第86話

 部下の二人は、目に見えて緊張していた。






 確かに鉛を呑んだ様な重苦しい雰囲気が広がる会議室だが、俺以外のレイヴンからすればどうやら幹部達が集う会議室というのは、予想以上に空気の張り詰めた場所らしい。


「資料にある通り、標的の名前はレスター・コールリッジ。元々はディオニシオ・ガルバンの非公式の送金ルート、要するに賄賂を断絶させた事で不正な票操作の痕跡が隠蔽しきれなくなり、我々の諜報班がそれを嗅ぎ付けたのが始まりだった」


 相変わらず険しい顔をしたヴィタリーが、手元の書類を淡々と読み上げていく。


 自分にとっては今更だが、本来幹部三人が集うというのは団に取っても大事らしく、今回の任務で組む事になったレイヴンこと“パトリック”と“スヴャトラフ”は、息が止まりそうな程に緊張しているのが此方にまで伝わってきた。


 書類を机に置いてヴィタリーが此方に向き直ると、いよいよ件の二人は息が止まるのでは無いか、という程に空気が張り詰める。


 だが、勿論ヴィタリーはそんなつもりは無いらしい。


 部下二人は当然として、ヴィタリーにしては意外な事に俺すら睨み付けていない。


 今回に限ってはヴィタリーに限らずアキムもクロヴィスも、あまり俺を見ていなかった。


 幹部達の視線の半分以上は俺の隣の巨漢、ユーリ・コラベリシコフに注がれているからだ。

 ユーリに意識を向けたまま、ヴィタリーが言葉を続ける。


「そして前回、そのコールリッジを始末する為にレイヴンを四人送り込んだが………結果は言うまでも無いな」


 予め、今回の任務は四人で挑むとは聞かされていた。


 そして本来予定されていた構成は、俺がまず一人。そして、俺以外のレイヴンが三人。俺は初対面のレイヴン三人に協力、あるいは従事しながら今回の任務に挑んでいく予定だった。


 しかし先日、よりにもよってユーリ・コラベリシコフが元のメンバーに直々に嘆願してまで、交代という形でメンバーに加わったらしい。


 俺からすると考えたくもないが、その為にわざわざ渋るヴィタリーを説得までしたらしい。無論自分の足でヴィタリーの元まで出向いて、だ。


 ………どうやら、俺が任務の事を聞き込んだあの対面は、想像以上にユーリの琴線に触れた出来事だったらしい。


 その後、自分以外のレイヴンを皆殺しにした自律駆動兵に対抗すべく、俺が専用兵器まで背負って任務に出る事を聞き付けたユーリは最早使命感に近い物を感じながら、幹部を説得してまでこの任務に参加したという訳だ。


「結果は惨敗。そこに居るユーリ以外は叩き潰されて染みと肉になって、まともな葬儀すらされずに“廃棄”された」


 ヴィタリーのそんな言葉に、隣のユーリの肩が僅かに動いたのが眼を向けずとも分かった。


 理由など、言うまでもない。


「今回の件で、レイヴンを叩き潰した自律駆動兵とやらに投資家や資産家が大いに注目している。もしこのまま投資家達が本格的に投資を開始し、万が一研究が進んであんな自律駆動兵を街中で見掛ける事になれば、黒羽の団としてはかなりの窮地に追い込まれる事になる」


 予防は治療に勝る。治せない怪我や病なら尚更だ。


 ヴィタリーの言葉を聞きながら、“あの男”に教えられた一節が脳裏を過る。


「だからこそ、今叩くしかない。今、自律駆動兵をすり抜けるなり蹴飛ばすなりして、コールリッジを抹殺して“自律駆動兵などではレイヴンは止められない”と示し、投資家どもに思いとどまらせなければならない」


 ヴィタリーはいつもと変わらない様子で話しては居るが、民衆からの信頼を漸く回復した黒羽の団は現在新たな窮地に立たされていると言っても過言では無い。


 資料にもある通り今回の任務は元々コールリッジを狙う理由はあったにしろ、実質的には後始末に近いものだ。


 只でさえ前回の任務でレイヴンが叩き潰された事により人々の期待、加えて言うならば“レイヴンに狙われる心当たりのある連中”の期待は高まっている。


 “あの自律駆動兵が居れば、レイヴン達は我々に手が出ないのではないか”と。


 大枚を払っている装甲兵を引き連れていてもレイヴンに殺された者など、珍しくも無い。手練れの憲兵に警備させていても、装甲兵を隣に連れていても、決して安心出来る事は無い。それがレイヴンだった。


 それが今、チームでも軍勢でも無い“自律駆動兵”にレイヴン達数人がまとめて叩き潰され、レガリス中が注目している。


 命令に忠実な恐ろしい鉄の巨人、剣も矢も鉄砲も通らず、一度敵を見掛ければレイヴンでさえ直ぐ様叩き潰す。


 唯一の欠点は、とんでもない値段が掛かる事だけ。


 だが、どんなに金を掛けても守れなかった命が金で保証されるとなれば、どんなに払えない額でも払おうとする連中は必ず現れる。


 その点、上流階級は他の連中が払えない額を払う事にかけては超一流と言って良い。奴等の最も得意とする事だからだ。


 そして、今この時も自律駆動兵を改良する研究は続いている。このまま貴族が書き間違いの様な額を払い続け、投資家が更にそれを後押しし続ければ、その内“唯一の欠点”さえ克服されてしまうかも知れない。


 そうなる前に、自律駆動兵は“レイヴンでさえ叩き潰される鉄の巨人”ではなく、“結局はレイヴンに敵わなかったブリキの置物”だと民衆に知らしめなければならない。


 貴族達が払えない額を払っても、結局自分達の命が脅かされる事に変わりは無いと、レガリス中に伝えなければならない。


 今、それが出来なければヴィタリーの言う通り、今後の黒羽の団は目に見えて衰退する事になるだろう。


「前回と同じく、今回もコールリッジの屋敷を直接襲撃する事になる。言うまでも無いが、前回の襲撃から日が浅い。向こうは未だにレイヴンを警戒しているだろうし、何らかの対処を講じている可能性も大いにある」


「教官、よろしいですか」


 静かなヴィタリーの説明に部下の一人、パトリックと呼ばれていたキセリア人の男が勇気を振り絞った様な声を上げた。


 対してもう一人の部下、ラグラス人のスヴャトラフは静かに隣のパトリックを見守っている。


 何というか、訓練生から見たヴィタリーがどんな存在なのかがひしひしと伝わって来た。


 仮にヴィタリーが今彼の顔を殴ったとしても、恐らく姿勢すら崩さないだろう。


 眼で先を促すヴィタリーに、パトリックが答える。


「あの、本当に………この男を使うんですか?」


 一応礼儀正しい質問に聞こえたが、辛うじて“こいつ”と言わない様にしたのが感じ取れた。まぁ、そうなるよな。気分は悪いが、予想通りと言う他無い。


「使う」


 そんな発言を切り捨てる様に、ヴィタリーが返す。


「本来こいつは私達幹部が別動隊として扱っているのだがな、今回ばかりは変則的にこいつを部隊に組み込む事にした。端的に言えば、こいつをクルーガーの兵器で真っ向から自律駆動兵に立ち向かわせる。自律駆動兵を破壊してくれるなら文句無いが、それが無理なら黒魔術だか何だかを使わせてでも、こいつには自律駆動兵を足止めさせる。心配しなくても、こいつは中々くたばらないのが取り柄だ」


 ヴィタリーの淡々とした説明に、パトリックが流し目で見定める様な視線を向けてくる。


 本人を前に堂々と“中々くたばらないから、死ぬ様な役目を任せる”と発言するのも、随分な話だ。


 それこそ、随分な扱いなんて慣れてしまったのが本音でもあるが。


「裏切らない保証はあるのでしょうか?」


 見定める様な視線を向けたまま、パトリックが冷ややかに呟く。


 俺が裏切った所で、何処に向かうというのか。今更になって帝国軍にすり寄った所で、蹴飛ばされて腸を引き抜かれるのは目に見えている。


「なぁ、裏切った方が良いか?自分じゃ判断が難しくてね」


 パトリックの視線に肩を竦めた後、幹部達に向かって皮肉気に呟く。


 そんな俺達のやり取りにアキムが不機嫌そうな咳払いと共に、場を諌める。


「弁えないか。彼は今回の作戦の軸なんだぞ」


 アキムのそんな言葉に、パトリックが「失礼しました」と姿勢を正し俺から見定める様な視線を外すが、言うまでもなく俺に失礼だとは微塵も思っていないだろう。


 息苦しい会議だ。今更ながら、そんな事を思った。


 俺がカラスの懐中時計を貰ったレイヴンだと言う事を、この二人は知っているのだろうか?随分な名誉の筈だが、何とも実感が湧かない。


「クロヴィス、邸宅の警備については結局あれから進展はあったのか?」


 アキムのそんな言葉に、クロヴィスが一歩前に出る。


 表情は、余り明るくない。


「改めてコールリッジ邸宅の警備状況について探っては居たが………正直に言うなら、時間が足りないというのが本音だ」


 時間が足りない、か。元々この作戦は計画にあったものではなく、後始末または緊急措置に近いものである事を考えると仕方無い話だ。


 少なくとも、クロヴィスや諜報班が責められる謂れは無いだろう。


 それを言うなら俺など、言い渡されてから数日でもうこの会議に参加させられた上に、もうじきレガリスに向かわなければならない。


 御世辞にも、余裕のある計画とは言い難い話だ。


「コールリッジ邸宅については警備が強化されてる様だ、という情報しか入っていない。具体的な警備の増員箇所や、哨戒ルートの変更までは未だ掴みきれていないが………これ以上日程を伸ばせば取り返しが付かなくなる可能性が高い。心苦しいが君達には、この段階でもう任務に向かってもらわなくてはならない」


 クロヴィスのそんな声を聞きながら、改めて手元の資料を捲った。


 目標となるレスター・コールリッジの邸宅はレイヴンに狙われる心当たりがある富裕層の例に漏れず、多数の帝国兵に取り囲まれる様にして厳重に警備されている。


 ユーリから予め聞いてはいたが、厳重な警備の中にはやはり装甲兵も編入されている様だ。それも、とても無視出来ない数が。


 …………レイヴンの視点から見ても、かなり厳重な警備だ。しかも、クロヴィスの話から察するに先日のレイヴン襲撃の件からこれ以上の警備が敷かれているのは間違いない。


 それに加えて、自律駆動兵“グレゴリー”が常にコールリッジ本人に張り付いていると来た。現在は更に機動型の自律駆動兵、“アナベル”も警備に加わっているらしい。


 資料によれば“アナベル”は機動力に特化した型らしく重装型に比べて装甲こそ薄いものの、屋根の上に飛び上がる跳躍力や鹿車に追い付く敏捷性を持っているとの事だ。


 団の予想によれば、その“アナベル”はコールリッジ本人の警護ではなく哨戒や索敵に運用されているとの予想だった。


 至極当たり前だが、やりづらい仕事だ。


 これまで何度も厳重な警備を突破してきたが、今回は向こうが具体的に“レイヴン”を警戒している。余り考えたくないが、普段より更にレイヴン対策が為されていると考えて良いだろう。


 そんな想いに耽っていると、ヴィタリーが不意に呟く。


「一応言っておくぞ」


 言葉にせずとも話の焦点、そして周りの視線が自分に向けられたのが分かった。


 少し息を吸った。


「今回の任務、現場での全般的な指揮や判断の全てをユーリに任せる。ユーリは優秀な上に前回の経験もある、それにお前が部下を使い捨てる様じゃ本末転倒だからな」


「ヴィタリー」


 そんなヴィタリーの言葉に何か言おうとしたクロヴィスが、手で制される。


 そのまま、言葉が続く。


「言うまでもないが、間違っても現場の指揮に言い返す様な真似はするなよ。お前は今回、自律駆動兵ってバケモノを引き付ける役目で呼び出されてるんだからな。それ以上は望んでない」


 口調こそ静かだったが、ヴィタリーの言葉には有無を言わせぬものが確かにあった。


 そんな言葉に対して、皮肉気な笑みが口元に浮かぶ。


 わざわざ念を押されずとも他のレイヴンに対して威張れる様な立場でもないし、威張りたい様な気分にもならない。


 俺は猟用鳥として今まで通り、命じられた仕事をこなすだけだ。


「教官」


 そんな声と共に、隣の巨漢ことユーリが一歩前に出る。


 何だ?


 部下二人も姿勢こそ崩さなかったが、信じられない様な顔でユーリを見つめている。


 余りにも急な行動に、ヴィタリーのみならずクロヴィスやアキムまで意外そうにユーリを見つめていた。


 当のユーリは何一つ動ずる事なく、平然と言葉を紡ぐ。


「私は今回の任務、ブロウズに指揮を任せようと思っています」


 幾ばくか、眼を瞬いた。何だって?


 驚いて思わずユーリの方を向いた俺とは対照的に、当のユーリは書類でも書いているかの様に平然としている。


 目に見えて血の気が引いている部下二人など眼中に無いかの様に、ヴィタリーが口を開いた。


「………理由は?」


 どうやら、ユーリは随分とヴィタリーには気に入られているらしい。まぁユーリに限らず、部下のレイヴンに対しては皆平等にこの態度で接しているのかも知れないが。


 少なくとも、俺が同じ事を言えばどんな顔をされるかは容易に想像が付く。


 さぞ恐ろしいだろうな。


「以前の作戦で私は作戦の指揮を取り、失敗しました。私には確かに経験がありますが、今回はブロウズに指揮権を渡し自分は補佐に回ろうと思います」


 信頼しているのか、それとも剛胆なのか、ユーリが平然とヴィタリーに言葉を投げる。


 部下二人の顔が目に見えて青くなっている辺り、剛胆なのだろうな。


「………補佐に回らずとも、お前が指揮した方が確実だと思うが。お前が補佐に回れば情報は補えるかも知れないが、ブロウズに指揮させるのは避けたい。こいつは殺しこそ得意だが………任務では何をするか分からん、そんな奴にお前達の命を任せるのは不安が残る」


 当たり前の様に酷評してくるヴィタリーに、嘲笑が漏れる。


 目の前に居るにも関わらず、ここまで切り捨てられるのは一週回って清々しいものまで感じられた。


 そんな冷たい空気などまるで知らないかの様にユーリが言葉を続ける。


「彼は過去の経験を考えても、帝国軍で私と同じか、それ以上に暗殺任務に従事した経験がある筈です。勿論彼がどの様に評価されているかは知っています、ですが私は教官が以前示してくれた様に“実績”と“事実”で彼を見定めようと思っています」


 黒羽の団の幹部の一人、そしてレイヴン達を鍛練する上でほぼ頂点に近いヴィタリーに対して、随分と強気に出るものだ。


 言うまでもなく自分は肩を竦める程度だが、部下の二人は最早卒倒するのではないかと言う程に血の気が引いている。


 正直に言うと、中々面白い光景だった。


「………確かに実績と事実で人を見る様に言ったのは俺だ。勿論、知らない訳は無いと思うが実績と事実で言うなら、ブロウズが過去に浄化戦争で帝国の為に“英雄”と呼ばれる程の人数を殺したのも事実だぞ。それにはお前達の様なレイヴンだって居た」


 ユーリの随分と強気な発言に対しても、ヴィタリーは至極穏やかに返す。


 叱りつけるのではなく、諭す父親の様な言い方。


 余程、ヴィタリーにユーリは信頼されているらしい。


「彼がこの団で遂行した任務は、レイヴン数人がかりでも難しい任務ばかりです。あれほどの任務をこなせる人材に加え、“所属は違えど”元から十分に経験も積んでいます。実績と事実から見ても、指揮権を任せるに相応しい人物かと」


 そんなヴィタリーに対しても尚、涼しい顔のまま平然と言い返すユーリ。


 ユーリの言葉を最後に、痛い程の静寂が訪れる。


 まさか、この団でここまで俺の側に立って強気な意見を言ってくれる人が居るとは。


 今や団内でも疫病の様に避けられている身としては、このユーリの言葉だけでも金貨を支払う程に有難い待遇だと言わざるを得なかった。


「ここまで言われては認めるしか無いんじゃないか?」


 あからさまでは無いにしろ、上機嫌な節を隠しきれないクロヴィスが呟く。どうやら、普段の調子から考えてもここまでヴィタリーが作戦云々で反論されるのは、さぞ珍しい事なのだろう。


 勿論、直ぐ様ヴィタリーが何か言い返そうとしたが、何とか思い止まったらしく眼を閉じて息を吐いた。


「………良いだろう、そこまでお前が推すならお前の判断通り、ブロウズに指揮を任せる事にしよう」


 青ざめていた部下の二人が、途端に血色を取り戻し眼を剥く。ユーリが反論した事も衝撃だったが、俺が本当に指揮権を握るのは同じぐらい信じられない事らしい。


 まさか、俺がこの団において指揮する立場に着くなんてな。


 それこそレイヴン達からすれば、猟用鳥が人に鎖を付けて引っ張る様な出来事だろう。


 少し、頭を掻いた。


「一応聞くが、俺が断るとは思わなかったのか?」


 何処と無く満足げに見える隣のユーリに、不意にそんな言葉を投げて見る。


 そんな言葉に、ユーリが意外そうに振り向く。どうやら俺が断るとは、思っていなかったらしい。


「気に入らないなら勿論断る事は出来るし、強制はしない。だが個人的には経験と実績から考えても、是非とも引き受けて欲しいと思っている」


 穏やかに言葉を返しながらも、7フィートの体躯のまま少年の様な眼でそんな言葉を返してきた。


 僅かばかり、口角が上がる。


 指揮権を得た所で、現場の仕事内容が大きく変わる訳では無い。結局の所、黒魔術を使って自律駆動兵とやらの相手をする事には変わりは無いだろう。


 現地で判断する進行ルート等の最終決定権等が俺にあるだけで、鉄の巨人を相手にする危険が何一つ減った訳でも無い。


 しかし、同じ仕事をするのにここまで印象が変わるなんてな。


 パトリックとスヴャトラフが怪訝な眼で俺を見つめているのが、見るまでもなく伝わってくる。幹部三人からも、視線が集まっているのも同様に分かった。


 幾つもの目玉が、“どうする?”と聞いている。俺の答えを待っている。


 息を吸い、吐いた。






「分かった、引き受けよう」

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