第15話 予選

 翌週。体育の時間になり、いよいよ龍虎祭の予選が始まった。

「オラァッ!」

「ぐあぁッ!」

「それまで!」

 大きく吹き飛ばされた生徒を見て先生が叫んだ。痛々しい光景を見て、隣にいる大刀石花が顔を顰めた。

 私達の目の前では各チーム達が全力でぶつかり合っている。戦っている人だけでなく見てる生徒まで、誰も彼もが優勝しようと目の色を変えている。

「すぅー………すぅー………」

 前言撤回。梢殺は気持ちよさそうに眠っている。この気迫の中で寝られるのはある種の才能だ。

「5分後に次の試合だ。出る生徒は準備しろ」

「よっし!いよいよだな」

 次は私達の試合だ。私は大きく深呼吸をすると立ち上がった。

「お前ら行くぞ!って梢殺、いつまで寝てるんだよ!」

「ん〜?あれ?私のお昼ご飯のバケツカレーは?腹ペコだったのにー」

「バクみたいに寝てた時の夢でも食ってろ。ほら、次私達の試合だぞ」

「うげー、腕を引っ張るなー」

 付き合いは決して長く無いのに、もはや相変わらずとすら思てしまう光景を見ながら私は準備を進める。

「海金砂、大丈夫?」

 訓練用のタレンテッドキーを手に取った大刀石花が、ボソッと私に聞いてきた。

「ま、まぁ………」

 私は曖昧に返すと、訓練用のキーを手に取る。四人と並んでフィールドに立った。

 当たり前だが、ここにいる人達は全員私がタレンテッドキーを使えないことを知っている。

 そんな私が試合に出場しているのだから、みんな揃って眉を顰めている。

「ねぇ、あの人ってキー使えないんだよね?試合出るの?」

「ただの数合わせなんじゃない?」

「うわぁ、真っ先にやられそう。見てらんねぇわ」

 生徒は近くの人達とヒソヒソ話し、私は見学するものだとばかり思っていた先生は怪訝そうな目を向けている。

 私達の対戦相手が向かい合うように立つ。たしかに、歩射の言う通りこの前絡んできた人達だ。男子二人と女子二人だ。

 私達を見てニヤニヤといやらしい笑みを浮かべている。

「おいおい、んだよ試合出んのか、海金砂ぁ?今からでも遅くねぇから引っ込んでろよぉ」

「アタシら手加減出来ないからさぁ。アンタみたいな無能だと殺しちゃうかもよぉ?」

 私は、これまで彼らに散々痛めつけられてきた。その記憶が嫌でも頭の中に蘇ってくる。

 その恐怖が私の緊張を高めていく。息があがり脚が震えてすくんでしまう。

 やっぱり、私なんかじゃ………



 ギュッ



 その途端、手に温もりを感じた。視線を落とすと私の手が隣にいる人の手に包まれている。

 視線を上げて包まれた手の正体を追っていく。いや、そんな必要は無かった。彼女の手なら、触れただけですぐに分かる。

「大刀石花………」

 私の手を握った大刀石花は柔らかい笑みを浮かべた。

「大丈夫」

 言葉は短かったけど、それだけで充分すぎた。私の身体に入った無駄な力が抜けていく。

 そうだ、今の私の隣には大刀石花がいる。

 私は深呼吸をしてタレンテッドキーを握りしめた。

「それでは第五チーム灰酒あくざけ ふら葦雀よしきり 木瓜ぼけ繁吹しぶき 疾風はやて 御稜威みいつ 檸檬れもん。第六チーム、歩射かちゆみ 九十九つくも梢殺うらごけ 貂熊くずり大刀石花たちせ 三狐神さぐし海金砂かにくさ えやみ。準備はいいな?キーを起動しろ」

 先生の号令で、私達八人は一斉にキーを起動させた。みんなにそれぞれの武器が現れる。

 しかし私の手には相変わらず薄っすらとした光が漂っているだけだ。それを見て対戦相手達は勝ち誇った表情になる。

「第三試合、始め!」

「いくぜオラァッ!」

 試合が始まると同時に、敵側の一人が動いた。たしか私を突き飛ばした男子、繁吹さんだったか。

 彼の手元に竜巻が生まれ、それはたちまち大きくなっていく。それを私達に向かって野球ボールのように投げ飛ばした。

「よっしゃ!」

 さらに相手チームの女子、灰酒さんの手から炎が生まれて、それは竜巻に吸い込まれた。炎の渦が私達に襲いかかる。

 その一瞬の出来事で私達は動けていない。あの火炎に当たれば間違いなくフィールド外に吹き飛ばされるだろう。

 そして突進していた炎の渦が私達にぶつかり、炎が私達を包み込んだ。風圧が音となって弾ける。

「ハッ!この無能共が!」

 灰酒さんは得意気に鼻を鳴らして笑った。周りで試合を見ていた生徒達も分かりきっていた結果に呆れている。

「あーぁ、アンタ最初からやり過ぎじゃない?」

「そうよ、アタシだって痛めつけたかったのにぃ」

「ワリぃワリぃ、手加減したつもりだったんだけどな。無能共にはキツかったみたいだぜ!」

 灰酒さん達のチームメンバーが下品な笑みを浮かべて笑っている。



「ホントホント。この夏に入ろうって時期に熱攻撃はキツいんだから勘弁してよ」



 みんながガヤガヤと喋っている中で、その声は鮮明にみんなの耳に届いた。

「ッ⁉︎」

 その声が聞こえた瞬間、時が止まったのかと思うほどの静寂が体育館を包んだ。全員の視線が私達を包み込む炎に向けられた。

 そして全員が見た。燃え続ける紅蓮の炎の奥に煌く光を。

「ぐあぁッ⁉︎」

 一瞬だった。

 僅かに輝いたと思った瞬間、その輝きの一部が伸びて鞭のようにしなったのだ。

 その光はちょうど真向かいにいた対戦チームへと走り、繁吹さんを一発で軽々と打ちのめす。彼はフィールド外どころか、換気のために開けていた窓の外に吹き飛ばされた。

「………」

 この場にいる全員がもはや声を出すこともできなくなり、ただ呆然と吹き飛ばされた彼と光を交互に見る。

 最初は小さかった光はどんどんと輝きを増した。まるで炎を包み込むように。

 大きな渦を巻いていた炎は瞬く間に小さくなり、光へと飲み込まれていった。

「な、何だあれ………」

 先生ですらも呆然としている中で、炎が収まりその中の光景が鮮明になっていく。

 私の手によって操られた光のエネルギーが、ドーム状に私達を包み込み守っている光景が。




 先週の金曜日の放課後。

「優勝に必要なピースって何?」

 いきなり歩射に連れられて人目につかない裏路地へと連れて行かれた私は、彼女から聞かされた話に首を傾げた。

「そのまんまだ。私達が勝つために必要なものを揃えるんだよ」

「今から?予選来週の月曜日なのに?」

 得意気に胸を張る歩射に大刀石花が顔を引き攣らせる。

 何をする気かは知らないけど、そういうのってチーム結成してすぐにやる事なんじゃないの?

「いやいや、ちゃんと理由があるんだって」

「そうなの?でもあんまり遅く帰るとお母さんに色々言われるんだけど」

「あぁ、それならさっさと始めるか。なぁに、やる事はそんなに時間はかからないから」

「えっと………何するつもり?」

 何となく不安になり尋ねると、歩射はニヤッと笑って私を見る。



「海金砂の能力を発現させるんだよ。今ここでな」



「「はぁ?」」

 突拍子もないことを言い出した歩射に、思わず変な声が出てしまった。

 私の能力を、発現させる………?そんな事、できるの?

「あのさ、歩射。これまで練習してきてそれが難しいの分かったでしょ?まだやるの?」

「おぅ、これまでとはちょっと違うやり方でな」

 大刀石花か尋ねると歩射は頷いてスクールバッグに手を突っ込んだ。そして自分のタレンテッドキーを取り出した。隣にいる梢殺もキーを取り出す。

 あまり平和的に見えない様子に、反射的に私達は身構える。

「ちょ、歩射?一応言っとくけど、余裕が無いからってあんまり手荒なマネはしないでよ?」

 キーを使った猛特訓でも想像したのか、大刀石花が手を出して止めようとする。

 しかし歩射は呆れたように肩をすくめた。

「お前なぁ、キーを使ったら何でもかんでも物騒な事になるって思うなよ?物ってのは使いようなんだよ」

 そう言って歩射と梢殺はキーを起動させた。二人の手に武器が出現する。

「というか、それなら体育館でやればいいんじゃない?何でわざわざこんな場所で、しかも実戦用のキー使うの?」

「訓練用のだと能力を百パー使えるわけじゃないからだよ。詳しいことは後で話すから、さっさとやるぞ。海金砂、お前もキーを起動しな」

「え?あ、うん」

 言われるがままに私はキーを取り出して起動させた。光が手元に集まっていく。

「武器を生成してみて。出来る?」

 まぁ結果は分かっているがとりあえずやってみる。予想通り武器は生成されない。

「無理だよ。私には………」

「そっか、まぁいいや。もう戻して」

 私は光をキーに戻した。それをスクールバッグにしまおうとすると、それより前に歩射が手を伸ばして私からキーを取り上げる。

「えっ⁉︎ちょ、何するの?」

 キーを取られて取り返そうと手を伸ばすと、歩射は私の腕をギュッと掴んだ。

「か、歩射?」

 いきなり腕を掴まれて振り払おうとするが、本気で掴んでいるのか歩射は手を離さない。

 そのまま掴んだ腕を捻るように私の後ろに回り、私は肩を掴まれて取り押さえられてしまった。下に押されて膝立ちになる。

「これでいいな。梢殺、やっていいぞ」

「は〜い」

 歩射に言われてのんびりと返事をすると、梢殺は手に持っている大鎌を肩に担いでから構える。

「え?あ、あの、歩射?い、一体何する気、なの?」

 一抹どころか千抹の不安が頭をよぎる中、私は恐る恐る聞いた。私の質問に歩射はあっけらかんと答える。



「見て分かんだろ?お前を斬るんだよ」



 嫌な意味で予想通りの答えが返ってきて、私の背筋が震えた。咄嗟に逃げようとするが歩射にガッチリ押さえ込まれて動けない。

 だからといってこのままというわけにはいかない。私は無我夢中になって歩射を跳ね除けようとした。

「は、離して!」

「お、おい!暴れるなっての!大丈夫だから、すぐ終わるって。私を信じろ」

 人を無理矢理押さえつけて斬らせようとしてる人の何を信じろというのだろうか。

 これはアレか。前から提案されていた前の状況を再現させて能力を発現させようって作戦か?危険な目に遭わせれば能力が発現すると。

 でも今の私の手元にはキーが無い。能力が発現するとかしないとか以前に、発現しても意味がない。

 しかも梢殺が振るおうとしているのは訓練用のものではなく、人を殺すこともできる実戦用のキーだ。あんなものを振るわれたら私の首が宙を舞うのは確実だろう。

「ちょ、コイツ結構力あるな。おい、大刀石花!押さえるの手伝って!」

「大刀石花助けて!」

 私と歩射二人に求められて大刀石花が困惑している。まぁ当たり前といえば当たり前だ。

「え、えっと、とりあえず歩射は海金砂を離しなって。何がしたいの?」

「言ってんだろ、能力を発現させんの。時間が無いんだ、手貸してくれ」

「………分かった」

「大刀石花⁉︎」

 歩射の方に着いた大刀石花は後ろに回って私を押さえる。同年代の女子二人に押さえられたら、もうどうすることもできない。

 大刀石花なら止めてくれると思ったのに、これではどうしようもない。

「よし、梢殺斬ってくれ」

「りょーかーい」

 とても今から人を斬るとは思えないほど間の抜けた声で梢殺は鎌を振り上げた。大きな刃が淡く光り始める。

 あ………もうダメだ………

「よっこいしょっと!」



 私に向けて一直線に大鎌が振り下ろされた。私は目を瞑って顔を背ける。



 眩い光が通り過ぎると同時に私の中に何かが割り込んでくるような、気持ち悪い感触に襲われた。

 その感触が通り過ぎると、後は何も感じなかった。痛みどころか何かが触れた感触すらも感じない。

「………え?」

「ほい、これにて終わりっと」

 私がゆっくり目を開けると歩射は私を離した。自分の身体を見下ろすが何も変わっていない。

「え、あ、あの………一体、何したの?」

「口で言うよりも見た方が早いだろ。ほら、起動させてみ」

 歩射は私から取り上げたタレンテッドキーを返してくれた。訳がわからないが、とりあえずキーを起動させ手元に光が宿る。

「何でもいいから武器を生成してみな」

「は?いや、だから私は無理だって………」

「いいからいいから、騙されたと思ってさ」

 さっき出来ないのを見たばかりだというのに、何故また使えと言うのだろうか。

 色々言いたいことはあったが、今の一連の流れでどっと疲れて言う気力も湧かない。けど、不思議と気分は軽かった。

 とりあえず盾でもイメージして…………

「…………は?」

「えっ⁉︎」

 私は自分の手元を見て思わず声が出た。それに釣られるように大刀石花の口からも声が漏れる。

 それもそうだろう。



 私の手元に宿った光が、私のイメージ通りの盾へと変形しているからだ。



「な、何で………」

 ついさっきまでいくらやろうとしても出来なかったことが、あっさりと出来てしまった。私は開いた口が塞がらない。

 試しに今度は剣に変形するようにイメージした。するとエネルギーはぐにゃんとねじ曲がり剣に変形する。

「よっしゃ!やっぱ私の思った通りだったな」

 歩射は結果が分かっていたように拳を握った。

「一体………私に、何したの?」

「別に。海金砂が能力使うのに邪魔なものを消しただけだよ」

 歩射は武器をキーに戻してスクールバッグにしまった。

「邪魔なもの?」

「劣等感だよ。『どうせ自分はキーが使えない』って考えが海金砂の能力の発現を邪魔してたんだ」

 劣等感………たしかに思い当たる節はある。

「でも、私は実際これまで使えなくて………」

「たぶんだけど、前までは体質的な問題があったと思うよ。でも一度大刀石花の前でキーを使った後それは無くなった。それなのにキーが使えない理由は、自分に自信が無かったからだったんだよ」

 自分に自信がないからって………そんな少年漫画みたいなこと言われてもなぁ………ちょっと非科学的な気がするんだけど。

「それ、関係あるの?」

「まぁ私も詳しくは分かんないけどさ、能力にもよるけどタレンテッドキーを使うにはある程度『イメージ力』が必要になる。それは分かんだろ?」

「あぁ、たしかに………」

 大刀石花だったら行き先のイメージ、歩射だったら読み取る感覚のイメージ、梢殺だったら対象となる物の認識具合のイメージ。

 度合いはあるとはいえ、タレンテッドキーの使用にはイメージ力が必要だろう。

「だろ?でも海金砂の場合は、『どうせ自分には使えない』って劣等感が、そのイメージ力を邪魔してたんだよ」

「それじゃあ、海金砂が一度私の前でキーを使えたのって………」

「殺されかけてたから、劣等感とかそんな事考えてる場合じゃなかったんじゃない?それと一緒に体質的な問題も解消した、のかな?」

 歩射もよく分かってるわけではないようだが、何となく納得は出来た。

「いくら表面では使おうとしても、深層心理でそれを邪魔してたら使えるわけないからな。だから、その劣等感を消した」

「そんな事できるの?」

 大刀石花が呆然として尋ねた。

 サラッと言っているが、人の心に働きかけたということだ。そんな簡単な話ではないだろう。

 大刀石花の問いに答えたのは梢殺だった。

「私と歩射の合わせ技だよ。歩射は人の感覚が読み取れるけど、それは相手の自分に対するものにも有効なんだぁ。だから海金砂がキーを使う時、いつも能力を発動させてたんだよ。そしたら海金砂が自分の心に歯止めかけてんのが分かってね。話聞く限りそれが劣等感からだって分かったから、私がその劣等感の存在感・・・・・・・を消したの」

 そんな事してたんだ。というか梢殺って感情の存在感を消す事も出来るんだ。

「アンタ、いつからこのやり方思いついてたの?」

「チーム組んで初めて海金砂がキーを使うの見た時に、何となく思いついた」

「じゃあ何でもっと早くやらなかったの?」

 たしかに。もっと早くやれば四人で練習出来たし、何より私のせいでみんなが馬鹿にされる事もなかったのに。

「だって海金砂嘘得意そうじゃなかったんだもん。能力発現しても周りに隠せないだろ?」

「いや、別に隠す必要無いと思うんだけど」

 すると歩射はため息をついた。

「ハァッ………お前ら、分かってないねぇ。龍虎祭は試合でもあるけど、周りに見せるためのエンタメでもあるんだぜ?」

 肩をすくめた歩射は歯を見せて笑った。



「エンタメってのはオーディエンスの度肝抜いてナンボだろ?私ら見下したクソッタレなヤツらも含めてな」



「………あ、あぁ」

 もうツッコミが追いつかないのか、大刀石花の口から漏れるのは微妙な声のみだ。

 要はこれまで見下してきた人達を見返してやろうって事?そのために

「いや、私そういう事するつもりないんだけど」

「別に見下そうって意味じゃないっての。それにこっちの隠し玉って意味でも海金砂の能力を隠しといて損は無いだろ?」

 まぁそれはその通りだ。とはいえ目立つようなことはあんまりしたくないんだけどなぁ。

 とはいえ、これで私もキーが使えるようになった。ずっと待ち望んでいた力だ。

 これなら………私も大刀石花と並んで戦える。

「海金砂、よかったね」

 大刀石花が私の肩に手を置いて微笑んだ。その笑顔を堂々と隣で見れることに心が沸き立つ。

「うん。歩射、梢殺、ありがとう」

「全然いいよ〜」

「チームメンバーなんだ、これくらい当たり前だっての」

 こうして私の能力が発現して、私達のチームは四人で出場する事が出来るようになった。ある意味ここからが私達のスタートだ。

「さてと、これで優勝に必要なピースは揃った。後は練習あるのみだな。作戦はいくつか考えてあるし、端から試してくか。お前ら!今日は帰れると思うなよ!」

 何となく強まった結束力を受けて、気合いの入った歩射が力強く拳を掲げて声をあげた。



「えぇ?私そろそろ帰りたいんだけど」

「私も」

「ふわぁ〜、疲れたから寝たいなぁ」

「よし!ならぶっつけ本番だ!」

 相変わらずやる気がない私達の提案を受けて、歩射がヤケになって当日の方針を決めた。

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