第3話

廃墟になっているエリア12はかつての負の遺産が残されていた。

また開発に失敗した兵器を処分する場所でもある。


戦闘型機械Gと呼ばれる量産型機体が数多く存在しており、遠距離型銃器E-06機のロックを解除した姿で放った鋼鉄の球すら弾く頑丈さに加え熱線により全てを溶かす遠距離型Gが搭載されていて敵を感知次第放ってくる。

また人型戦闘機E-000番が闊歩しており見つかり次第襲ってくる。


そこに立ち入るには探知接続コードを介入し

誤魔化すしかない。

勿論見つかればみんな仲良く死ぬだろう

俺はそうならない為手に埋め込んKEKコード会社製品のEコード接続機を使いまず人型戦闘機E-000番を移動型車機E-056を接続コードを伝い人型戦闘機E-000番に介入した。


欠陥品なだけあってコードは複雑になっており俺の解析能力じゃ誤魔化す事は出来なかったため俺は大男に申し訳ない顔を作り、言葉を作り上げた。


「最高のお知らせがある、Eコードは専門外だ」

「最高のお知らせだな、死ね」


大男は渾身の力を込めた殺意を言葉を放ち、移動型車機E-056のアクセルを踏み、出力を全開に上げた。


介入しよ誤魔化そうとした結果、逆にコード介入によって人型戦闘機E-000番に場所がバレてしまった。


「誰だよ、こんな所拠点にしようって言ったやつ」

「お前だよ、お前、なにしれっと逃げようとしてんだ」

「くそアイツが遊び歩いているからだ。ふざけるな」

「責任転嫁するんじゃねぇ、安心しろ連絡はしてある」

「それ、今日一番の最悪のお知らせだな」


俺たちはカッカと笑い、俺は特定されたEコードの接続発生源をできる限り固定をし、大男にその固定した場所から出来る限り逃げてもらっていた。


「クソ、移動型車機E-056が壊された」

「なんでだよ」

「知らん、降りるぞ」


大男はすぐさま移動型車機E-056の扉を蹴り上げて飛び降りた。自殺行為と変わらない大男の行動に俺は仕方なく逃避行中に眠らせた最愛の妹を脇に抱えて、扉を蹴り上げて飛び降りた。

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俺は飛び降りた衝撃を膝に直で受け止めたため少しだけ痛めた。

衝撃を殺す為回転して立ち上がった大男に近づき俺は大男が持っている携帯式コード入力F-04フォードを奪い取り、俺の体に埋め込まれているコードF-96型の術式を発動させるためF-1コードをフォードに入力した。


「もう少しだけ眠っといてくれ」


[コード入力F-1を確認。発動権限の譲渡を許可します]


携帯式コード入力F-04はコード接続の負荷に耐えきれず破裂した。

俺はコードF-96型を発動し、術式により発電が起こり地面に電気を迸せりながら、隣に居た大男の頭を掴み握り潰した。


「ちぃ、やっぱり存在しねぇな」


大男は頭を潰された勢いでバランスを崩して倒れた。

だが直ちに頭を再生し、元の姿に戻り立ち上がった。


「見事だ。初期プロット実験の成功例なだけある」


「そんな昔の事なんか覚えてねぇよ」


俺は一度大男を蹴り飛ばして、術式を発動させたコインを取り出し、上へと投げた。


[Fコード権限により、コードF-094発動を許可します]


コインは術式にそり、遠距離型銃機F-045に作り替えられた。俺は落ちてきた遠距離型銃機F-045手に取り術式を回転させ撃ち放った。

擬似コードにより作られた弾丸はFコード権限を使用し本来のコードと遜色のない威力を発揮した。


「あぁ、大赤字だ」

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「その首を貰おう」


大男だった何かは俺に接近して、接近型刀機E-005を展開させ一閃を放ってきた。


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