第15話 ふざけるな!

5月9日。


ロシアは対独戦勝記念日を迎え、軍事パレードを行った。


ロシア大統領、プーチンは演説を行い

ロシア国民に今回のウクライナ侵攻の正当性を強調し

更なる団結を呼びかけた。


私が気になった点が1つある。


「ネオナチのロシア侵略を防ぐためには

今回のタイミングがベストであった。」


プーチンはこう発言しウクライナ侵攻を正当化したのだ。



………。





ふざけるな!


お前の発言はヒトラー総統が独ソ不可侵条約を破棄して

ソ連に攻め込んだ時の正当化手法と同じではないか!


「共産主義者の侵略から我が国を守るため”予防攻撃”を開始した。」


かってのナチス・ドイツと同じ正当化手法。


それをナチスを打ち破ったソ連→ロシアが使うとは

実に皮肉ではないかwwwww


プーチンは

「NATOの東方拡大は容認できない!」と言っている。

だが、それを招いたのは自身の拡大戦略なのは明らかだ!


8年前にウクライナからクリミヤ半島を奪いロシアへ編入した。

そんなことをすれば

「次は全土がロシアに飲み込まれる!」と思われても当然だろう。

そうならないためにはNATOの庇護下に入るしか選択肢はなかったのだ。


ウクライナはNATO加盟まであと一歩まで来ていた。

加盟が認められればロシアはウクライナに侵攻することは不可能になる。


(NATO条約は双方向の物であり加盟国が攻撃を受けた時には

その国の側に立って戦う「義務」がある。

なお、日米安保条約は日本が攻撃された場合に

アメリカ合衆国が日本を「支援」するものであり

アメリカ合衆国が攻撃を受けた時には

日本が支援する「義務」を負うことはない片務条約である事を記しておく。)


つまりロシアがウクライナに攻撃を仕掛ければ

全NATO加盟国との戦争になるため、侵攻は不可能になる。


確かにウクライナへ侵攻するのなら今回が最後のチャンスだったのだ。



だが!


だからと言って他国へ侵攻していいわけがない。


自国に足りないものがあるならば他所から奪えばよい。

なんて言う思考は中世から20世紀初頭の「帝国主義」思想そのものだ。


現代には技術がある。

それを駆使して国を富ませる方法などいくらでもあるはずだ!


大ロシア主義?

なにそれ、美味しいの?


独裁者の妄想に付き合っている暇はないんだよ!


現状を打破し戦闘終結へ向かうためには

プーチンを排除しなくてはならないだろう。


かつて、ソ連邦崩壊前夜にクーデターが発生し

ゴルバチョフ書記長がソチで軟禁されると言う事件があった。

その時には彼の側近だったエリツィン氏が市民を先導して大規模なデモを組織。

市民革命に似たうねりによってクーデター政権は打倒され

ゴルバチョフ書記長が復帰すると言う結末を迎えた。


あの時と今では世情も違うし、

同じ様な行動を市民がしてくれるとも思えない。


誰かが先頭に立って突き進めば

あるいは何とかなるかもしれないが

その中核たりうるインテリゲンチャ達が我先に

ロシアを脱出していると言う………。


このままでは10年単位でウクライナ戦争は続くかも知れない。

そして火事場泥棒的に他地域での紛争が連鎖的に発生するかもしれない。

現に隣国モルドバでは独立を要求している地域で戦闘が始まっているとか。

(未確認の情報です。拡散等はしないで下さい。)


とにかく。


今回のウクライナ戦争はプーチンが退場しない限り続くだろう。

誰でもいい。彼を排除してくれないだろうか。

そしたらその人は「英雄」と呼ばれるだろうに………。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回は非常に取り留めのない内容になってしまった。

しかし、これは私の偽りのない気持ちの表出である。


つまり、私の言いたい事は。


















プーチン!ふざけんじゃねぇ!




今回はここまで。

























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