第125話 マスク(27)

 と、なれば~? その後はまた~。山田夫妻の周りの時間(とき)は自然に流れ始めていく~。


 そう~、確かに~? 妖艶で美しい妖狐な女神さまがいるので、横目でチラリや振り返り確認をする殿方は、後を絶たないのだが。


 先程……。おさん狐さまが妖艶な妖力を放出している最中みたいに。彼女に魅入られて沈黙……。


 その場で立ちつくしてしまう殿方はいなくはなったのだ。


 と、なれば? 同時?


 大島のオジサンも我に返り口を開く。


「山田君。君の奥さんの言う通りでね。今C国や。C国にあるB街等に住む人達の不満や不安の声が多々……。そう? 大変な事になっている。他国の人達も気をつけてといった動画多々流れているから山田君~。君も奥さんの言う通りで、マスクをちゃんと着用をして、気をつけないといけないよ~。奥さんのお腹の中には、君の大事な子供がいるようだから。尚更御主人の君は気をつけないといけないよ」と。


 大島のオジサンは山田瞬を再度、マスクを必ず着用するようにと諫めてきたのだよ。


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