年始の冒険


 改めまして、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。なんだかんだ言って、年が明けちゃいましたね。


 年末に公開した短編。たくさんの方にお読みいただきまして、本当に感謝しかありません。お星さまや、レビューもいただいて、涙出るくらい嬉しいです。

 少しでも、「ほうほう。調停って身構えるものでもないな」と思ってもらえると嬉しいです。「離婚した」というと、気の毒そうな顔をよくされますが、私にとったら、新しいステージの第一歩だと思うのです。人生って、色々なことがあって当然で、これも私の人生の一部。「まあ、私らしくないか? 人生で、調停を経験できるだなんて、私って、ツイてる?」って思っています。人生一度切り。なんでも経験してみないと。当時は、どん底におりましたが、こうして少し這い上がってみると、それも悪くはない。そういう人生があってもいいんだなーと思っています。

 

 さて、年末年始ですが、私のところは、ともかく雪、雪、雪でした。元日には、二時間も雪かきをするハメになって、元々弱い首が悲鳴を上げています。ここ数日は、右腕の痺れもひどく、パソコンを打つのも大変ー。仕事もしたくなーい!


 数年前に、交通事故で首を痛めました。そこからが大変。重いものを持ったり、疲れがたまったりすると、腕が痺れます。整形外科でMRIまでやってもらって、出た結論が、「麻痺が出ない限り、手術はリスクが高いからやめたほうがいい。痛みと付き合っていくしかないですね」というもの。


 田舎ですからね。首のようなデリケートなところを、きちんと手術できる腕のいい医者はいないみたい。やるなら関東圏の病院を紹介すると主治医に言われました。えー。それは嫌だ。なので、仕方なく、こうして痛み止めと湿布とお友達なわけです。年は取りたくないものですねー。


 この雪で、車での脱出は恐ろしかった。元日なんて、誰も出てこないでしょう? 道路も雪まみれで、車を出すのは一苦労です。てなもんで、何年ぶりかに新幹線で実家に帰ることに。そう言うと、聞こえはいいですが、新幹線に乗っている時間は、正味10分程度。なんてことだ。人から見たら、「えー」って笑われそうですが、公共交通機関を普段使わない者からしたら、結構、勇気のいる行動なんですよ。もう緊張しちゃって、朝は早くから覚醒です。娘たちに荷物背負わせて、雪道を一列になって歩いて駅へ。


「新幹線の切符って、買えますか?」なんて恥ずかしいことを駅員さんに聞きながら、行ってきました。一大冒険でした。昨日の帰り道は、Uターンラッシュとかぶってしまって、新幹線なんて、とても乗れたものではない。時間がかかりましたが、在来線に乗って、のんびりと帰ってきたしだいです。


 慣れないことをするものではないですねー。もう今日は、三人で鼻声です。疲れたんですよね。仕事はじめだというのに、もう疲労困憊です。しかし、悪いことばっかりじゃあない。車掌さんたちの制服萌えを堪能できた。「制服」というアイテムは、色々なものを割り増ししてくれますね。ウハウハしながら、駅員さんや、車掌さんたちを眺めてきました。ああ、よきかな。


 今年のおみくじは末吉だし。もうのんびりと過ごすことにします。がつがつやらんぞ。のんびりと。今年の抱負なんて決めません。流れに身を任せて~頑張ります!


 

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