキル…ユニークスキル「桃源郷（ユメウツツ）」

結界スキル。同格以下のスキル攻撃は通らない、通常物理魔法攻撃を大軽減する空間結界を作り出すとんでもスキル。

ユニークスキル「崩壊の妖術（モデス）」

数分間周囲の味方と自身の妖術攻撃の威力を増加させる。妖術耐性、あるいはその上位互換を持たない者への攻撃は必中になる。

鬼雲（ウツロギ） マダラ

隠密部隊の隊長。黒っぽい服、紺色の髪はまさしく隠密の忍び。気配遮断や索敵は元から備わっているらしい。

加護…魔王の加護

スキル…ユニークスキル「霞扇（ウツロ）」

隠密特化スキル。隠密っぽいことはだいたいできる。影の中に潜んだりもできる。

エクストラユニークスキル「黒陽炎（クロカゲロウ）」

白陽炎の黒バージョン。ほとんど違いはないが、使える妖術が炎でなく影妖術になる。

世界樹の護り手（エレメントフェアリー） ミスナ

ドライアドの最上位精霊。世界樹と呼ばれる神話の産物を代々守ってきた家系の末裔。大人しめの少女。昔人間の身勝手な侵攻で親を亡くした。(本来人間はミスナ達エレメントフェアリーには太刀打ちできない。人間100万よりも強い存在だが、人間はまだ幼く力が弱かったミスナを人質として侵攻した。慈愛と優しさの化身たるエレメントフェアリーはミスナを見捨てて務めを果たすことができず、最後にほとんど無抵抗の形で人間達に敗れ死んだ。ミスナが助かったのは神域の守護竜が助けに来たため。(どこかの誰かと同じような過去である。))

茶髪に近い色の、細いツインテールが特徴のロリ娘。人間を恨み皆殺しにしようとする。魔王でありながら人間の勇者とつるむレインに接近し、同じ過去を持つことを知る。それによって徐々にレインに心を開く。

加護…世界樹の加護

再生能力、魔力回復の効果が上昇する。

スキル…エクストラユニークスキル「幽玄なる夢幻（トロイメライ）」

全てを夢にするスキル。ただし規模により消費魔力が増減する。攻撃を躱すことは易いが世界を変えるようなことは消費魔力が足りずに生命力を使い果たし死んでしまう。使い方によってはとんでもなく強い。夢にする、というのは事象を上書きするということ。

ユニークスキル「かつての憧憬（フェアリーテイル）」

呪い系スキル。耐性の無い者は思考判断力が激減する。対象に幻を見せることもできる。

神域の守護竜

普段は紺色の髪の少年のような姿をしている。

夜堕神（ヤタノカミ）と呼ばれる神話の竜。神話の産物を守護する宿命をずっと守っている。真名はネヴィルス。

権能（アドミン）「星月夜（デ・ステーレンナフト）」

闇を展開する結界を作る。あらゆる魔法と光系スキルは吸収され、結界のために出口もない。魔法を無効化する空間。魔法反射や魔法無効魔法も無効化される。結界として発動しなくても、全ての魔法を吸収する闇を召喚したり身に纏ったりもできる。闇属性かつ光属性。

権能（アドミン）「夜想極（ノクターン）」

夜、暗闇の王。夜や暗闇の最有力権を有する。夜では全ての制限が解除され、全力を出すことができる。夜での彼は、最高神でもないと止められない。戦闘能力の全段階強化、神格強化、さらに全ての生命特攻の砲撃を所有する。まさしく緋天神と対になる、夜の王。

権能（アドミン）「夜刀蝶・死神の夢想（ネクロコラプス）」

ネヴィルスの最も強力な権能。神格に阻まれない限り、対象の特異点、すなわち生命の始まりから存在を滅ぼす権能。神格を持つ者に対しては神格を削ぐ程度の効果を持つ。まだ誰にも使ったことのない強力な権能。

神器「終滅の黒夜（ナイトメア）」

黒い刀身の剣。最高支配権を持つ、まさしく最強の剣。支配権はあらゆる要素にアクセスし、魔力の持続する限り支配できるものだが、最高支配権は他の要素に邪魔されずに支配できるというもの。例えば他人の支配している水を、この剣の能力で支配することもできる。

妖刀「緋紡」

最硬質の魔物の素材とレインの魔力を融合させて作った特別性の魔鉱を素材に鍛冶屋のおっさんが鍛えた会心の一振。外見の黒鞘には赤く模様がデザインされており、刀身は薄赤色。レインが魔力を通すことで文字通りなんでも切れる刀。権能「熾天絶剣」により神格も切れるので、事象でも物体でもほんとになんでも切れる。

聖剣「カノン」

原初の勇者と呼ばれる者が使った聖剣。聖剣が使い手を選ぶので聖剣に認められないと触れられない。青と銀の直剣。使い手の勇者の力に比例して剣の力が上昇する、意思があるかのような剣。

パッシブスキル「英雄剣（カノン）」が付与されている。効果は勇者が所持している場合に限り最高切断権が与えられるというもの。最高切断権は神器と同等以上の性能の装備か権能でないと防げない。

かつての英傑の、その眠った剣が覚醒を果たすと───。

聖女 テラス

レインの親。

スキル等は不明。

七星の黒（セプテットブラック） クロノス

星魔導師。ネルの師匠。

スキル等は不明。

邪神メリアル

呪いを司る邪神。

権能（アドミン）「黒き豊穣へ捧ぐ死歌（シュブ・ニグラス）」

生命に対して植え付ける魔力によるバグ。それは感染症のように爆発的に広がり、魔力から魔力へ、気付いた時にはもう遅い。植え付けられた生物は生命力を空になるまで吸われ続けやがて死ぬ。吸収した生命力は魔力に変換されて邪神の元へ帰っていく。

かつて世界を半壊させた権能。

※ここに記されていないスキルや権能等もたくさんあります。あくまでも現時点で判明しているもの、公開可能のもののみを紹介しています。