第14話
今日は悪のお嬢様・ザ・ストーリーです・・・
ここは例の豪華なマンションの悪のお嬢様の部屋!机に頬杖をついてイライラした顔で考え事をしている悪のお嬢様!というのも、話は数日前に遡る・・・。
悪のお嬢様の父親は専業主夫で日がな洗濯や料理、買い物などをしているぞ!!おかげで家にはほぼほぼいるのであったが、悪のお嬢様も中学生になりとうとう反抗期なのかあまり父親とは話したがらなくなってしまったのであった!!悲しいね!!
そういう訳でちょっと関係がギクシャクしていたのだが、ある日夕食を終えて悪のお嬢様が自室へそそくさと行こうとしたその時!父親に呼び止められた悪のお嬢様・・・。
「・・・何?」
「あ!あ~いや。最近その、ずーっと怒っているみたいで。もしかして何か嫌な事があったのかな~って」
「・・・!!・・・。・・・・!!!・・・・。嫌なことなんてないよ!!」
絶対何かあったじゃんと行きたくなるがそこは流石のお父さん!あ、忘れていたけどケーキ買ってあったんだよ~食べようなんて用意してあったケーキそして淹れる準備をしてあったコーヒーをささっと出して一緒に食べながらなんとなく点いているテレビの音を見たり見なかったりしている内にぽつりぽつりと学校で孤立していることやパズルお嬢様のことなどを話し始めた悪のお嬢様!!そうか、環境が変わったものね、とか辛かったねとか妙に励まされて悪のお嬢様も泣
(ちょっとやめなさいよ!!!)
・・・まあそんなこんなで全て話してしまい、失礼なことを言ってしまった人には謝った方が良いかもしれないね、というような話までしてとりあえずすっきりした悪のお嬢様!いやあとってもチョロ
(ちょっとー!!!!)
・・・明日からはもっと自分を変えていこう、パズルお嬢様を傷つけるようなことを言ってしまったのを謝ろう、と思いながら日課のパズルを解いて眠るのであったが・・・。
「・・・今日はこのパズルで勝負よー!」
パズルお嬢様の勝ち!
「く、く、く、くそーーー!!覚えてなさいよーーー!!」
結局言う踏ん切りがつかなくて悩んで悩んでパズルお嬢様のところに行くところまではできるのだが謝るのではなく勝負を挑んでしまい負けるお昼休みを数日間繰り返して今に至るのであった!!
「・・・!」イライライライラ
苛立って仕方がなく、気を紛らわせようと悪のお嬢様スマートフォンの最近開いたページ一覧から例のパズルのサイトを開いてパズルを解き始めた!
(・・・くっ、ミスった・・・!くそーーーーー!!)
終
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます