第18話 熊吉さまへ…。
今回は私が愛読している作品の作者 熊吉様への
コメント返信に対する私の見解を書かせて頂く。
ほかの読者の方には申し訳ないのだが
コメント返信に対して再度コメントする事が出来ない
カクヨムのシステムゆえ、ご了承願いたい。
もし興味が無ければ読み飛ばして頂きたいと思う。
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熊吉様。コメント返信ありがとうございました。
作品上に表れない状況が現在の状態に繋がったと。
それならば今回の戦争の動きを検証するための
「戦訓検討会議」なるのもを行って
共和国軍の行動を精査する場を設けて解説すればよいのでは?
いわば答え合わせができるのですから。
確かに無線もない近世の軍隊ですが
同盟軍の動静くらいは把握できるはずです。
「バ・メール王国軍、敵要塞を奪取!守備隊は野戦にて撃破!
敵将も討ち取ったそうであります!」
位の伝令報告は来ているでしょう。
共和国軍など鎧袖一触!と言う
帝国の思い込みを補強する報告ですよね。
渡河前の軍議の席で
「なんと!あの要塞を陥落させたとは!」
「やはり共和国軍など恐れるに足らず!」
などの会話・状況描写があれば帝国軍の慢心を
際立たせる事が出来たでしょう。
さて。
私のコメントにより「描写が足りない」と感じて
作品の加筆修正・プロット改定を考えておられるようですね。
どちらも必要ありません。
加筆修正についてですが。
ウエブ小説は「細切れの連載」で掲載期間も長いため
読者は最新話に注目します。
それとは逆に一度読んだ部分については
さほどの関心を持ってはくれないのです。
1ヵ月前に投稿された部分を修正しても気づいてくれるでしょうか?
新規読者が読み進めてくれるならその部分は有効になりますが
既読の方たちは戻って読むことは少ないでしょう。
それなら最新話で解説した方が良いでしょう。
もし加筆修正するなら書籍化される時点ですれば良いと思います。
プロット改定。
これはやってはいけない!
今までの物語との整合性が取れなくなる可能性が
大きいと思います。
ここをいじるとなると大変な作業量になるはずですし。
後付けでもいいので
今回の戦争について検証するシーンを作れば
要塞の現状をこの時点で描写する必要はないはずです。
例えば
今回の戦争が収束して帝国軍改革を始めるときに
「共和国軍との戦闘がどう進展したか?」と言う検討会議で
帝国軍、バ・メール軍の双方の開戦から収束までの動きを
確認するシーンで解説すれば良いと思いますが、どうでしょう?
アントン:「バ・メール軍がXX要塞を陥落させる事が出来たのは
どうやら共和国軍指揮官が独走したためのようですな。」
エドヴァルド:「あの戦で帝国軍だけが失態をさらした訳ではなかった、と
言うことか…。」
読者は作品に対して好き勝手にコメントします。
応援だったり共感だったり批判だったり。
そのコメントで何か気づかされる事もあるでしょう。
それを受け止めて作品を良くしようとする姿勢は素晴らしいと思います。
しかしながら、それによってメインストリームを改変するのは
良くないでしょう。
あくまでも、作品は基本的に「作者の物」なのですから。
読者から影響を受けて内容が変化したとして
貴方は納得できるでしょうか?
いわば自分の思想を否定されるのに等しい事を
されるのですからね。
自分の思考に自信をもって書き進めてください。
極論すれば。
「コメントなんて知ったことか!」と
無視しても構わないのです。
この作品は貴方の物。
だから、貴方の思うままに書き進めて下さい。
1読者のコメントが作品の内容を変化させるなど
おこがましいにも程があります。
熊吉様。
長々と書き連ねてきましたが私の言いたい事は…。
楽しい作品の投稿、ありがとうございます。
自分の構想力・創造力に自信を持って書き進めて下さい。
いつも応援しています。
今回はここまで。
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