第3話
目を覚ますと、俺は謎の実験室みたいな部屋で拘束されていた。服も着替えさせられていた。「気が付いたか」と声を掛けられ、そちらを向いたら、白衣に身を包んだおっさんがいた。「なんだよここは、なぜ俺を拘束した、今すぐこれをほどけよ!」と俺は声を荒げて訴えたが、「少し黙ってろ、今説明してやる」と言われた。
俺「どういうことだよ。俺やほかの人をさらって何がしたい、答えろ!」
おっさん「ここは、わしの実験室だ。そして、お前は選ばれものだ」
俺「選ばれしもの?どうでもいい。早く放せよ」
おっさん「それは困る。まだ実験途中だからな。それに、ここはお前の知っている世界じゃない。これをほどいてところで自力で帰れない」
俺「どういうことだよ」
おっさん「わしの名は袴田。お前の闇は深い。その深さは、一瞬で世界を滅ぼすかもしれない力だから研究しているのだよ」
俺「闇が深い?なんだそれ。俺は普通の人間だ」
おっさん「ああそうだお前は普通の人間だ。しかし、育ってきた環境ゆえに、その力は強くなっている。心当たりはあるだろ?」
俺「あ、ああ…」
続く
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