第39話

というわけでみさきちゃんもその辺にある机をパズルお嬢様と黒川さんの机の間あたりにくっつけて3人でぐだりぐだりし始めたぞ!!

「おーっほっほっほ!!これは近頃毎朝通学途中で解いている本ですの!!でももう解き終わってしまいそうですわ〜〜!!」

とパズル本を見せるパズルお嬢様!!

「紙で美術館を解くとそういう感じになるのね」

「そうですわね・・・暖気をこのように・・・」

「やっぱりストーブじゃない!!」

さっきの流れで再び笑っていたが、その時いなかったみさきちゃんが???となっていたのであった!!

「最後の問題はやっぱり最後の問題って感じがしますわね〜〜」

「ところでそれはなんて本なの?」

「ええと、これは・・・。」

表紙を見て黒川さんに書名を伝えるパズルお嬢様!!

「ありがとう、私も最近あのアプリで解いているから本でも解いてみようかと想って」

「あ、でも・・・。今はもう売ってないかもしれませんわね・・・。あら、電子版がありますのね」

パズルお嬢様スマートフォンでスパスパと検索してみたパズルお嬢様!!

「今はそういうのもあるのね、知らなかったわ」

「!!このストアには今は絶版になっているあの本が・・・読みたいですわ〜〜!!・・・ああ〜〜でも今はちょっと執事に頼みづらいですわ〜〜!!」

「し、し、執事、本当にいるの・・・?」

「私が遊びに行った時には実際に見たわね」

「す、すごい・・・。」

「おーっほっほっほ!!・・・わたくしが物心ついた頃からいるのであまり疑問に思っていなかったですわね・・・。黒川さんのお家にはいますの?」

「いないわよ!!」

「し、執事がいるとど、どうなるの?」

「そうですわね・・・。したい事や欲しいもののを言ってみると上手く手配して下さるわね・・・あとは予定の管理とか・・・朝起こしに来てくれたりとか・・・」

「わあ・・・!げ、現代にもそんなことが」

「おーっほっほっほ!!お家の管理や整備もして下さっていますのよ!!ああ、でも最近はよく怒られると言うか窘められるというかですわ〜〜!!はああ〜〜」

「パズルお嬢様にも色々あるのね・・・。」

「ですわ〜〜」

もはやパズルお嬢様呼びにも慣れてきたパズルお嬢様!!適応力が高くて可愛い!!

「ああ〜〜でもこうして話すのは楽しいですわギ・・・!!あ・・・学校でしたわね・・・。しかも見間違えただけでハタンしていなかったですし・・・」

「私もこの学校に入ってからはあまりこういうことが無かったから・・・楽しいわね」

「小学校の時はどうでしたの?」

「え、ええと・・・。」




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