第3話 三日坊主

これだけにはなりたくないと常に思いながら

結局は三日坊主になるのがオチだ。


せめてこの日記のような何かだけは続けていきたいものだ。

僕には今これしかないのだから。


といっても、すでに書く材料が尽きてしまった。

いや、おそらくあるのだろうが如何せん家から動かないものだから

特に話題があるわけでもなく。


耳鳴りはいつも通りうるさい、変わらずだ。

鬱はまぁ、その時の調子によるが、今は悪くない。

というか、調子のいい時に執筆しているから当然なのだが。


そういえば最近友人にTRPGなるものを勧められた。

所謂完全テキストセッションなるものならできるのではないかと。

勧められるまま俗にいうタイマンで遊ばせてもらったのだが、これが意外と面白い。


なにより自分の子を認めてもらえたようでうれしかった。

機会があればまた遊びたいと思う。

とはいえ友人同士でしか今は遊べないだろう。


少しだけ楽しみが増えてよかったと思う。

何か新しいことができてよかった。


僕にはこれしかないといったけれど、可能性を狭めるのは得策じゃない。

何がとっかかりになるかわからない。

僕にできる範囲で確実に前を向いて歩けたことが大事なのだと思う。


後ろを振り向くと恥ずかしいが積もった山が並んでいるだろう。

できれば振り向きたくない。

時には振り向かざるを得ない時があっても

悔いず前を向けることを大切にしていきたいと思う。

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