不思議な作品です。全編、作者独自の世界が繰り広げられます。冒頭からオペラの会場の話かと思えば爆発してキャンプファイアーが始まるという、シュールレアリスムで有名なダリの絵を文章したような小説です。かと言っておどろおどろしくなく、明るくてポップな文章で書かれています。不思議で幻想的なものが好きな方は、一度お読みください。