第2話

ある日、いつものように登校し、授業を受け、陸に「一緒に昼飯を食べよう!」と言われたのをいつものように適当にかわし、帰りのホームルームで先生の話を聞いていると、ここ最近の近所の不審者情報にいて先生が話した。なんでも、黒づくめの服を着て近所をうろついているそうなので、わかりやすい。見つけたら、警察に電話するように言われた。なんだよ黒づくめって中二病か、とか思いながら帰宅した。

 その夜、いつものように一人で用ご飯を食べていると、家のチャイムが鳴った。のぞき穴から覗いてみると、そこにいたのは、黒づくめの男2人だった。学校での話を思い出し、すぐに警察を呼ぼうとした。しかし黒づくめの男2人はうちの家のドアを破壊し、土足のままうちに入り、混乱状態の俺を気絶させた。最後に聞こえた会話は、「適正テストだ」という話だ。意味が分からなかったが。この後知ることになる。

 続く

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