第2話 四天王を倒しました!

 主人公は魔王城に行くまでに四天王と死闘を繰り広げました。


 火の四天王 キムキムムキムキは筋肉ムキムキのドラゴンでした。


 とても強い相手でしたが、翼を毟り、「肉なら魔物の肉の方が筋肉にはいいんだぜ?」と言うと、「そうなのか! それは良い情報を聞いた! ありがとう! お礼に俺様は四天王やめるわ!」と言って、どこかに消えてしまいました。


 きっと、どこかの山奥でスクワットでもしているのでしょう。


 風の四天王 ビュンビュン娘は見た目はとっても可愛い女の子でしたが、実は男の娘。


 彼の風魔法はとても強力でした。 


 しかし、彼は男の娘ですが、ちゃんと好きなのは女の子。 


 なので、男装系女子を紹介すると大層喜んでくれました。


 そして、風魔法を使うことにより、スカートが捲れ、パンツ見放題にすることができるよと伝えると、彼は「本当!? それは良いこと聞いたよ! 魔王軍なんてやってられないね!」と言って、男装系女子を連れて何処かにいってしまいました。


 きっとどこかでイチャイチャしながら風のイタズラをしていることでしょう。



 雷の四天王 ビリビリビー美は身長が高いモデルさんみたいなサキュバスさんでした。 


 胸のサイズはBカップ。


 他のサキュバスからは貧乳と馬鹿にされ、劣等感に苛まれながらも四天王まで上り詰めた努力の人でした。


 なので、主人公は胸が大きくなる体操、食べ物を教えてあげました。


 料理方法、どれくらいの頻度で食べれば良いかなどアドバイスつきです。


 それを聞いた彼女は「それ本当!? 良い情報聞いたわ! ありがとう! 私これからバストアップに励むわ! 魔王軍なんてやめてやる!」と言って、どこかに消えてしまいました。


 きっと胸が大きくなってバインバインのボインボインになっていることでしょう。


 水の四天王 スイスイミーズは綺麗な水で作物を育てたり、木々を育ててくれていました。

 

身長は140センチぐらいで可愛らしい顔立ち、胸の大きさはAカップ。


 普通に魔王軍辞めて欲しいと伝えると、辞めてくれました。


 なので、「お礼といってはなんだけど、バストアップの方法教えるよ?」と主人公は言いました。


 すると、「我にそれは必要はない……そういうのは求めているおなごに教えてやると良かろう……例えばビリビリビー美とかにのぅ……」とスイスイミーズは言いました。


 主人公は「ビリビリビー美にはもう伝えたから……」と、さっきスイスイミーズに話したことをもう一回伝えました。


 それを聞いたスイスイミーズは「そうじゃった……そういう話をさっきしておったのぅ……うっかりうっかり……」と言いながら、水の中に消えていきました。


 スイスイミーズは喋り方がちょっと硬派だけど、見た目は可愛らしい天然キャラクターのようです。


 そんな愉快な四天王を倒した(?)主人公は、割と元気な状態で魔王城に行ったのでした。

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