第3話 春くんの心境
私は悠花に春くんの好きな人のタイプについて大きな声で、聞こうとして
喋っていたら、なんと!!教室の入口には春くんが立っていたのです。
悠花「あれ?長瀬くんじゃない?」と入口を指さした方向を見てみると
萌衣「春くんだ!?今の聞かれたかな....?」
悠花「あの、大きな声だったら聞こえててもおかしくないよ。行かないの?」
萌衣「行くに決まってる。」
私たちは駆け足で春くんがいる入口に向かった。
春「あ、先輩」
と、春くんから話しかけてきた。
萌衣「どうしたの?態々二年生の教室まで来て?」
春「話したいことがあって.....」
悠花「話したいこと?」
春「はい。」
萌衣「どっちに?」
春「清水先輩に....」
悠花「わ、私!?」
春「はい、放課後時間ありますか?」
悠花「今日部活ないから、少しならね」
春「わかりました。放課後に屋上に....」
悠花「おけ。」
話し終わったのか春くんは戻って行った。
萌衣「ゆ・は・な」とじっーと見られた。
悠花「私長瀬くんタイプじゃないから、大丈夫だって」
萌衣「いいなぁ〜って思っただけだし」
悠花「それより、昼の時間なく無くなるよ、さっさと食べよ」
萌衣「う、うん。」
悠花「それよりさぁ〜」
と、悠花は私を気遣ってくれているのか、楽しい話をずっとしてくれたのでした。
〜ついに放課後になったのです。
屋上にて.....
悠花「長瀬くん?」
春「先輩。早いですね。」
悠花「長瀬くんの方が早いと思うよ。で、話って? 」
春「あの、一月先輩って、好きな人いるんでしょうか...?」
悠花「萌衣?なんで?」
春「俺....一月先輩の事好きになってしまって....だから、気になってしまって」
悠花「いるんじゃないかな....」
春「俺....どうすればいいんでしょうか....」
最新話 一月萌衣への思い
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