応援コメント

第32話 「前公爵 クラウス・オストレーベは暗躍を楽しむ」14」への応援コメント

  • コレット嬢、けっこう苦労してそうだけど、それを表に出さないのが健気でいいですね。そしてかわいい!
    きっといい公爵夫人になることでしょう。

    そしてクラウス殿・・・。
    愛娘の動向まで完璧に把握しているとは、さすが国家第一の梟雄・・・。

    クラウス殿がコレット嬢になにをさせるつもりなのか、熊吉、小一時間ほども考えてみたのですが・・・、ううん、さっぱりわからない!
    隼 一平様のようにはいかないですね・・・、ぐすん。

    続きも楽しみにお待ちしております!

    作者からの返信

    熊吉(モノカキグマ)様、
    今回もコメントを頂きありがとうございます。

    コレットは6歳の時、母親を亡くしています。
    その事情については「外伝」と言う形で書いてみたいと思っていますが、
    まず、こちらを完結まで進めなければいけないので
    かなり後になりそうですね。

    クラウスが娘のプライベートまで把握しているのは
    彼女が道ならぬ恋に落ちるとか、
    どこかの馬の骨に引っかかるとかを
    防止する為でもあります。

    彼女付のメイドはクラウスからの命により
    コレットの世話係を務めています。
    命令系統として、クラウスからの命がコレットの命より
    上位になりますから
    「コレットの動向を逐一報告せよ」と命じられたら
    その通りに報告しなくてはならないと言う…。

    コレットがプライベートを父公爵に流すなと命じても
    効果はあまり無いと思いますねぇ。(笑)

    コレットが担う役割。
    クラウスの最後のセリフ、「魔法」が大ヒントなんですが。

    もう一つヒントを出すならば

    「充分発達した文明の物事の見た目は、
    魔法と何ら変わらない」

    ファウンデーションシリーズと言う海外SFで出てきた言葉です。

    現代の電灯や水道を中世の人が見たらどう思うでしょうか?
    それこそ「魔法」で明るくしたり、水を出したりしているのだと
    感じても不思議ではないでしょう。

    あなたの世界と同様に、私の世界でも「魔法」は
    存在しません。
    しかし、魔法に見える何かは存在できるのです。

    これ以上はネタバレになりますので話せませんが
    中世的なオカルトから、近世の科学知識が拡まる時代の
    過渡期にあるのが、この世界です。

    そこで、クラウスは何を仕掛けるのか?
    どうぞ、お楽しみに。

    これからもよろしくお願いします。