あとがき


 いつもありがとうございます、あるいははじめまして。永瀬鞠と申します。

 お互いを希里と呼び合うふたりだったので、会話部分はどっちの希里がしゃべっているのかとてもわかりづらかったと思いますがそんな拙作を最後まで読んでくださりありがとうございました。

 このお話は5分間で恋というテーマに向けて書きました。小説を書き始める以前のわたしには信じられないことに、これまでに書いた小説のなかには恋愛ものが何作かあるのですが、5分間で恋に落ちる男女のピンとくるシチュエーションが思いつかなくて、そんなときにふと女の子同士の恋を思いつきました。

 この話を書きながら、初めて恋ってなんだろうと考えをめぐらせました。わたしはいままでに異性にしか恋をしたことがないので、男女の恋愛は感覚で書けても、同性の恋愛を友情と恋情のちがいを感じ取ってもらえるように書くにはどうしたらいいんだろうかと、執筆中に立ち止まりました。

 結局、女と男でも、女と女でも、恋する瞬間は変わらないのかなと思いました。なので女と男を女と女に置き換えて描きました。違っていたらこっそり教えてください。

 そんな中でも女と女であることを常に意識して書きました。うまく書けているかわかりませんが、初めての女の子同士の恋、とても楽しんで書きました。

 あらためて、ここまでお付き合いくださりありがとうございました! またお会いできると嬉しいです。


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ピース  永瀬鞠 @nm196

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