第6話 つづくんだったらつづくんだっ
>そしてそういう前提のもとで、周囲のサポートを受けさせたのもとても大事なことだと思いますし、素晴らしいと思います。(BYフィンディル)
大変恐縮です。
だいたい、孤独な人の特徴は、行動と共に思考停止に陥って無気力状態にまでなってしまうことなんですね。
ですから、秋田に悩みを言ってみた→ 受け止めてもらえた! という経験がプラスに働いて、無気力から抜け出し、思考を始め、行動に移す→ サポートが必要であると判断し行動に移す、というきっかけになったと言えます。
病気の母親にかまってもらえなかった桜子が(仕事で忙しい母親に無視され続けたわたくしが)誰かのサポートを信じて受けようとする、そこまでが劇的な内面の変化でした。
ですから秋田の(えーきちさんの)存在は、必ず必要でした。
桜子の(わたくしの)心の変化、それ自体がこの物語を成立させる大切なキーとでも言いましょうか……。
ここまで書いたのならば言ってしまいましょう。
ラストの、秋田が元カノにプロポーズしよう、との発言は「秋田に(えーきちさんに)幸せになってほしい」というメッセージなのであって、物語的に蛇足であっても、芸術という観点からすると欠かせないものなので、書きました。
お読みくださる誰かの幸せを祈念するのが、芸術の役目でもあると思いますので。
くぎります。
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