47.明くる日




     ♡



 次の日は、大宮とヤ……もとい、会った。


 例によってまたもやの自宅デートだった。ワリカンで買ったアクションRPGを代わる代わるプレイするなんていう、ネット対戦全盛の現代においては前時代的な遊びも、その楽しさが失われてしまったわけではない。


 途中から外は土砂降り、轟々と落ちる雷にビビり散らす大宮をなだめて、後はもう流れというかなんというか……ん? あれ?


 雷が苦手なのは、島林先輩だったっけ……?


























 ──、────。───────、──────?























 ───────────────────。







 そうか。つまり、






             だ

 俺  日  た   先宮 ろう

  が今  っ の 、大輩の ずい

     会   は 桃原 はな

             で

            

 ということか。

                 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る