応援コメント

第30話 「前公爵 クラウス・オストレーベは暗躍を楽しむ」 12」への応援コメント

  • 第4補給品・・・。
    戦場にはつきものですが、なかなか生々しいお話でした。

    そして、エドワードのピュアっぷり(笑)

    ヴェストヘルガー公爵を一度自領に戻らせたのは、エドワードに功績を独占させるためのクラウス殿の作戦なのでしょうか?
    それとも、他にもなにかあったり・・・?

    続きも楽しみにさせていただきます!

    作者からの返信

    熊吉(モノカキグマ)様、
    毎回のコメントありがとうございます。

    第4種補給物品。

    これは、史実でもあちこちで記録があるのです。

    戦国時代、秀吉が一夜城設営の資材を用意するために
    飛騨の山中で作業していた時に、その作業場周辺に娼婦が現れたとか。
    (これは竹中直人主演のNHK大河ドラマで、秀吉が部下に「大将はあの女たちをどうするのか?」と聞かれ
    「俺も森に行く!」と答えたシーンがあります。ドラマの中の事なので
    史実かは疑問ですが…。)

    アメリカ南北戦争においても
    北軍の将軍が娼婦を引き連れて従軍しています。
    陣営をうろつく彼女らを見掛けた将校が
    「彼女たちは何者か?」と尋ねると
    「あれは将軍の(女)だ。」
    と返答されたなんて事もあったようです。

    第2次大戦では日本軍の慰安所が有名ですね。
    そこで働く娼婦たちの中には
    ひと月で将軍(少将以上の階級を持つ軍人)の月給以上を稼いでいた者もいたり。

    第4種補給物品 の名称は
    朝鮮戦争における国連軍内部の符丁だったと記憶しています。

    アメリカ軍は大戦中の日本軍慰安所を参考に
    慰安所を開設していました。
    そこで働く韓国女性は自ら身を投じた者だけではなく
    騙されて連れて来られた者や
    寒村から人身売買もどきの手順を経て
    慰安所に送り込まれた者も多かったようです。

    韓国の元従軍慰安婦の証言の中に
    「ジープで連れられていった」
    「ヘリコプターに乗せられた」
    「クリスマス時期は寝る暇もなく相手をさせられた」
    と言った物があります。

    ジープもヘリも日本軍は所有しておらず
    クリスマスの文化が日本に入ってきたのは
    終戦後の事。

    明らかに状況的に矛盾が多くあるのにも拘らず
    すべて二次大戦当時に日本軍が主体となって慰安婦を強制連行したと主張したのです。
    (日本軍が慰安所に関与していたのは
    兵員が性病に掛かるのを防止するためでした。
    戦地でまともに医療活動ができるのは
    軍の衛生部隊しか存在せず
    兵員の健康管理は軍にとって重要事項ですから
    そこで働く女性の疾病予防や治療も軍が行ったのです)

    今もくすぶる、従軍慰安婦問題。
    韓国の人たちはなぜ、各種の記録や資料から判明している事実を認めずに
    日本を悪者にしたがるのでしょうねぇ…。


    ヴェストベルガー公爵の件について。
    これは、補給作戦の後に行われる「決戦」への「仕込み」であります。

    誤解を招いたようなので、クラウスとマルティネス4世の会話を
    加筆修正しました。
    そちらも読んで頂ければと思います。

    長々と返信、失礼しました。
    これからもよろしくお願いします。