第2話 心境
あれから、1週間が経ち
私と春くんとの距離も縮まった気がしてきた。
悠花「ねぇ、萌衣......最近やけにニヤニヤしてない?」
萌衣「そ、そう?」
悠花「うん。何かあった?」
萌衣「ま、まぁね」
悠花「教えて、何があったの?」
萌衣「そ、それはねぇ、私初恋したかもしれないんだ。」
悠花「え?ぇぇえええ!?萌衣が!?」
萌衣「うん。まぁ私の一目惚れなんだけどね。」
悠花「誰に....?」と間近で覗かれた。
萌衣「そ、それはねぇ〜あの...後輩の春くんだよ...」と少し顔を赤くして
悠花「あの、後輩に!?嘘!?」
萌衣「本当だし〜。けどまだ一目惚れだから。」
悠花「応援してる。私は萌衣の味方なんだから。」
萌衣「ありがとう。悠花〜」
今は学校に登校中、そして、信号待ちだった。
信号が青になるのを待っていたら、隣りに気配がした。
その男性は、私より遥かに背が高くて、耳にはイヤホンをして音楽を聴いていた。
その男性とは、私が一目惚れをした後輩の春くんだった。
悠花「ねぇ、隣の男の子って萌衣の一目惚れした子じゃない?」
萌衣「そ、そういう事こんなところで言わないでよ。恥ずかしいんだから」
悠花「さっさと告ればいいものを」
萌衣「今とても仲良いんだよ。なのに、告白して仲悪くないたくないよ〜」
悠花「早く告白しないと、春くんイケメンだから多分ライバル沢山いると思うよ」
萌衣「本当にやめて、考えたくもないよ。」
悠花「何かあったらなんでも言って。相談ならいくらでものるし、アドバイスくらいなら出来るからさ。」
萌衣「うぅ、悠花頼りになる〜。」
悠花「そんな頼りになるなんて...やめてよね」
いつの間にか信号が青になっていた。私たちは駆け足で渡った。
次の日....春くんのことが好きな人が、告白をしたらしい。
けど、春くんは振ったらしい。私は春くんの好きな人のタイプについて少し思考してみた。
萌衣「悠花〜春くんの好きな人のタイプってさ〜」
と、話しかけたところ....私達の教室には、春くんが入口に立っていた。
萌衣「まず....」
最新話...「春くんの心境」
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