第6話 PCゲームへ至る道。
しばらく間が空いてしまったな。
ともあれ、今日も始めてみよう。
私はいろんなゲームと共に人生を歩んできた。
最初はショッピングセンターの最上階にあった
ゲームコーナーになるだろうか。
そこにはピンボール・マシーンやら
スマート・ボールなどが置いてあるこじんまりした場所で
現在のようにビデオゲームなどはなかった。
およそ50年前だからなぁww
私は子供の頃から一人で電車に乗ってあちこち出かけていたのだが
主な行き先は二駅先にあるショッピングセンターだった。
当時はそこまでの電車賃は大人で80円くらいだったろうか?
子供なら半額で行けるし往復で大人片道料金なのだから
コスパは文句なし。
当時の私は電車に乗れれば幸せと言う実に単純なお子様だったから
特にそのショッピングセンターに行くのが目的ではなかったのだよね。
しかし、子供特有の好奇心から駅周辺の探検をするようになった。
ショッピングセンターは5階建てで探検するには絶好の場所に思えたものだ。
いろんな物が販売されていて、それを見るだけでも楽しかった。
そして最上階にゲームコーナーを見つけた訳だ。
その時はスマート・ボールを2・3回プレイしたかな。
料金は1回10円。
だが、それ以外は大した物もなく、
そのゲームコーナーは私の探検リストから外れたのだよ。
それからもショッピングセンターの探検は続いていて
およそ1年後にふと最上階のゲームコーナーどうなっているのかが気になり
再び足を踏み入れてみた。
出会ってしまったよ。
おそらくは史上初のアーケード・TVゲーム、「ホッケー」が
そのゲームコーナーに設置されていたのだ‼
このゲームはTV画面に長方形の枠が描かれており、その左右の中心部が
ゴールとして切り欠きになっている。
プレイヤーはそのゴール前にある長さ5Cm程のパドルを
ダイヤルで上下に操作して飛んでくるパックを打ち返し、
相手ゴールに放り込むと言う現在から見ると実に単純な物だったけれど
一人で遊びに来ている私にとって
「誰かと対戦出来るゲーム」(CPUが相手とは言え)は初めてで
物凄く興奮を感じたものだ。
ただ。プレイ料金は1回100円!
スマート・ボールの10倍だったから、そうそうプレイする事は出来ない。
何しろ当時の私の小遣い(1ヶ月)は500円だったからね。
一言追記しておくと、
50年前は小学3・4年生の小遣いはおおむね500円ほどだった。
お年玉だって1000円が当たり前で3000円とかもらえたら
飛び上がって喜んだものだよ。
そんな私からすると、ちょっとしたプラモデルが2000円もする現在は
「どうなってんだ、こりゃ!」と思う事もしばしば…。
話がそれてしまったよ。
「ホッケー」の後に「ブロック崩し」が出て
その後に「スペースインベーダー」が登場!
この頃になるとゲームコーナーへ行く事が目的となっていったね。
中学時代には徐々に家庭用ゲーム機が出てきていたけど
私は入手出来なかった。
高校生になって手に入れた最初の家庭用ゲーム機は
任天堂の「ファミリーコンピューター」だったな。
当時はゲームセンター最盛期で放課後は男子の
誰もがゲームセンターへ足を運んだものだ。
それが、「自分の家でゲームができる!」
このインパクトは凄まじかった。
何しろゲーセンへ行けば1回で500~1000円は
確実に使ってしまう。
それが、初期投資は必要だがゲーセン10~20回分で家でプレイできる。
さらに、帰宅時間も気にしなくていい。
(当時は中高生が22時まで出歩くことなんて考えられなかった。
もし警察や指導員に見つかると補導確実だったのだ。)
まさに夢のようなマシンの登場だったわけだね。
もっとも、ソフトを購入しなくてはならないし
大体5000円ほどするソフトを購入してプレイしたら
クオリティーがグダグダで「金返せ!」なんて
叫びたくなる物もちょくちょくあったけどね。
さて時代は進み、家庭用ゲーム機は
PCエンジン・メガドライブ・スーパーファミコンと進化していった。
私も自分で購入したり友人から譲ってもらったりして
上記の3機種は手に入れたよ。
なぜなら、「このソフトがプレイしたい!」と言う衝動には
抗えなかったんだよなぁ。
つまり、機種によってソフトを選ぶのではなく
ソフトによって機種を選ぶ時代になっていたんだ。
現在でも「あのソフトがプレイできるから○○を買いました!」
なんてケースも多いんじゃないかな?
さらに時代が進んで、PCゲームの時代になってきた。
もっとも、PCゲーム自体は30年ほど前から流行していたのだけれど
あくまでマニアの嗜好品といった感じで
一般化したのは安価なPCが出回るようになった
10年前くらいからではないかと思う。
そして2021年現在。
ゲームの主流はスマートフォンへ移っている。
全く技術の進歩の凄まじさは目をみはるばかりだな…。
で、私はと言えば。
現在、PCとスマートフォンでゲームを楽しんでいる。
PCで主にプレイしているのは
「艦隊これくしょん」 と 「かんぱにガールズ」。
それと麻雀が2種類くらいかな。
「艦隊これくしょん」と「かんぱにガールズ」は
サービス開始直後からプレイしているので
どちらも5年以上の付き合いになる。
どちらも達成感を満足させてくれる各種イベントや
新規キャラクターや新システム導入でプレイヤーを
飽きさせない。
だからこそ5年以上も続いているんだろう。
サービス開始から2年以内で終了してしまうゲームも
見掛ける中で
この実績は素晴らしいと思う。
さて。
次回は「かんぱにガールズ」について話そうと思う。
その魅力について語り尽くす………とまではいかなくても
興味を持ってもらえるような話をするつもりである。
本日はここまで。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます