第26話 事実
起こったことは事実として疑いようはない。
その解釈は異なる。
是という人もあれば、非と言う人もある。
でも、起こったことは否定できない。
なかったことにはできないし、してはいけない。
起こった事実を伝えることは大切だと思う。
何が原因で、今後どのような影響を与えるかは別の話だ。
先を慮って、なかったことにしてはいけない。
今の時代には、淡々と事実を伝えるメディアというものも必要なのではないか。
インターネットがあるのだから、解釈は多くに人々に任せればいい。
喧々諤々、ネット上でやりあうこともいい。
でも、少なくとも事実の報道は必要だ。
なかったことを論じるのは陰謀論だが、あったことを論じるのは議論である。
事実を拾い上げていくところから、個人の責任でやらねばならない現実は不幸なことだと思う。
懐省碌 茶和咲 惇 @37367
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