第5話 二人の命
《和田家》
おじいさん「では、今から、修行をしてもらう。」
海人・雫「はい。」
おじいさん「今回の修行は、これじゃ!」
海人「あっ。」
雫「ん、どうしたの?」
海人「ううん、何でもない、でも、この修行どっかでやった事があるから。」
雫「へぇ、海人は何か出来そう男って感じ。」
海人「そうかな?僕は、おじいさんと出会ってもう一度、人間に生まれ変わって、修行をしていたからね。」
雫「そうなんだ、でも良かったね。」
海人「うん。」
おじいさん「では、海人、手本を雫に見せてやれ。」
海人「はっ、はい。」
僕は前に出ると息を整えた。
海人「ハァ―――――――ッ!」
そして剣が石に刺さっていた。
雫「海人、成長したね。」
海人「まぁね、雫も一緒にやったらどう?楽しいよ。」
雫「ううん、私は良いよ。」
海人「雫、逃げたら駄目だ!」
雫「えっ?でも、きっと私には無理だと思う。」
海人「そんな事無い、僕は雫が出来るようにサポートをしてあげるから。」
雫「うん、私、頑張ってみるよ。」
海人「うん、じゃあ行くよ、せーの!」
そしてその時だった。
雫「うっ、何か怖い。」
海人「大丈夫、僕も最初は無理だったけど、練習をすればきっと上手くなるよ。」
雫「うん、そうだね、私はもう一度やりたい。」
海人「よし、頑張ろう。」
そして雫は立ち上がった。
おじいさん「ん、何だ雫、もう諦めるのか?」
雫「私は負けない、何度でも立ち上がる。」
おじいさん「では、雫、やってみなさい。」
雫「うん。」
そしてその時だった。
雫「やったあ・・・。」
海人「すげぇ、雫、剣が石に刺さっているよ。」
雫「やったあ、私は出来る。」
海人「うん。」
おじいさん「合格だ。」
海人・雫「はい。」
そして二人は厳しい修行を乗り越えついに合格をした。
それから二人の冒険がまた始まろうとしている。
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