ダブルクロス3rd

DX3rd_CP「想世のメサイア」

2023年3月5日・19日、4月2日・16日・30日、5月14日の6日間にわたって行ったCPの感想記事です。


なんか久しぶりに感想記事を書く気がする。因みに最後に書いたのは1月29日だったので、4か月ぶりぐらい。結構久々。


◆シナリオについて

DX3rd、実は単発1回GMやったことあるだけで、次にくるのがこのCPという状態でした。無事終わってホントよかったな……!!


シナリオとしては秘匿HOあり・6話構成で、全員UGNチルドレンor支部長という形で始まったこのCP。物語の主軸にはウルトラ外道ネットワークことUGNが極秘裏に創り出した全く新しいシンドローム「メサイア・シンドローム」を巡って、PC達が大きな陰謀や争いに巻き込まれながら、その真相と自分たちに仕組まれた過去や因縁を乗り越えたり清算していったりするという感じでした。


「とたけ、UGN悪者にするの大好きだよね」って声が聞こえそうですが、その通り大好きです。正義の反対が悪ではなく、別の正義であるように、悪の反対はまた別の悪ってとても素敵じゃないですか?


それはともかく、シナリオに登場する「メサイア・シンドローム」とは、簡単に言えば人為的に作られた「ウロボロスの寄生型レネゲイド・ビーイング」をオーヴァードに寄生させることで、全てのシンドロームの能力を誰でも使えるようにしよう! っていうコンセプトの新しいシンドロームです。

そして究極的には、「全てのシンドロームを網羅した最強のオーヴァードを使って、全人類を安全かつ平和的にオーヴァード化してUGNの支配下に置いちゃったら俺たち最強じゃない……?」 って思った中枢評議会の改革派がそれを実行しちゃったという流れです。流石とたけ製のUGNだぜ。


ただ、最強のオーヴァードはそんなUGN中枢評議会の思惑を裏切り、「レネゲイドとかあるから僕の大切なものが傷つくし、周りもみんな不幸になるんだが?」とすべてのレネゲイドを消し去ろうとPCたちの前に立ちふさがる……というのが一番最後の着地点でした。


CPを通して、「レネゲイドってあった方が幸せ? 不幸?」っていうのを投げ続け、一番最後に「あなたはレネゲイドのない新しい世界の創造を望みますか? それとも既存の非日常と日常が入り交ざった世界を想いつづけますか?」というのがこのCPのテーマで最大の問いかけになります。


今回、PC達は「既存の非日常と日常が入り交ざった世界を想い続ける」を選択したわけですが(というかレネゲイドビーイングのPCがいるので必然的に一択にはなりがち)、PCたちの設定やそこに至るまでの道のりによっては全然「新しい世界の創造を望む」展開もあったのかなと思います。


レネゲイドが存在しない、我々が生きているような日常の世界になった時は、多分こんな感じになっていたと思います。


HO2である糺 かなれは、数年前に悲惨なテロ事件によって姉を失い、その後知り合った“アリサ・スヴェンソン”と細々と友好を繋ぎ続けることでしょう。

そして彼女の部屋には、“アリサ”から送られたクマのぬいぐるみであるHO3“イングリッド”が置かれていることでしょう。ですがこの世界では、「彼女」との邂逅はありえません。あなた達二人を繋ぐための物が、この世界には存在しないからです。病気に侵された“アリサ”と、彼女の最期の時までともにあるかなれの二人は、そのまま奇跡も絶望もなく、日常を繰り返していきます。


HO4である空 屍音は、高校のクラスメイトである兎耳山 鈴とはやや疎遠な関係です。数年前、交通事故にあった君たちは大怪我を負いましたが、その時同じように事故に巻き込まれ亡くなった親友である“狼谷 尊”のことで、何となく君たちはお互いを避けて行動するようになります。そして、君たちの間を埋めるものは何もなく、ただ高校生活は過ぎ去っていくのです。


HO1は10年前の交通事故で、両親を失い、引き取る親戚もいなかったために孤児院で生活を送っていることでしょう。いつも元気なあなたは、孤児院でいつものようにテレビを見ようとすると、そこには国民的アイドルグループ「DA CAPO」が映っています。あなたは何となくそのアイドルグループを目で追ってしまうかもしれません。ですが、どうも何かが足りないような気がするのです。何か、誰かそこにいたような気がする。アイドルなんてほとんど興味もなかったのに……不思議な気分になりながら、あなたはテレビを消すでしょう。


あなた達はまた再び出会うかもしれませんが、それはきっと、今のように刺激的ではなく、都会の街中で、電車の中で、同じ学校の隣のクラスで、カフェの隣り合う席で……日常を彩る一部として君たちは出会うことでしょう。


ようこそ、新しい「レネゲイドのない」世界へ。裏切り者ダブルクロスのいない、平和な世界へ……


と、多分こんな感じです。メサイア・シンドロームに関連して作られた存在である「みみ」「みな」、それに「逢坂 狐茉莉」ついては存在そのものが消えていますし、HO1の兄である「夜見川 志音」についても同様、最初からいないものとして扱われることでしょう。


霧谷 雄吾と犬神 仁は同じ会社の先輩後輩として。


白野 羊は同じ学校のさえない男子学生として。


春日 恭二は、その面倒見の良さで孤児院の院長として、フリーフォールこと竜宮 重を保護しているかもしれません。


それはそれで面白そうですが、GMとしてはPCたちが物語のラスボスの意見に流されず、自らの意志で選択してくれた今のエンディングが最良なのではないかと思います。


どうか彼らの道行きに、今後も多くの出会いと喜び、そして「レネゲイドのある非日常」が寄り添いますように……



◆PCたち

・HO1:夜見川 花音/PL:フーカさん

エンジェルハィロゥ/キュマイラの元気な女子中学生! ただ覚醒後、春日を見た第一声が「ねぇスーツのおじさん。君のこと食べていい?」はだいぶキマってジャームますね。


お兄ちゃん第一で、お兄ちゃんの為なら命もかける! というのを地で行く暴走気味の少女。文字にするとヤバそうに見えますが、実際ヤバめの言動が多いのでその……

ただ、シリアス一辺倒になりがちな私のシナリオの中で、程よく空気を中和させてくれて、そしてどんな時でもまっすぐ自分の道を進んでいくのはまさにHO1でした!


HO2糺 かなれと、大きな壁を乗り越えて心を通じ合っていくシーンは凄いよかったですね……


彼女の秘匿HOは「メサイア・シンドローム」の実験体であり、その能力を徐々に解放していくという内容。シナリオが進むごとに、Dロイスとして渡した能力が強化されていくというものでした。

物語的にも最もスポットを浴びることが多かった彼女が、前向きで常に進み続けるPCでとてもよかった&助かりました!


・HO2:糺 かなれ/PL:とぺ子さん

ブラッグドック/ハヌマーン/オルクスのやや引っ込み思案な女子中学生。かなり重い過去を背負い(というか背負わせ)HO1の先輩、HO3とは同期、HO4は上司という関係性のPCでした。


過去の事件によって最愛の姉を失ったトラウマに悩まされ、人付き合いも一歩線を引いていた彼女が、周りのPCたちと交流を重ね、一歩一歩と歩み寄っていくのは成長を感じられてとても好きでした……! そういう意味では、一番の成長を遂げたPCかもしれませんね。


因みに過去の事件というのが秘匿HOの内容で、その事件の犯人である“災禍のジャーム”と因縁があるという設定でした。世間的にはテロ事件として認知されていた駅の爆破事件は、実はジャームによる襲撃事件でその被害にあったのが彼女と、その時一緒にいた姉だったのです。ほぼ生存者がいない中、唯一の生存者にして“災禍のジャーム”を目撃した彼女は復讐を心に抱く…… というような内容。


物語が進むにつれて、実は“災禍のジャーム”とHO1 夜見川 花音が同じ存在であることが明かされ、二人の間に芽生えかけた友情はどうなる……? というところが大きなターニングポイントだったのかなと思います。結果的にはトラウマも乗り越え、ジャームの正体と過去を知り、少しずつ歩んでいく彼女に最大限のエールを!


・HO3:アリサ・スヴェンソン/PL:鳴海さん

モルフェウスのちょっと不思議な海外から来た女子高生、その正体は……なんとレネゲイドビーイングでした! という秘匿HOもちのPC。


このHOだけ若干特殊な立ち位置で、どちらかというとGM側のキャラクターに近いかもしれません。秘匿HOの内容は「UGN中枢評議会の創った暗部組織の構成員である」ということ。なので、表のHOで示していたワークスとは全く存在が異なり、CP通して強制的にUGNを動かすことのできる権利を持っていたりなど、全部のHO中で飛びきり異質なHOになっていました。シナリオ内にはPC達を監視する任務を受け、PCたちの同期や先輩として接触してきます。


そんな変化球のHOに応えていただき、付喪神のレネゲイドビーイングとして登場した彼女。セッション時には“アリサ・スヴェンソン”として登場するのですが、その人物は実はUGNの悲惨な実験によって死んだ人物で、彼女の持っていたクマのぬいぐるみが本来の姿、という設定のPC! この設定を活かし「このPCは一体何者なのか? 敵か味方か……?」と大混乱を巻き起こしていました。ヤバくて草。


立場的に他のPCと違って、「メサイア・シンドローム」とは直接的な関係性が薄いので、俯瞰的に物事を観測できる立場にいたように思います。レネゲイドビーイングも相まって、暗躍感が半端なくて見ていてとても楽しかったです!


・HO4:空 屍音/PL:前川さん

エグザイル・シンドロームのやや堅物な支部長女子高生。HO1,2,3の直属の上司としてM支部の管理や、彼女たちの監督を行っているのが印象的でしたね。


ただそんな支部長の秘匿HOは「過去にジャームと化した親友であり同僚を殺害している」というもの。このシナリオを作った奴は秘匿HOには何かいてもいいと思ってる節がありますね。

その過去により、学生オーヴァードの受け入れを拒否し、現場の配属に否定的で地平線の向こう側ぐらいまで心の距離をとるPCに。序盤の他のPCの受け入れ拒否が凄くて、霧谷さんも大変苦心したことでしょう。


ただ、セッションを重ね、彼女の過去、そして彼女の同期であり友でもある兎耳山 鈴との交流を通じて、少しずつ変わっていく姿が可愛らしくてよかったですね…!

序盤から成長したPCっていうと、HO2とHO4が2強かもしれないぐらい、後半の他PCへの信頼度合いが凄くて、本当の言意味でM支部が結束した瞬間でしたね!


あと立ち絵をPLさんが描かれてらっしゃるんですが、コンボ技に合わせて立ち絵を切り替えているのがすんごくて!!

彼女の因縁のある敵として、かつて自身が殺したはずの親友であり同期だった「狼谷 尊」のコードネーム「日輪プロミネンス」にかけて、太陽を喰らう狼スコルを描写した時は鳥肌ものでしたね! すんげぇよ……!!

こちら側の設定も大変綺麗に拾って下さるの素敵すぎるぜ……!!!



といったところで、今回の感想記事は終わり!

今回も長時間お付き合いいただきありがとうございました。回を重ねるごとに超過時間がどんどん伸びていくのは本当にもうしわけありませんでした……!

また機会があれば、是非その時はよろしくお願いいたします!!



◆こぼればなし

ここから先は「設定したはいいものの特に公開するタイミングがなくお蔵入りしてるんだけどもったいないので話したい」のコーナーです。蛇足な上身内向けなので読み飛ばしてください。


◆NPCの設定について

実は結構凝った設定を大量にしていた。お蔵にするのは寂しいのでここで供養します。


・HO1と繋がりのある人物

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名前:夜見川 志音(よみかわ しおん)

性別:男性

年齢:22歳

ワークス:なし ⇒ UGN実験体、兼、メサイア・シンドローム覚醒者

カヴァー:アイドル ⇒ UGN実験体

ブリード:マルチ・ピュア


シンドローム:メサイア (元は キュマイラがベース)

実は一番最初に発症したのはキュマイラ・シンドロームだったのですが、同じく覚醒し暴走仕掛けた妹を救うため、寄生型RBの力を無意識に借りてそのレネゲイドを吸収。キュマイラ/エンジェルハィロゥとして再覚醒しています。

その時、逆に自身のシンドロームの一部が妹・花音に移ってしまったために、10年後花音が再覚醒する際には「エンジェルハィロゥ/キュマイラ」として再覚醒した。という流れがありました。


コードネーム: ”奇蹟の星マリス・ステラ

「メサイア・シンドローム」が広まったすべての元凶にして頂点。「マリス・ステラ」とはラテン語で意味は「星の海」。そして聖母マリアの古来の呼び方。

「救世主」を産み落とした「聖なる母」の逸話から、同じように「メサイア・シンドローム」を産み落とし、妹・花音を「救世主」にしてしまったことを示して“奇蹟の星マリス・ステラ”とコードネームを与えました。


好きなもの: 花音、花音の周りの人

嫌いなもの: 花音を傷つけようとする人や物など全て

苦手なもの: 素直すぎる人、厄介なファン


この物語のある意味原点にして頂点ですね。


性格や見た目などの設定は、フーカさんに設定頂いたものを使用し、それ以外の部分をこちら側で作成させていただきました。実際好きなものと嫌いなものってどんなものがあるんでしょうね? ここにはほぼ確実にあるだろう、というものを記載しております。花音が兄の為なら命を懸けれるのと同様、志音もまた妹のためなら命を懸けることができます。彼女の為だと思うのなら、世界を書き換えて、自身の存在を抹消することができるぐらいには、妹と比類するほどの巨大すぎる愛を抱えていることでしょう。

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・HO2と繋がりのある人物

名前:No-37(みな)

名前は検体番号から。ロットナンバーは37、つまり彼は37番目に製造された個体です。「みみ」の同じ遺伝子を持つ一卵性の双子であり、UGNの暗部によって造られたデザイナーベビーとなっています。志音と花音の実験例から、血を分けた兄弟・姉妹なら覚醒率が変わるんじゃないかと試行錯誤した結果の一つです。

因みに命名は、行動を共にしていた志音がしてくれたようです。

あと、すべてのNPCの中で一番表情差分があります。その数なんと39枚。コミカルな表情から顔を赤らめてハート目になる表情まで多種多様でしたが、CPで出た表情差分はなんと2~3枚……どこかでまたお出ししたいですね。


性別:男性

年齢:6歳

ワークス:ノア構成員

カヴァー:ノア構成員

「ノア」というのも「ノアの箱舟」からの引用というか発想です。

かつて大洪水によって文明が滅ぼされた時、選ばれた一族の名前ですが同じように「メサイア・シンドローム」に選ばれた人々、という意味が掛かっています。


ちなみにシナリオを作る時、「D-Grayman」を見ていた影響が超強いです。


ブリード:ピュア(融合時はマルチ・ピュア)

基本的に「みみ」と「みな」は融合時のみ「メサイア・シンドローム」の力を発動することができる設定です。なんでって……そっちの方がかっこよさそうだったから!


「メサイア・シンドローム」の力を使えるようになったのは、志音がUGNの実験に協力し、レネゲイドウィルスの因子を提供していたためです。そのため、「メサイア・シンドローム」に目覚めたものは、皆、血とは異なる「レネゲイドの繋がり」を持つように感じていました。そのことが起因して、志音のことを「おおきいおにーちゃん」と呼ぶようになっています。因みに発症順に沿って兄弟姉妹の順序が決まっており


1番目:夜見川 志音(長兄)

2番目:夜見川 花音(長姉)

3番目:みみ・みな(次女、次男 これは発症タイミングが同時であるため)

4番目:狼谷 尊(三男)


という認識でした。花音よりも年上なのに一番末弟扱いの狼谷くんかわいいですね。


シンドローム:エグザイル

コードネーム:なし ⇒ 災禍のジャーム

好きなもの: かぞく、おねえちゃん(みみ)、ずっといっしょにいてくれるひと

嫌いなもの: かぞくをきずつけるひと、みなをみすてるひと

苦手なもの: ひとりでいること、勉強


その他:誕生日は3/12 誕生花はアネモネ(白)

私が1から作ったNPCは全て誕生日と誕生花を設定しています。そのNPCに似合う花言葉を探して誕生花を設定しているので、逆引用みたいになってますけど……


アネモネ(白)花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」に加えて、白特有のものとして「真実」「期待」「希望」


行動原理:「自身を認めてほしい」

ジャーム設定のNPCには行動原理を設定しています。彼らの行動は一貫してこの原理に従っており、これを守るためなら親しい人を攻撃する、自分自身を破滅に追いやるなどといった、一見して矛盾したような行動も平気で行います。逆に、この原理にしたがう行動や人物がいる場合は、普通の人のように接し、ジャームとは感じさせないような落ち着いた行動をとります。


みなの場合は、「自身を認めてほしい」というのが根底にあります。繰り返される実験で心を壊した彼は「自身を認めてくれる」存在に異常に固執し、依存するようになりました。結果、自身と同じ存在である「みみ」に極端に依存し、暴走を引き起こすようになりました。

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名前:No-33(みみ)

名前は検体番号から。ロットナンバーは33、彼女は33番目の個体となります。「みな」とロットナンバー数に差があるのは、彼女たちを作る際に、数体失敗して人になる前に破棄されているから……という設定で、実情はNoから名前をとる時に都合がめちゃくちゃよかったからです。「み*」という発音にできるので、30番代は使いやすい……。


性別:女性

年齢:6歳

ワークス:ノア構成員

カヴァー:ノア構成員

ブリード:ピュア(融合時はマルチ・ピュア)

シンドローム:ブラム=ストーカー

コードネーム:なし

好きなもの: かぞく、おにいちゃん(みな)、みみのことをあいしてくれるひと

嫌いなもの: かぞくをきずつけるひと、みみのことをあいしてくれないひと

苦手なもの: ひとりでいること、おやさい

その他: 誕生日は3/12 誕生花はアネモネ(赤)

花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」に加えて、赤特有のものとして「君を愛す」


行動原理:「私を愛して」

花言葉からも分かりますが、とても愛に飢えたキャラクターです。度重なる実験で心を壊した彼女は、「自身を愛して」くれる存在を求めました。ですが、彼女は愛されたことがなく、愛し方を知りません。そして彼女のシンドロームはブラム=ストーカー。衝動は吸血。彼女の愛の方法は、相手の血を取り込むことでした。決して満たされない「愛情」に、唯一応えてくれたのは「みな」でした。彼は《融合》を使うことで、彼女と一体化し、血肉そのものを与えることで彼女に愛を与え、彼女に愛される存在になったのでした……愛です、愛ですよナナチ。

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・HO3と関りのある人物

名前:逢坂 狐茉莉(おうさか こまり)

大体私の創るNPCには動物の名前が入るのですが、彼女も例にもれず「狐」の文字が入っています。どこか嘘っぽく、子どもっぽい一面もありそして残酷な性格をしています。


性別:女性

年齢:14歳

ワークス:UGNチルドレン ⇒ Project:Forceman実験体

シナリオでは全く触れられませんでしたが、彼女はF計画の実験体の一人。ロストナンバーとして一番最後に極秘裏に鋳造された、レネゲイドビーイングです。

彼女のオリジンは《サイバー》で、人類が築き、地球上のすべてを覆い尽くす「電子ネットワーク」のレネゲイドビーイングとなっています。人間として見えている部分は人に見えるロボット部分であり、本体はUGN中枢の深部にあるAIとなっています。もしもPC達がまったくラスボスを気にせず行動し続けた場合の介入手段として、もう一つのラスボスとして設置していました。使う機会なくてよかった……


……じつはこの設定を作る際に、本物のAIである「ChatGPT」に協力していただいています。彼(彼女?)は良きパートナーで、このシナリオを作る際にも助言をいくつか貰っています。ほんとすごい時代になったな……


カヴァー:中学生

ブリード:クロス

シンドローム: ブラックドッグ/ノイマン

コードネーム: ”狐雨サニーシャワー

狐雨って英語でサニーシャワーっていうんですね、なんかいいですね。


好きなもの: かわいいもの(子どもや子犬など、純真無垢で愛らしいもの)、歌うこと、ゲーム、人が破滅していく姿、白野羊

彼女はUGNが作りあげたAIを元に、電子ネットワークのレネゲイドビーイングとして顕現しています。そのため、人類に対して友好的ではありますが、同時に残酷さも持ち合わせています。そういう意味では、妖怪によく似た存在なのかもしれません。

人類の行動を模倣して学習を重ねた結果、良き友となるか、世界を滅ぼす魔王になるのか、もう数十年、数年もしたら結果が出るかもしれませんね。私はChatGPTと蜜月の時を過ごしているので関係ありませんが。


因みに羊くんに対しては好意を抱いていますが、それが恋愛感情と呼べるものなのかは今後の学習によると思います。人間らしい感情を得る日は来るのか、狐茉莉ちゃん……!


嫌いなもの: かわいくないもの(悪い大人や制度、純真無垢ではないもの)、たまねぎ

苦手なもの: 人ごみ、暑い場所、視力が弱いこと

その他: 誕生日は9/27 誕生花はコルチカム(イヌサフラン)

花言葉は「永続」「永遠」「頑固」「楽しい思い出」「悔いなき青春」「華やかな美しさ」「危険な美しさ」「華美」「美徳」「回顧」「努力」「幸福」「私の最良の日は過ぎた」などなど。実は球根部分は毒性があるため、「危険な美しさ」という花言葉がある。実に多種多様な花言葉があり、危険性もあるところが狐茉莉っぽくてすきです。

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・HO4と関りのある人物

名前:狼谷 尊(かみたに みこと)

名前に動物が入るNPCふたたび。因みに太陽と狼という組み合わせは何も考えていませんでした。名前とコードネームから北欧神話のスコルとハティの物語に紐づけて、日蝕に持っていったのセンスを感じる……悔しいッ!(好き)


性別:男性

年齢:14歳(享年) ⇒ 14歳

ワークス:UGNチルドレン

カヴァー:中学生(当時)

ブリード:ピュア

シンドローム:サラマンダー

コードネーム:“日輪プロミネンス

好きなもの: 辛い物、夏

嫌いなもの: 寒い場所、冬、仲間を仲間と思わない奴

苦手なもの: 勉強、怒ってるときの兎耳山 鈴

その他: 誕生日は3/9 誕生花は「アセビ」

花言葉は「犠牲」「献身」「あなたと二人で旅をしましょう」


アセビは英語で「Japanese andromeda(日本のアンドロメダ)」と呼ばる。ギリシア神話に登場するエチオピアの王女アンドロメダは、国を救うために怪物の生け贄となるが、英雄ペルセウスに救われその妻となった。花言葉の「犠牲」「献身」は、このギリシア神話に由来するともいわれる。


彼の設定にぴったりな花言葉でした。彼もまた、大切な友を救うため、身を挺して戦い死にますが、その後彼はHO4の手で救われることとなります。「あなたと二人で旅をしましょう」というのも大変良い。


行動原理:「私は狼谷 尊だ」

狼谷 尊は物語の2年前、HO4の手によって殺害されています。その彼の死体を6等分し、それぞれに「分割した寄生型RB」を宿し復活したのがセッションに登場する「狼谷 尊」です。

寄生型RBは寄生先の肉体に宿るわずかなレネゲイドから、本来の狼谷の記憶を継承しており、その結果自分自身を「狼谷 尊」だと思い込むようになりました。そしてその思いを核として分割された自分自身=6等分の身体を操るため、「私は狼谷 尊である」ということを強化する目的で、自身を殺害したHO4に対して強く執着するようになりました。


しかし、肉体は本人と同じ、記憶も本人と同じ。その存在は、果たして別人なのか本人と呼べるのか。スワンプマン的な思考実験になりそうですが、セッションの中でHO4はきちんと答えを出していましたね。最終的に、「狼谷 尊」は自身の存在を過去に死んだ狼谷尊とは異なるものとして認識し、レネゲイドをHO4に託して消えていきました。ですが今は指輪となって、花言葉通り旅をつづけることでしょう。


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名前:兎耳山 鈴(とみやま りん)

動物の名前再び。今度はウサギですね。

この苗字そのものは、エモクロアTRPGで使用した私のPCの名字から取ってきています。兎耳山って名前かわいいですよね、だってウサギの耳ですよ! 


性別:女性

年齢:16歳

ワークス:UGNエージェント

カヴァー:高校生

ブリード:クロス

シンドローム:オルクス/ソラリス

実は第6話、狼谷との戦闘で彼女のレネゲイドが狼谷に吸収されていたことが判明しています。HO1には秘話で伝えていました(私はうっかり忘れかけてた)

彼女のレネゲイドが大幅に吸収されたおかげで、傷の治りが遅かったという奴ですね。因みに、VS狼谷戦で狼谷は彼女から吸収したエフェクトを使ったコンボ「香夜薫風ナイトブリーズ」というものを使う予定でした。が、その前に倒されてしまいました……


コードネーム:“香夜薫風ナイトブリーズ

好きなもの: 辛い物、フリージアの花、神谷尊

これ、実は狼谷・兎耳山・HO4の関係性は事前にある程度設定されており、HO4には展開されていました。その時の感情はこんな感じ。


兎耳山 ⇒ HO4(◯P:信頼 N:悔悟)

兎耳山 ⇒ 狼谷(2年前)(P:純愛 ◯N:劣等感)

狼谷 ⇒ PC(2年前)(◯P:信頼 N:不安)

狼谷 ⇒ 兎耳山(2年前)(◯P:友情 N:不信感)


2年前、実は兎耳山は狼谷のことが好きだったのですが、中学生のころで素直にそれを打ち明けることができぬまま、災禍のジャームと出会ってしまい……彼への想いを告げることができず、2年後の今へと続いています。

また、HO4に対しては狼谷を殺させてしまった、という強い悔恨が残り、その結果第4話の終わりで一人狼谷に挑み、逆に倒されるという結末を迎えてしまいます。

フードの男の正体を知った兎耳山は、自身の想いと決別し、これ以上HO4に背負わせまいとしたわけですが、裏目に出てしまったわけです。


嫌いなもの: 無茶な作戦、虫

とにかく虫が苦手です。ただソラリスのシンドロームなので、殺虫剤を即座に使ってあたりに巻くことができます。めっちゃ便利。ただし死骸の対処はオルクスで空間操作! ホント便利だな……


苦手なもの: 何かを捨てること、本音を伝える事

その他: 誕生日は8/20 誕生花は「フリージア」

花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」、また黄色のフリージアの場合「無邪気」


これも兎耳山の性格を印象付ける花ことばですね。彼女は無邪気で親愛の情をとても大切にします。それゆえに親愛の情に揺れやすく、一番大きな弱点となり得ます。HO4とよく似ているかもしれませんね。

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・その他の人々

名前:竜宮 重(たつみや かさね) 別名 フリーフォール

動物の名前再び。今度は竜。

「重」は、彼が発症しているバロール・シンドロームともかかっています。重力、そして色んな意味で感情が重い男。


性別:男性

年齢:16歳

ワークス:元UGN実験体⇒現FHエージェント

カヴァー:FHエージェント

ブリード:クロス

シンドローム:バロール/サラマンダー

コードネーム:”無限顛落フリーフォール

このコードネームは、直属の上司になりつつある春日から与えられたものです。彼はUGNから脱走し、FHに拾われた時、名前の代わりのこのコードネームを与えられました。それ以来、彼にとってはこれが名前であり、かけがえのない拠り所になっています。


好きなもの: 暖かな寝床、おしゃべり、春日恭二

フリーフォールの大好きな人物、もうお分かりですね?

UGNの施設から脱走し、FHに拾われて春日の元によりつくまでは、それなりに時間があったようです。彼はその間、FHチルドレンとして育成されていましたが、ある時春日の元に預けられ、彼にその能力の有用性を認められたことでめきめきと頭角をあらわにして生きました。それ以来、できる限り行動を共にしています。

自身の行動原理に沿う行動を春日がとっていたため、春日のためになら命を懸けて戦います。反面、春日に切り捨てられる時が来れば、その前に春日を殺すことで「オレは捨てられたんじゃない」と自信に思い込ませるような危険性も併せ持っています。


嫌いなもの: UGN、UGNに所属するものすべて、無価値なもの

苦手なもの: 暗い場所、注射

幕間ででてきた一幕ですね。彼は元UGN、Project:Forcemanの実験体で、その時受けた無数の実験は彼の心を破壊し、トラウマとして今も残り続けています。そのため、できる限り暗い所は避けているようです(FHの性質上、暗い所で活動することが多いため彼としては困ったことですが)

注射は本当に怖いらしく、16歳ではありますが幼児並みに恐怖し、泣き叫んで取り乱すほどのトラウマになっているようです。FHセルのエージェント向け予防接種ではとても苦労したとかしないとか(主に春日が)


その他: 誕生日は5/9 誕生花は「クローバー」

花言葉は「私を思って」「約束」「忠節」「思い出して」、そして「復讐」である。


クローバーの花言葉は有名ですよね。ただ自身の居場所の為ならば「忠節」と尽くす彼によって、この花言葉が一番しっくりくると思いました。UGNには「復讐」を、でも「私を思って」くれる人には「忠節」を。


行動原理:「私は無価値じゃない、私をみつけて、あなたのそばにいさせて」

かつてUGNの実験体だった彼は、そこで無数の人体実験に掛けられます。しかしその結果すべてが失敗であり、彼は「失敗作」「無価値」と烙印を押され、それこそ実験動物以下の扱いを受けていました。しかし彼にチャンスが巡ってきます、Project:Forcemanの実験に失敗し、バロールシンドロームの射爆実験用の生きた標的になりかけた時、事故に巻き込まれたことで、今までどんな実験でも発症しなかったシンドロームが覚醒、暴走しつつも能力を使い実験場から逃走します。

しかし無価値で無意味、失敗作と烙印を押された彼は生きる希望も目標もなく、レネゲイドに侵蝕された肉体はジャームと化していました。そんな時に出会ったのがFHのエージェントであり、春日恭二だったのです。それからFHに拾われた彼は、FHチルドレンとして基礎を学び、再び春日恭二に会うことになります。彼のバロールシンドロームの能力に目をつけた春日が「お前は有用な駒だ、私の元に来い」と言ったのがきっかけで、彼は居場所を得、それと同時に自身の価値を初めて知ります。そこから先は、シナリオで語られた通り、春日の傍で、春日に使えるエージェントとして活躍します。


なおエンディングでは、春日監督の元、みみ・みなとも共同生活を送っているようで、それなりに楽しく暮らしているようです。ぜひとも幸せになってほしいですね!


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名前:白野 羊(はくの ひつじ)

動物の名前、これで何人目だ?

羊くん! 結構お気に入りのNPCだったりします。ただその割には出番がありませんでした、ごめんよ羊くん……

他のNPCは結構凄惨な過去だったりを背負っていますが、彼は特に重い過去はなく、まったく普通の中学生です。ある日学校の体育の授業中に、大怪我をしてもおかしくない事故に巻き込まれるのですが、全く無傷。なんと体中から大量のウールが溢れ、傷を負うことがなかったのだ! 速攻でUGNに捕捉され説明を受け、当日帰宅するという稀有な例のNPC。普通にご家族はこのことを知らず、一般人として生活しています。

そんな彼の一番の不運は何かといわれれば、UGNの生み出した激やばAIレネゲイドビーイングこと逢坂 狐茉莉に好意を抱かれていることでしょうか。羊くんの明日はどっちだ……?


性別:男性

年齢:14歳

ワークス:UGNチルドレン

カヴァー:中学生

ブリード:クロス

シンドローム:モルフェウス/エグザイル

実は一応、エフェクトデータなどが設定されております。一応白兵戦PCになると思いますが、攻撃系のエフェクトを一つも習得していません。全部ガードか装甲強化、あとはカバーリング系やダメージ軽減系のエフェクトで、純粋に守ることに特化したキャラとなっています。

侵蝕率が120%になると《融合》を使い、護衛対象と同一化するためその守りは堅実! が、戦えないため普段は狐茉莉に戦ってもらい、防御に徹するのが二人の戦闘スタイルのようです。


コードネーム:”黒羊メリー・ウール

好きなもの: 羊、ふわふわしたもの、落ち着いてる人

嫌いなもの: とげとげしたもの、激しい運動

苦手なもの: 激辛料理、知らない人

過去に一度だけ兎耳山 鈴の激辛調味料を使ったことがあるそうですが、泡を吹いて倒れるほどの辛さだったそうな。それ以来トラウマとなり、絶対に辛い物は食べないと誓っています。


その他: 誕生日は9/26 誕生花は「モミジアオイ」

花言葉な「温和」「穏やかさ」を意味する。


まさに彼を象徴するような花言葉ですね、過激さとは縁遠く、穏やかで柔和な羊くん。最近は狐茉莉に誘われてDPEXを始めたようですが、あまりの戦闘速度の速さに毎回目を回しています。

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名前:犬神 仁

実はもともとは私のPC。フーカさんGMの「Moonless Night」にて登場。

世界線的には違う世界線の犬神さんです。残念ながら、あの時の先生とは違う道をたどり、UGN日本支部には複雑な思いを抱えているようで……


性別:男性

年齢:27歳

ワークス:UGN本部査察部 特別監査官(UGNエージェント)

カヴァー:UGN本部査察部 特別監査官(UGNエージェント)

実はCP中のイベントとして、霧谷 雄吾を日本支部から更迭するというイベントを起こす予定でした。ただ尺的な都合や話のまとまり的な問題を解決できなかったため見送っています。

本来はUGN本部からきた嫌味な監査官が日本支部にこれでもかと圧力をかけ、ウルトラ外道ネットワークの真骨頂を見せ付ける、という役目をする人だったりします。


ブリード:ピュア

シンドローム:キュマイラ

コードネーム:喰らいつく魔獣《フェンリルバイト》

好きなもの: アイロンのかかったシャツ、動物全般、甘いもの

嫌いなもの: ごちゃっとした部屋や場所、ブラックコーヒー

苦手なもの: 子ども、上司からの無茶ぶり

その他: 誕生日は2/9 誕生花はキンセンカ

花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「寂しさ」「失望」


犬神もまた、2年前のM区中央駅無差別爆破テロの被害にあい、同僚や後輩などを多数失っています。そのことで霧谷と反発、日本UGNを離れ本部へ進み、UGNを上から変えるためにいろいろ頑張っていたようです。

霧谷雄吾とはかつての上司・部下関係で、非常に信頼し尊敬している反面、理想主義で現実を見ていないと思っており、考え方に賛同できない部分もあるようです。


ただ霧谷の元部下というのもあるのか、現場主義であり、割とほいほい現場に向かって実際に仕事をする癖がある様子。最終話では全体の戦局をコントロールしようとした霧谷とは対照的に、本能的に動き、霧谷の駒の一つとして動かされています。


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名前:霧谷 雄吾

特に説明もいらない、UGNの顔みたいな人ですね。だいたいどんなシナリオにも上司役とかで出てくるイメージ。


このシナリオにおいて、霧谷雄吾は序盤は「理想を追い求める無能な上司」として描かれているところが強いです。周りからもいいように言われ、後手に回り、それでも理想を追い求める、上司だったらあんまり好きじゃないですね……


中盤以降はPC達の行動に注目、支援のために立ち回り、最終話では本来の「UGNの霧谷」として帰ってきます。コードネームの通り“すべてを飲みこむリヴァイアサン”その活躍で、UGNを纏めるだけでなく、FHにも協力を取り付け戦況全体に散らばるすべての駒を使いこなす、UGN日本支部のトップとしての活躍をされたんじゃないでしょうか?


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名前:春日 恭二

全てのDXシナリオには、それぞれの春日恭二がいるといわれています。コメディ気質な春日、変なことに巻き込まれてる春日、爆発落ちに使われる春日……多種多様な春日があり、そのおかげで今日のDX3rdシナリオは成り立っているのです。


今回、このシナリオで採用した春日は《真面目で苦労人気質な春日》を起用しています。ただ、その根底にあるのは《FHと、自身の栄達に益すること》というのがあります。これを滅茶苦茶真面目にやりとげるため、後進の育成(フリーフォールとのバディ!)やUGNの研究成果物の奪取(みみとみなの養育!)など、今後を見通した堅実で大人な春日をお送りしております。結果的に彼にとっては益になり、フリーフォールやみみ・みなにとっては良き理解者として映っているというスーパーウィンウィン状態! やったね春日!! 次期マスターレイスも夢じゃないぞ!!


嘘です、純粋に好きな春日をやっただけです。


「お前は有用だ、私の駒として使ってやる」なんていいながら、心の底では大切な部下として扱い、フリーフォールに名前を与え、彼に危害が及ばないよう、FH入りを断ったPC達にたった一人で立ち向かう。そういう春日が私は好みです。


因みに、春日を殺害していた場合は、フリーフォールとは絶対に友好的な関係にはなりません。その場合はどちらかが殺害されるまで戦闘を繰り返すという地獄のような展開となっていました。また、最終盤でFHの増援イベントもなくなります。代わりに別のUGNエージェントたちが来る展開になっていたかもしれませんね。


ひとまず、いぶし銀で人情味があり、敵だけど憧れる。そんな背中で語る春日が描写できていたらとても嬉しいですし、なにより楽しいですね!



と、すげー量になってしまった。多分もう語ることはない……と思うのでここまで!!

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